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インド映画『ガンジスに還る』あらすじ。評価が高くヴェネチア国際映画祭でも話題に

  • Writer :
  • かりごめあき

誰にでも訪れる「死」というテーマをユーモアと人情味溢れるタッチで描き、不器用な親子と個性的な人々が織りなす心温まる物語。

インド映画『ガンジスに還る』は10/27(土)より岩波ホールほか全国順次公開です。

ヴェネチア国際映画祭でビエンナーレ・カレッジ・シネマ部門エンリコ・フルキニョーニ賞を受賞し、映画批評家サイト「ロッテン・トマト」で驚異の満足度100%を記録した本作。

映画『ガンジスに還る』の作品情報と、この度解禁された予告編をご紹介します。


© Red Carpet Moving Pictures

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映画『ガンジスに還る』の作品情報


© Red Carpet Moving Pictures

【公開】
2018年(インド映画)

【原題】
Hotel Salvation

【監督・脚本】
シュバシシュ・ブティアニ

【キャスト】
アディル・フセイン、ラリット・ベヘル、ギータンジャリ・クルカルニ、パロミ・ゴーシュ、ナブニンドラ・ベヘル、アニル・ラストーギー

【作品概要】
2016年ヴェネチア国際映画祭ビエンナーレ・カレッジ・シネマ部門エンリコ・フルキニョーニ賞受賞。

2017年ニューヨーク・インド映画祭スペシャルメンション主演男優賞受賞。

主演は、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012)や 『マダム・イン・ニューヨーク』(2012)などで知られるインドの名優アディル・フセイン。

映画『ガンジスに還る』のあらすじ


© Red Carpet Moving Pictures

ある日、自らの死期を悟った父ダヤは、ガンジス河の畔の聖地バラナシへ行くと宣言します。

家族の反対もよそに、決意を曲げない父。

仕方なく、仕事人間の息子ラジーヴが付き添うことになりました。

辿り着いたのは、安らかな死を求める人々が暮らす施設「解脱の家」。

はじめは衝突しあうも、雄大に流れるガンジス河は、次第に父子の関係をほぐしていきます。

旅立つ者の心の動き、それを見守る家族のまなざし。

果たして、ダヤは幸福な人生の終焉を迎えられるのでしょうか…。


© Red Carpet Moving Pictures

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映画『ガンジスに還る』の予告編解禁

予告編では、たくさんの舟が漂う雄大なガンジス河に冒頭から心奪われます。

死期を悟った父が向かった“その時”を待つ人たちの施設「解脱の家」。

そこでは個性豊かな面々が伸び伸びと暮らしている様子がうかがえます。

すぐに馴染んだ父を仕事人間の息子は複雑な心境で見守りますが、次第に、ガンジス河が二人の心をゆっくりと溶かしていきます…。

「小津安二郎の『東京物語』を思わせる傑作!」と映画評の通り『東京物語』を彷彿する、死をテーマにしながらも軽やかでクスッと笑えるコミカルさも描かれています。

そこから国は違えど家族の風景は同じであることが強く感じとれるはずです。

また、古代から栄える聖地“バラナシ”の異国情緒あふれる景色が全編に渡って魅力的です。

そしてラストには久米宏さんからの「生まれる時 意志はないが 死ぬ時には 少しだけその人の意志がある なんとなくそう考えていた この映画を観て やはりそうなのだと思った」と絶賛のコメントが映し出される印象的な予告編が解禁されました。


© Red Carpet Moving Pictures

まとめ


© Red Carpet Moving Pictures

死期を悟った父と、それを見守る家族たちの日々を綴った珠玉の感動作、映画『ガンジスに還る』の予告編が解禁されました。

監督・脚本を務めたのは、インドの小さなヒマラヤの街で育った弱冠27歳の新鋭監督シュバシシュ・ブティアニ。

本作は、ヴェネチア国際映画祭では10分間のスタンディングオベーションが鳴り響き、「人生、死、そして絆についての心温まる宝石のような一品」(GlamSham)、「あなたが今年目にする中で最高の1本!」(Mid-day)と 、世界中から称賛が寄せられているそうです。

映画『ガンジスに還る』は10/27(土)より、岩波ホールほか全国順次公開

ご期待ください。


© Red Carpet Moving Pictures

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