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Entry 2018/07/26
Update

安田潤司監督2作品同時上映!『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』予告編解禁

  • Writer :
  • かりごめあき

80年代ジャパニーズハードコア・パンクシーンの黎明期を記録したドキュメンタリー・パンク映画『ちょっとの雨ならがまん』

東京グランギニョル、M.M.M.、テクノクラートの奇才・飴屋法水と劇団メンバーが集結した映画『ファー・イースト・ベイビーズ』

2作品同時上映で、2018年8月18日(土)より、新宿K’s cinemaほか全国順次公開です。

それぞれの予告編と本ビジュアルが解禁されました。


© 2018 P.P.P.project

2作品同時上映の本ビジュアル解禁


© 2018 P.P.P.project
本作品の本ビジュアルと宣伝美術を手掛けたのは、デザイナーの佐々木暁(ささきあきら)氏です。

木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・川島小鳥氏の写真集『明星』(ナナロク社)など、数々の本やCDのデザインを手掛けているデザイナーです。

映画『ちょっとの雨ならがまん』の予告編

映画『ちょっとの雨ならがまん』の作品情報

© 2018 P.P.P.project

【公開】
2018年(日本映画)

【監督】
安田潤司

【キャスト】
GAUZE、G.I.S.M.、THE EXECUTE、THE COMES、THE TRASH、CLAY、GASTUNK、町田町蔵、石井聰亙、サヨコ(ZELDA)、佐藤幸雄(すきすきスウィッチ)、マサミ、ほか

【作品概要】
G.I.S.M.、GAUZE、THE COMES、THE EXECUTE、町田町蔵など、世界に影響を与え続ける80年代ジャパニーズハードコア・パンクシーンの黎明期を記録し、新世代のアーティストたちの表現に迫ったドキュメンタリー・パンク映画。

もはや上映不可能と言われ、伝説となった1本のフィルムが公開から34年の時を経て今、新たに蘇る。

本作のタイトルはGAUZEの曲『戦場』の歌詞の一節から引用された。

安田潤司監督デビュー作『ちょっとの雨ならがまん』(1983)


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1970年代後半の東京ロッカーズ以降、より過激な表現を求めて現れた若者たちによるジャパニーズハードコア・パンク。

その中でハードコア四天王と呼ばれたギズム、ガーゼ、カムズ、エクスキュート。パンクバンドINU、FUNAを解散後、人民オリンピックショウとして活動していた町田町蔵(現・町田康)。

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『狂い咲きサンダーロード』(1980)、『爆裂都市 BURST CITY』(1982)を続けて発表し、インディーズ映画界の寵児となった石井聰亙(現・石井岳龍)。

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名だたるアーティストたちが出演し、音楽シーンのみならず世界に影響を与え続ける80年代の日本のハードコア・パンクシーンの黎明期を記録したのは映像作家の安田潤司、当時21才

1984年の初公開後、劇場やライブハウスを中心に上映され、延べ50,000人もの観客を動員しました。

そして1994年を最後に一切の上映をやめビデオ化されることもなく消えました。

その後、様々な憶測が飛び交い、上映不可能と言われた伝説のドキュメンタリー・パンク映画『ちょっとの雨ならがまん』が初公開から34年、未公開シーンを追加し現代に蘇ります


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映画『ファー・イースト・ベイビーズ』の予告編

映画『ファー・イースト・ベイビーズ』の作品情報

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【公開】
2018年(日本映画)

【監督・編集】
安田潤司

【キャスト】
石川成俊、棚橋ナッツ、上野仁、佐野秀介、和久田理人、柴崎賀宜、飴屋法水、SAKEVI(G.I.S.M.)、PANTA(頭脳警察)、石塚俊明(頭脳警察)、鈴木源一郎、キース、ショウ、ミズタニモトコ、永福町姉妹、宮崎マサヤ、友谷英孝

【作品概要】
東京グランギニョル、M.M.M.、テクノクラートと続く活動で東京の演劇シーンを塗り替えた奇才・飴屋法水と劇団メンバーが集結。

ドキュメンタリー・パンク映画『ちょっとの雨ならがまん』、ハードコアパンクバンド G.I.S.M.の全映像作品や数々のミュージックビデオを監督した安田潤司の長編デビュー作。

テクノクラートのマシンが轟音とともに圧倒的な存在感を放つ。

安田潤司監督初の長編映画『ファー・イースト・ベイビーズ』(1993)

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ジャパニーズハードコア・パンクの黎明期を追った『ちょっとの雨ならがまん』の安田潤司監督が次回作の着想を得たのは、演劇界の奇才・飴屋法水をはじめとするアンダーグラウンドシーンを席巻していたアーティストたちとの出会いでした。


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飴屋法水のアートユニット、テクノクラートのマシンと美術家・三上晴子のオブジェが圧倒的な存在感を放ち、映画史上類をみないかたちで現代アートと映画の融合が実現しました。

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出演に名を連ねるのは、東京グランギニョル、M.M.M.、テクノクラートのメンバーである石川成俊、棚橋ナッツ、上野仁、佐野秀介。ハードコア・パンクバンドG.I.S.M.の横山SAKEVI。

頭脳警察のパンタと石塚俊明。

そして、飴屋法水とテクノクラートのマシン。

登場人物全員が本人として登場し、仮想現実と戯れるように物語が紡がれていきます


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映画『ファー・イースト・ベイビーズ』あらすじ


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東京、ウクレレをかき鳴らしながらシャウトし街を闊歩するウクレレバンドのガソリン兄弟(タナハシ、ウエノ、サノ)。

瀬戸内海の島で動物や昆虫の研究に没頭しながら静かな生活をおくる青年・ナルトシ。

不気味なマシンが鎮座する施設で生活するアメヤ。

ガソリン兄弟の友人・ワクタの宝物、木彫りの「おばあちゃん」が泥棒に盗まれたことでひと夏の平穏な空気は一変します。

アメヤのマシンが意思を持つ生き物のようにひとりでに動きだし、ガソリン兄弟とワクタは奇妙な幻想に取り憑かれ、ナルトシとの壮絶な争いが勃発し…。


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まとめ

映像作家、漫画原作者、メディアプロデューサーとして幅広く活動する安田潤司監督。

監督デビュー作の『ちょっとの雨ならがまん』(1983)と、初の長編映画『ファー・イースト・ベイビーズ』(1993)が、8月18日(土)より新宿K’s cinemaほかで同時上映されます。

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