迷宮入りする少女失踪事件。
カリスマ警部が辿り着く、想像を絶する結末とは―。
イタリアのミステリー作家ドナート・カリシの同名ベストセラー小説をカリシ自身が映画化した映画『霧の中の少女』。
トニ・セルヴィッロとジャン・レノの初共演が実現したミステリー映画『霧の中の少女』が、2020年2月28日(金)より、kinocinema横浜みなとみらい他にて全国順次公開されます。
この度、本作の予告編が解禁されましたのでご紹介します。
映画『霧の中の少女』の予告編
この度、解禁された予告編冒頭には、「娘のアンナは身長160㎝ 赤毛の長い髪です」と悲痛に訴える両親から、霧が立ち込める夜に娘のアンナが忽然と消えたことが明かされ、ヴォーゲル警部の指揮の下に捜査が始まったところから映し出されています。
「何かの間違いだ 私は無実だ」と訴える、容疑者として浮かび上がった教師・マルティーニ。
「甘いぞ。あの警部はマスコミを使って追い込む」と車の中からマルティーニに話しかける男。
「過度の平穏は死を招く」と言う捜査に協力する精神科医のフローレス。
ヴォーゲル警部は閉塞感のある村人たちが「犯人はよそ者と決めつけ、だが心の底では、悪は近くに潜んでいると思っている」と意味深な言葉。
そして、「深い霧のかなたに隠された、驚愕の真実にあなたは辿り着けるか」というナレーションの最後に「真実が正義とは限らない」というテロップが。
事件の真相とは一体何なのか?と興味が引かれ、人間の“心の闇”に切り込んだかのような深遠なるミステリーに期待が膨らみます。
映画『霧の中の少女』の登場人物
・霧が立ち込める夜に消えた少女アンナ
クリスマス前夜の12月23日18時に教会に向かったアンナは、そのまま家には家に戻ることなく失踪しました。
・容疑者として浮かび上がった教師マルティーニ役:アレッシオ・ボーニ
捜査線上に浮かび上がったのは、アンナが通う高校の教師マルティーニ。「悪こそ物語の原動力」と意味深な発言を繰り返すマルティーニに対して、アンナの同級生も疑いの目を向けます。
・真相究明に乗り出すカリスマ警部ヴォーゲル役:トニ・セルヴィッロ
ヴォーゲルは巧妙にメディアを操って藪の中の犯罪者をあぶり出す型破りな捜査官。アンナの両親にテレビ向けの会見を行わせ、ヘリコプターや山岳救助隊を駆り出して大規模な捜索を開始。さらには顔なじみのニュース・レポーターを利用して、この事件をイタリア全土の注目を集めるよう仕向けていきます。
・捜査に協力する精神科医・フローレス役:ジャン・レノ
今回の事件はヴォーゲルを嘲笑うかのように異様な展開を見せ、どんどん深まっていく謎。そこで、警察から捜査協力を要請された引退間近の精神科医フローレスは、ヴォーゲルに事件について助言します。
映画『霧の中の少女』の作品情報
【日本公開】
2020年(イタリア映画)
【原題】
THE GIRL IN THE FOG
【原作・監督】
ドナート・カリシ
【日本語字幕】
岡本太郎
【キャスト】
トニ・セルヴィッロ、アレッシオ・ボーニ、ジャン・レノ
映画『霧の中の少女』のあらすじ
世にも奇妙な事件は、妖しい霧が立ち込めるクリスマス・シーズンの田舎町アヴェショーで起こりました。
地元の純真な少女アンナ・ルーが、教会に行くため自宅を出てまもなく忽然と消えてしまったのです。
捜査の指揮を執るため都会からやってきたヴォーゲル警部は、この目撃情報も物証も一切ない事件を何者かによる誘拐だと断定し、メディアの好奇心をあおってセンセーションを巻き起こす独特の捜査手法を実践していきます。
やがてヴォーゲルは捜査線上に浮かび上がったマルティーニ教授を容疑者と見なして追いつめますが、正体不明の連続誘拐魔“霧の男”に関する情報がもたらされ、ヴォーゲルの“完璧なる捜査”は根底から覆されていくのでした…。
まとめ
ヴォーゲル警部の下に正体不明の連続誘拐魔“霧の男”に関する情報がもたらされ、彼の“完璧なる捜査”は根底から覆されていきます。
霧のかなたに隠された、驚愕の真実とは一体?
映画『霧の中の少女』は、2020年2月28日(金)より、kinocinema横浜みなとみらいほかにて全国順次ロードショーです。