Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2020/07/10
Update

深田晃司・福永朱梨とドラマ『本気のしるし』無料イッキ見上映会!8月22日にアテネフランセで開催【ちば映画祭2020情報】

  • Writer :
  • 石井夏子

ちば映画祭inアテネ・フランセ文化センターvol.2

千葉県初上映の若手映画監督の作品上映をメインの作品を上映しているちば映画祭。

2020年8月22日(土)に、アテネ・フランセ文化センター(東京都千代田区神田駿河台)にて、深田晃司監督による連続テレビドラマ『本気のしるし』 全10話一挙上映会とトークを実施します。

題して、「ちば映画祭inアテネ・フランセ文化センターvol.2 連続テレビドラマ『本気のしるし』全10話一挙上映&スペシャルトーク」です。

上映後は、深田晃司監督とゲストによるスペシャルトークを実施します。

ゲストは深田監督のほか、俳優の福永朱梨(『本気のしるし』藤谷美奈子役)、成馬零一(ライター・ドラマ評論家)が登壇予定。

『本気のしるし』について、「映画」と「テレビ(配信)ドラマ」、「劇場公開」と「配信」、それぞれの違いやそれぞれの魅力、今後の映像コンテンツについてなど話を膨らませます。

ちば映画祭について

参考映像:『ちば映画祭のテーマ~初期衝動~2019ver.』ミュージックビデオ

2008年から続くちば映画祭は、千葉県初上映を中心とした将来を期待されるフレッシュな若手監督の秀作、傑作映画を上映しており、第4回映画祭から映画祭ごとに監督特集を行っています。

作品を上映し、更に監督等との交流によって、より広く深く映画に触れる機会の提供を目指した、実行委員会主催の映画祭です。

2020年1月18日には千葉県から飛び出し、「新年一発!ちば映画祭2020inアテネ・フランセ文化センター~監督特集・特集~」を実施しました。

ちば映画祭inアテネ・フランセ文化センターvol.2の開催概要

【開催日時】
2020年8月22日(土)

【開催場所】
アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ4階

【アクセス】
JR御茶ノ水駅「御茶ノ水橋口」出口より徒歩7分
JR水道橋口出口「東口」出口より徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水より徒歩10分
都営三田線 水道橋駅「A2」出口より徒歩10分

【定員数】
70名(事前予約制、全席指定)
※感染症対策で席を減らしての対応となっています。
※残席のある場合は当日受付あり。お席は当日指定していただきます。

【入場料】
上映…入場無料
スペシャルトーク…事前予約・当日ともに1,200円

【上映作品】
連続テレビドラマ『本気のしるし』全10話

【タイムテーブル】
上映…13:00~17:10 (上映計230分/入場無料/途中休憩あり)
スペシャルトーク…17:30~19:00 

【トークゲスト】
深田晃司監督、福永朱梨(俳優)、成馬零一(ライター・ドラマ評論家)

【トーク内容】
連続ドラマ『本気のしるし』を語り尽くす&「映画」と「テレビ(配信)ドラマ」、「劇場公開」と「配信」、それぞれの違いやそれぞれの魅力、映像コンテンツのこれからなど

※詳細はちば映画祭のホームページをご覧ください。

ゲストによるコメント紹介

(C)星里もちる・小学館/メ~テレ

本作の監督である深田晃司監督と、キャストでありちば映画祭のミュージックビデオにも出演している俳優・福永朱梨より、本映画祭上映に向けての喜びのコメントが届きました。

深田晃司監督のコメント

(C)Cinemarche

「原作『本気のしるし』を読んだのは二十歳のときで、そのときにはもう映像化したいと思っていましたが、ちょうどその頃初めて監督した自主映画『椅子』を上映したのもここアテネ・フランセのスクリーンでした。20年越しのこの不思議な因縁を実現してくれたちば映画祭に感謝します。連続ドラマならではの転がり続ける面白さを感じてもらえたら嬉しいです。」

俳優・福永朱梨のコメント

(C)Cinemarche

「ドラマ『本気のしるし』をまたスクリーンで上映出来ることがとても嬉しいです!しかも、大好きなちば映画祭で!ドラマ版を見逃した…という方にも、ぜひこの機会にスクリーンで観て頂きたいです!」

ドラマ『本気のしるし』とは?

