2019年7月26日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー決定!
7月15日(月・祝)第28回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~にて上映!
近年、日本におけるLGBTQへの関心の高まりにより、様々なセクシュアリティについて描かれたドラマ・映画作品が話題になっています。
2019年7月に公開される映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』はLGBTQを題材にしており、日本セクシュアルマイノリティ協会の協力のもと、自分らしく生きたいと願う全ての人々へ贈りたい純愛映画として完成しました。
主演を務めるのは、ジョン・ウー監督『マンハント』に出演するなど、国際的に活躍される俳優のジョーナカムラと、原宿系モデル・ジェンダーレス男子として若者に絶大な人気を誇るこんどうようぢです。
CONTENTS
映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』について
令和時代の幕開けに、様々な背景を抱えながらも、強く、自分らしく生きたいと願う全ての人々へ贈りたい純愛映画が誕生しました。
特定非営利活動法人/一般社団法人日本セクシュアルマイノリティ協会の協力を得て制作された本作。
LGBTQを題材にし、誰もが抱える葛藤と真摯に向き合います。
主演には、香港、シンガポール、台湾で活躍する国際派俳優のジョーナカムラと、原宿系モデルとしてTwitterのフォロワーが26万人を超え、ジェンダーレス男子のアイコン的存在としても若者に絶大な人気を誇るこんどうようぢを迎え、美しい映像と胸に迫る繊細なストーリーで現代の世界を描きました。
2019年1月開催の秋葉原映画祭では、LGBTQ当事者の方を中心に口コミが広まり、満員御礼の初上映となったそう。
2019年7月5日から開催される『第28回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~』でも、本作の公式上映が決定しています。
LGBTQとは
LGBTQとは、L=レズビアン(女性同性愛者)、G=ゲイ(男性同性愛者)、B=バイセクシュアル(両性愛者)、T=トランスジェンダー(心と体の性が一致しない者)、Q=クエスチョニング(自己のジェンダーや性同一性、性的指向を探している状態の者)の総称です。
日本の人口の8%がLGBTQ当事者であるとも言われています。
『レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~』とは
参考:レインボー・リール東京公式ツイッター
【速報】第28回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~上映プログラム発表!【拡散希望】
ついに上映プログラム発表!
世界初上映1作品を含む、12プログラム16作品を一挙上映します!キャストや監督による舞台挨拶も開催!詳細は映画祭HPで!https://t.co/cD7K4VwreJ
— レインボー・リール東京 (@RRT_TILGFF) June 4, 2019
レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~とは、1992年より開催されており、2019年で第28回を迎えるセクシュアル・マイノリティをテーマとする作品を上映する映画祭です。
レズビアンやゲイ作品に留まらず、様々なセクシュアル・マイノリティについての作品上映を通じて、より多様な社会を創出する場となることを目指しています。
あらゆるセクシュアリティを持つ人たちに対して開かれ、セクシュアル・マイノリティの人たちが育んできた豊かなカルチャーに気軽に触れることのできる「上映イベント」として定着しています。
映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』の作品情報
【日本公開】
2019年(日本映画)
【監督】
大江崇允
【脚本】
村川康敏
【主題歌】
GOW「ねぇ、だって…」
【キャスト】
ジョーナカムラ、こんどうようぢ、田崎礼奈(notall)、中村文彦、みなもとらい、 いちる(Vipera)、美羽フローラ、海崎遥斗、橋本彩花、梅垣義明
【作品概要】
航平役を演じるのは、映画『マンハント』(2017)など、国内に留まらず、台湾や香港、シンガポールなどで国際派俳優として活躍するジョーナカムラ。
