異色の青春映画が誕生。
大学在学中に圧倒的な暴力描写で自主映画界を席巻した阪元裕吾監督。
阪元裕吾監督の最新作『ベイビーわるきゅーれ』が、テアトル新宿(東京)ほかにて2021年7月30日(金)より公開となり、シネ・リーブル梅田(大阪)、なんばパークスシネマ(大阪)、名古屋センチュリーシネマ(愛知)などで順次公開されます。
この度、ポスタービジュアル、特報動画、場面写真が解禁となり、W主演の髙石あかりと伊澤彩織よりコメントが届きました。
映画『ベイビーわるきゅーれ』について
本作『ベイビーわるきゅーれ』は、大学在学中から圧倒的な暴力描写で自主映画界を席巻してきた阪元裕吾監督の最新作です。
2016年、20歳で発表した『ベー。』で「残酷学生映画祭2016」のグランプリを受賞した阪元裕吾監督。その際に、白石晃士監督から「才能に嫉妬する」と言わしめました。
『ハングマンズ・ノット』では「カナザワ映画祭2017」で期待の新人監督賞と出演俳優賞のダブル受賞。続く『ぱん。』で「MOOSICLAB」で短編部門グランプリ、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で短編コンペティション部門グランプリを受賞、さらに海外映画祭初参加で挑んだ「プチョン国際ファンタスティック映画祭」では審査員特別賞受賞を果たしています。
本作『ベイビーわるきゅーれ』は、2人の女性殺し屋が主人公。本格的なアクションシーンと、今の時代ならではの、若い世代の考え方や価値観が散りばめられています。
主演は、舞台「鬼滅の刃」の竈門禰豆子役で最注目の髙石あかりと、女性スタントアクションの異端児・伊澤彩織。
殺し屋としてのアクションシーンが見所なのはもちろんのこと、社会不適合者としての私生活部分では、オフビートのコメディセンスも発揮しています。
アクション監督は、「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズや、ジャパンアクションアワード2014でベストアクション作品賞他三部門を受賞した『BUSHIDO MAN』の園村健介。
主題歌はKYONOによる『STAY GLOW feat.TAKUMA (10-FEET)』。
そして挿入歌『らぐなろっく~ベイビーわるきゅーれ~』では、本作の主演を務める髙石あかりと伊澤彩織がオリジナルソングで歌声を披露しています。
そしてなんと、feat.として、YouTube総再生数426,023,107回視聴、チャンネル登録者数127万人と、ビートボックスで国内外で人気を博すDaichiが参加。
この映画にふさわしい、等身大の女子たちの歌声と、本作の監督である阪元裕吾による作詞協力も話題になること必至ですね。
ちさと役:髙石あかりのコメント
参考:髙石あかりのツイッター
沖縄、空も綺麗でお花も綺麗でした☺️
最近チューリップが好きです。 pic.twitter.com/Q3IaIG2UU2— 髙石あかり (@a_akari1219) April 7, 2021
作品とちさと、どちらも二面性によるギャップと違和感をずっと大切にしていました。
ちさとの中には、“ものすごく素直な天真爛漫の彼女”と“どこか達観している彼女”がいて、台本を頂いた時からその対照ははっきり見せたいなと思っていました。
そういうところ含め、ちさとと重なる部分が多かったです。
作品に多く登場する銃。
私たちの普段の生活から凄くかけ離れた存在ですが、銃を持つ二人がどこかすごく自然だと、逆に、そんな彼女らに違和感を感じてもらえるよう、撮影外でも常に持っていました。
彼女たちの中では日常の一部に“殺し屋”があって、それを非日常としない二人にクスッと笑えたり、少しゾッとしたりと楽しんでいただけるのかなと思います!
まひろ役:伊澤彩織のコメント
参考:伊澤彩織のツイッター
午前中のアクロ練は目が覚める!
たのしっかった〜。カートフル立ちたい🧞♂️ pic.twitter.com/4PDl5UEgqO— SAO 伊澤 彩織 (@izwsaori) April 21, 2021
私とまひろの間には多くの共通点がありました。動くことしか取り柄がないところや、寝るのが好きなところ、ナイフや銃などの武器をカバンのなかに入れて仕事に向かうところも、私と一緒です。なので、まひろの感情は自然と考えていくことができました。
アクションは、園村健介さんにしか思いつかない唯一無二の立ち回り。スタントを生業とする私が全力で芝居と向き合い、暴れまくりました。史上最高に難しかったけれど、今までに見たことのないファイトシーンが生み出されたと思います。
くだらないことで笑って、すぐ愚痴って、おいしいものを食べて生きる彼女たちの何気ない暮らしのなかに、いろいろな戦いが起こります。不器用な人たちが成長していく様子を、のんびり楽しんで、愛おしく思ってもらえたら嬉しいです。
映画『ベイビーわるきゅーれ』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督・脚本】
阪元裕吾
【アクション監督】
園村健介
【キャスト】
髙石あかり、伊澤彩織、三元雅芸、秋谷百音、うえきやサトシ、福島雪菜、本宮泰風、水石亜飛夢、辻凪子、飛永翼(ラバーガール)、大水洋介(ラバーガール)、仁科貴
映画『ベイビーわるきゅーれ』のあらすじ
女子高生殺し屋2人組のちさととまひろは、高校卒業を前に途方に暮れていました。
明日から“オモテの顔”としての“社会人”をしなければならなくなったんです。
組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たち。
突然社会に適合しなければならなくなり、公共料金の支払い、年金、税金、バイトなど社会の公的業務や人間関係や理不尽に日々を揉まれていきます。
さらに2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪に。
そんな中でも殺し屋の仕事は忙しく、さらにはヤクザから恨みを買って面倒なことに巻き込まれちゃってさあ大変。
そんな日々を送る2人が、「ああ大人になるって、こういうことなのかなあ」とか思ったり、思わなかったりする、成長したり、成長しなかったりする物語。
まとめ
「明るい殺し屋映画」があってもいいじゃないか!
社会不適合者な“元女子高生”殺し屋コンビが頑張って社会に馴染もうと頑張る、異色の青春映画が誕生しました。
映画『ベイビーわるきゅーれ』は、テアトル新宿(東京)ほかにて2021年7月30日(金)より公開、シネ・リーブル梅田(大阪)、なんばパークスシネマ(大阪)、名古屋センチュリーシネマ(愛知)などで順次公開です。