(C)星里もちる・小学館/メ~テレ

「ミニシアター・エイド基金」の発起人のひとりでもある深田晃司監督。その深田晃司監督が、2019年に初の漫画原作の映像化且つ初の連続テレビドラマとしてチャレンジした『本気のしるし』

職場の女性ふたりと曖昧な関係を続けている男、辻を演じるのは、『レディ・プレイヤー1』でハリウッド・デビューを飾り、『蜜蜂と遠雷』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した森崎ウィン

一方、その場しのぎで嘘をつき、無自覚に周囲に迷惑をかける女、浮世を演じるのは『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、『去年の冬、きみと別れ』の土村芳

その他、宇野祥平や石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉ら、世代も様々な個性派俳優が脇を固めます。

本作は2019年10月~12月にメ~テレ他にて放送され大好評を得ましたが、今回の映画祭では全10話の一挙上映を行います。

その後、新たに劇場用にディレクターズカット版として再編集したところ、コミック原作、地方局の深夜ドラマ発としては異例となる、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション2020に選出されるという快挙を成し遂げました。

ドラマ『本気のしるし』の作品情報

(C)星里もちる・小学館/メ~テレ

【日本公開】
2020年(日本映画)

【原作】
原作:星里もちる「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)

【監督】
深田晃司
【脚本】
三谷伸太朗、深田晃司

【音楽】
原夕輝

【キャスト】
森崎ウィン、土村芳、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉

ドラマ『本気のしるし』のあらすじ

(C)星里もちる・小学館/メ~テレ

どこか虚無感をかかえながら成り行きまかせの日常をこなしている会社員・辻一路は、人当りはいいものの実は何事にも冷めており、職場の先輩と後輩の二股を進行させているという “クズ男”。

そんな辻がコンビニで出会った葉山浮世は、無意識のうちに男を破滅へ導く危険な女でした。

追い込まれるとその場限りの嘘をつき、お金や人間関係、すべてに無責任な言動をとる浮世は、辻を含めた周囲の男性を巻き込みながら転落を繰り返し…。

まとめ

参考動画:映画『本気のしるし<劇場版>』

会場の感染症対策に沿って実施される今回の映画祭。

2020年10月9日(金)より公開が決定している『本気のしるし<劇場版>』が楽しみになるような上映会になることでしょう。

ちば映画祭inアテネ・フランセ文化センターvol.2 連続テレビドラマ『本気のしるし』全10話一挙上映&スペシャルトーク」は、2020年8月22日(土)に、アテネ・フランセ文化センターにて開催です。






関連記事

新作映画ニュース

【大阪アジアン映画祭2021】オープニングは『映画をつづける』/クロージングは『アジアの天使』に決定!

オープニング作品とクロージング作品が発表! 2021年で16回目を迎える大阪アジアン映画祭。この度、オープニング作品とクロージング作品が発表されました。 オープニング作品に、香港映画界の巨匠、アン・ホ …

新作映画ニュース

【関西クィア映画祭2022】開催日時/上映作品。大阪と京都でノンバイナリーをテーマにした作品を映し出す

第15回関西クィア映画祭2022のティザーチラシ完成! 「クィア(Queer)」を切り口に、「性」をテーマにした映像作品を上映するお祭り、関西クィア映画祭。15回目となる2022年は、9月に大阪と京都 …

新作映画ニュース

綾野剛映画『ホムンクルス』あらすじ/キャスト/公開日。清水崇が山本英夫原作漫画を実写化!

綾野剛が記憶を失ったホームレス役に!? 大ヒットTVドラマ『MIU404』や映画『ドクターデスの遺産-BLACK FILE-』での演技が記憶に新しい実力派俳優の綾野剛。 (C)2021 山本英夫・小学 …

新作映画ニュース

『タイニー・ファニチャー』渋谷イメージフォーラムにて映画8月公開。2018年待望のロードショー!

大ヒットドラマ『GIRLS /ガールズ』の原点、レナ・ダナム監督の『タイニー・ファニチャー』待望の公開決定です! レナ・ダナムの劇場初監督作品の『タイニー・ファニチャー』が、8月よりシアター・イメージ …

新作映画ニュース

映画『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』演目あらすじ/キャスト/公開日/上映館。モード界との融合で新たな映像体験を

歌舞伎界の若きプリンス中村壱太郎&尾上右近が贈る、新たな”歌舞伎”の映像体験。 歌舞伎界の若きプリンス中村壱太郎&尾上右近がコロナ禍における新たな歌舞伎とし …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学