また悠嵩役には、原宿系モデルのジェンダーレス男子・こんどうようぢが体当たりで挑み、演技の才能を見事に開花させました。
他にも、悩み疲れ切った人たちの憩いの場となっている新宿二丁目のバーのママ・プリシラ役にWAHAHA本舗の梅垣義明が扮し、存在感ある輝きを放っています。
脚本は『湾岸ミッドナイト THE MOVIE』(2009)などの村川康敏によるオリジナルで、監督は私立恵比寿中学主演の青春恋愛SFドラマ『君は放課後、宙を飛ぶ』(2018)などの大江崇允です。
映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』のあらすじ
元競泳選手の海堂航平は、共働きの妻と高校生の娘と平凡な日常を過ごしていましたが、ある日、突然妻に離婚届けを突きつけられます。
酒に溺れて新宿二丁目にたどり着いた航平の前に訪れる、美少年の悠嵩と運命的な出会い。
悠嵩は、チャットボーイをする傍らアニメ作家を目指していますが、病に倒れた父親に「ゲイだ」と告白できずに思い詰めていました。
二人は、戸惑いながらも、いつしか性の垣根を超えて惹かれ合い、やがて肉体を交えるように。
航平と悠嵩は、時に愛し合い、時に傷つけ合いながら、互いの関係を深めてゆきます。
二人の憩いの場は、ニューハーフのプリシラがママを務める『ラパス・カフェ』。
航平は、この店に集う様々な背景をもつ人たちと触れ合いながら、自分の“性”への価値観に葛藤し、「愛とは何か」について、思い悩み始めました。
一方、悠嵩は初恋の相手のアツシと再会し、元来ストレートの航平とは、相容れないことに気付きます。
その折、航平の大切な相談相手であるプリシラが倒れてしまい…。
航平役・ジョーナカムラ
参考:ジョーナカムラのインスタグラム
本作で海堂航平を演じたジョーナカムラは1974年4月2日生まれ、兵庫県出身のモデル・俳優です。身長180cm。
29歳の時に香港へ渡りその後、香港、シンガポール、台湾などで中村祖として脚光を浴びます。
アジアにおいてはモデル、俳優として多くの雑誌の表紙を飾り、数々のドラマやPV出演、CMに至っては49本もの出演を果たし国際的なモデルとして活躍。
2007年には上海で開催されたThe First Adkungfu Awardで「2007年度未来之星奖 堤名奖」(※未来のスターに贈られる賞)を受賞しました。
日本語、英語、北京語の3ヶ国語を話せるとのことで、今後ますます活躍の場を広げる事でしょう。
出演作にジョン・ウー監督作『マンハント』など。
本作にて、ヘテロセクシュアルであったはずが、ゲイの悠嵩に出会うことにより葛藤に揺れる心情を見事に演じ切りました。
悠嵩役・こんどうようぢ
参考:こんどうようぢのツイッター
髪色落ちていい感じ? pic.twitter.com/ub0fNck6K5
— こんどうようぢ (@yohdiworld) May 24, 2019
悠嵩役を務めたこんどうようぢは、1992年12月25日生まれ、大阪府出身。身長169cm。
2011年に上京し、イベント出演やWEGOモデルなどで活動。読者モデルで構成されたユニット「読モBOYS&GIRLS」の一員になり、2012年2月にはブログがアメーバオフィシャルブログになりました。
SNSでファッションの発信を続け、モデル・タレントとしての活動を本格化させ、「原宿系」の人気男性読者モデルへ。
また、同じく読者モデルのりゅうちぇるやとまん、ゆうたろうらとともに、中性的な雰囲気を醸し出す「ジェンダーレス男子」としても注目され、独自のファッションセンスをSNSや雑誌で披露し、 女子中高生を中心に人気を集めています。
本作では夢を持ちながらもチャットボーイとして働く悠嵩役を演じ、父にカミングアウト出来ない苦しみや、航平への切ない思いを体現しました。
まとめ
自分らしく、ありのままに、生きていたい。そんな誰もが思い悩み、抱える葛藤。
本作はLGBTQを題材にした、心揺さぶられる愛の叙情詩です。
映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』は、2019年7月15日(月・祝)第28回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~にて上映。
その後、2019年7月26日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショーです。
ぜひ足をお運びください。