ロッテン・トマト93%FRESH獲得のアカデミー賞国際長編映画賞スウェーデン代表作品。
第92回アカデミー賞国際長編映画賞部門スウェーデン代表に選出された『ダンサー そして私たちは踊った』。
映画『ダンサー そして私たちは踊った』が2019年11月15日(金)~2月18日(木)にシネマート新宿・シネマート心斎橋で開催される劇場発信型映画祭「のむコレ3」にて上映されます。
併せて本作の予告編、ティザービジュアルが解禁になりました。
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映画『ダンサー そして私たちは踊った』について
シネマート新宿・シネマート心斎橋の劇場発信型映画祭「のむコレ」といえば2018年に大ヒットした『ゴッズ・オウン・カントリー』が記憶に新しいはず。
同作の監督フランシス・リーは本作『ダンサー そして私たちは踊った』について、「私たちを途方もなくエモーショナルな旅に連れ出す作品」と激賞するなど、作品としての完成度はお墨付き。
今年の粒ぞろいのLGBT作品ラインナップの中でも必見の新作です。
本作は2019年カンヌ国際映画祭のプレミア上映を皮切りに、世界各国で高い評価を獲得。
監督は、スウェーデンの新鋭かつジョージアにルーツを持つレヴァン・アキン。
舞台であるジョージアでは11月8日から3日間のプレミア上映の5,000枚のチケットが13分で完売しました。
しかし国内最大の教徒数を持つとされるジョージア正教会は、同性同士の恋愛を描いた本作に対して「ジョージアとキリスト教の価値を貶める」と上映中止を求める声明を発表し、右翼部隊が上映に抗議し映画館に突入しようとするなど、空前の騒動となったんです。
アキン監督は本作を「ジョージアへのラブレターだ」と語っています。
主演のレヴァン・ゲルバヒアニとは
参考:レヴァン・ゲルバヒアニのインスタグラム
主人公・メラブを演じるのはコンテンポラリーダンサーとしてジョージアで活躍するレヴァン・ゲルバヒアニ。
Instagramで監督にスカウトされ、本作がスクリーンデビューとなりました。
野心と情熱を迸らせたダンスシーンと、現実にもがきながらも根底にある純真さ、あどけなさを見せる演技が高く評価されています。
スクリーンデビュー作、21歳にしてオデッサ国際映画祭やサラエボ国際映画祭で主演男優賞を獲得するなど大きな喝采を浴びているレヴァン・ゲルバヒアニに注目です。
映画『ダンサー そして私たちは踊った』の予告編
この度に解禁になった予告編では、彗星の如く舞踊団に現れたイラクリ(ヴァチ・ヴァリシュヴィリ)によってもたらされた、主人公メラブ(レヴァン・ゲルバヒアニ)のダンサーとしての葛藤や野心が映し出されます。
やがて2人だけの練習がきっかけとなり、2人の関係性や、メラブ自身の変化がスピード感を持って映し出されていきます。
「ジョージアン・ダンスに弱さはいらない」というセリフが表す通り、揺れなどなく、ひたすら力強くあることが望まれる舞踊団の男性団員。
突如訪れた同性への<恋>によって、大きな変化を余儀なくされたメラブが人生をかけて踊ったダンスは、これまでに誰も見たことのないものでした…。
2人のこれから、ダンサーとして歩む道など、本編が待ちきれない予告編となっています。
映画『ダンサー そして私たちは踊った』のティザービジュアル
併せてティザービジュアルも解禁。
ヴィヴィッドなオレンジをバックに、ジョージアの民族衣装をまとい、思い切り体を反らせたジャンプを決める主人公のメラブ。
解放感と躍動感が溢れるビジュアルに、作品への期待が高まります。
また、シネマート新宿・シネマート心斎橋ではティザーチラシの設置も開始されるとのことで、ぜひお手にとって欲しい一枚となりました。
映画『ダンサー そして私たちは踊った』の作品情報
【日本公開】
2019年(スウェーデン・ジョージア・フランス合作映画)
【原題】
And Then We Danced
【監督】
レヴァン・アキン
【キャスト】
レヴァン・ゲルバヒアニ、バチ・ヴァリシュヴィリ、アナ・ジャヴァヒシュヴィリ
映画『ダンサー そして私たちは踊った』のあらすじ
ジョージアの国立舞踊団で、幼少期からダンスパートナーのマリとトレーニングを積んできたメラブ。
日中のハードな練習の後はレストランでのアルバイトで家計を一手に引き受け、気持ちの休まる暇もありません。
そんなある日、カリスマ的な魅力のあるイラクリが入団し、同時にメイン団の欠員補充のためのオーディションの開催が知らされます。
イラクリの持つダンスの才能に驚き芽生えたライバル心が、オーディションに向けての2人だけの特訓を経て、憧れと抗えない欲望へと変化していき…。
まとめ
全てを狂わせた恋だけが、彼を変えていく。
映画『ダンサー そして私たちは踊った』は2019年11月15日(金)~2月18日(木)にシネマート新宿・シネマート心斎橋で開催される劇場発信型映画祭「のむコレ3」にて上映。
シネマート新宿では2019年12月15日、シネマート心斎橋では2020年1月5日に上映です。
1年の締めくくりに、1年の初めに、ぜひ本作をご鑑賞ください。