ドイツ映画賞最多ノミネート主要3部門受賞の注目作が2022年6月10日(金)公開決定!
児童文学の巨匠エーリヒ・ケストナーの唯一の大人向け長編小説を原作に、本邦初公開となるドミニク・グラフ監督が、『ある画家の数奇な運命』(2018)のトム・シリングを主演に、1931年のドイツで生きる若者を描き、2021年のベルリン国際映画祭でも絶賛された『Fabian-Going to the Dogs』。
この度この話題作が、『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』の邦題で、6月10日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開されることが決定しました。
あわせて日本版ポスタービジュアルも解禁のはこびとなりました。
CONTENTS
映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』について
本作は、『飛ぶ教室』のエーリヒ・ケストナー唯一の大人向け長編小説長編小説『ファビアン あるモラリストの物語』(みすず書房刊)を、トム・シリングを主演に映画化。
ひたひたとナチスの足音が聞こえてくる1931年のベルリンを舞台に、青年ファビアンの恋と惑いの日々を描いた作品です。
監督は、本作が本邦初公開作となるドミニク・グラフ。
刺激的な映像のコラージュや、往年のベルリンの美しさを際立てる濃密な描写などを縦横無尽に駆使し、原作の世界観を見事に再現しました。
主演は、『コーヒーをめぐる冒険』(2012)でドイツ映画賞主演男優賞はじめ数々の賞を獲得し、その後も大ヒットスリラー『ピエロがお前を嘲笑う』(2014)や『ある画家の数奇な運命』(2019)の主演で注目を浴びたトム・シリング。
ヒロインは、『さよなら、アドルフ』(2012)に主演して注目を集めたドイツの人気女優ザスキア・ローゼンダール。2人は、『ある画家の数奇な運命』(2019)に続き2度目の共演となりました。
映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』ポスタービジュアルについて
解禁されたポスターに映る主人公ファビアン。
ナチスの象徴である“ハーケンクロイツ”、燃やされる本など、ファビアンを取り囲む時代を象徴する写真が並ぶ背景で「僕はどこへ?」のキャッチコピーと戸惑いの表情の姿が印象的です。
右か左か、前か後ろか、一体どこへ行くべきなのか。揺れ動く心と不安がポスターからも見て取れます。
1990年前の小説が、見事に「今、この世界」の映画になったことが感じられるビジュアルです。
映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』の作品情報
【日本公開】
2022年(ドイツ映画)
【原題】
英題:Fabian – Going to the Dogs
【監督】
ドミニク・グラフ
【キャスト】
トム・シリング、ザスキア・ローゼンダール
映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』のあらすじ
舞台は1931年のベルリン。
出口のない不況は人々の心に空虚な隙間をつくり、ひたひたと迫るナチスの足音が聞こえてきます。
作家を志してベルリンにやってきたファビアンは、時代の中でどこへ行くべきか惑い、立ち尽くしていました。
女優を夢見るコルネリアとの恋。ただ一人の「親友」ラブーデの破滅。
やがてコルネリアは女優への階段を登るためファビアンの元を離れ、次第に2人の関係は崩壊していきます…。
まとめ
『飛ぶ教室』のエーリヒ・ケストナー唯一の大人向け長編小説長編小説『ファビアン あるモラリストの物語』(みすず書房刊)を、トム・シリングを主演に映画化された『Fabian-Going to the Dogs』。
2021年のベルリン国際映画祭でも絶賛された本作が、邦題を『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』として、2022年6月10日(金)公開決定となりました。
2019年の『ある画家の数奇な運命』で共演したトム・シリングとザスキア・ローゼンダールが再び共演するのも注目です。
今年度最注目と噂されるドイツ映画『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』の公開が待たれます。
『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』は、6月10日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開!