Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2020/02/21
Update

映画『甘いお酒でうがい』あらすじ/キャスト/公開日。原作本はシソンヌじろうで大九明子が映像化!

  • Writer :
  • 石井夏子

松雪泰子、11年ぶりの映画主演作。

40代独身OL川嶋佳子のちょっぴり後ろ向きだけどポジティブな517日の物語。

『勝手にふるえてろ』の大九明子監督による最新作『甘いお酒でうがい』が、2020年9月25日(金)から、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほかにて公開されることが決定いたしました。

松雪泰子、11年ぶりの映画主演作にして、黒木華共演作です。

お母さんでも、奥さんでもない、大人の女性を主人公にした映画を撮りたいと思っていた」と大九監督が語った本作の魅力についてお伝えしていきます。

映画『甘いお酒でうがい』について

(C)2019 吉本興業

映画『甘いお酒でうがい』の原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸人シソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子”がもし日記を書いたら…と執筆された同名小説『甘いお酒でうがい』

じろうは、原作のみならず、本作の脚本も手掛けています。

じろう本人も「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかり。

監督は『勝手にふるえてろ』や『美人が婚活してみたら』などで人生を上手く渡り歩き切れていない女性を撮らせたら右に出る者がいない大九明子

原作の中から、大九監督とじろうが選りすぐったエピソードが映像化されました。


映画『甘いお酒でうがい』のキャスト紹介

(C)2019 吉本興業

主人公の40代独身OL・川嶋佳子(かわしまよしこ)を演じるのは『余命』(2009)以来、11年ぶりの映画主演を果たす松雪泰子

強烈なキャラクターから子供をもつ母まで幅広い役柄を演じてきたベテラン女優・松雪泰子が、日常の中に散りばめられている小さな喜びにそっと寄り添って生きる女性を演じています。

佳子にとって何気ない日常の中で一番幸せな時間を過ごせる同僚・若林ちゃんには『凪のお暇』ほかで今や女性に絶大な人気を誇る黒木華。本作を観た女性は「若林ちゃんのような後輩が欲しい!」と切望するのは必至です。


(C)2019 吉本興業

佳子の生活に大きな変化をもたらす、ふた回り年下の岡本くん役を、20歳ながら『ホットギミック ガールミーツボーイ』ほかで唯一無二の存在感を放つ若手個性派俳優の清水尋也が、フレッシュに、そして愛らしく演じています。

映画『甘いお酒でうがい』の場面写真


(C)2019 吉本興業

解禁された本作の場面写真たち。

まさに“甘いお酒でうがい”するかのような川嶋佳子や、世代を越えた親友のような佳子と若林ちゃん年下男子・岡本くんとの恋愛展開が気になるカットなど、本作の世界観が伝わってくる場面写真です。

映画『甘いお酒でうがい』の作品情報


(C)2019 吉本興業

【日本公開】
2020年(日本映画)

【原作】
川嶋佳子(シソンヌじろう)『甘いお酒でうがい』(KADOKAWA 刊)

【監督】
大九明子

【脚本】
じろう(シソンヌ)

【キャスト】
松雪泰子、黒木華、清水尋也

映画『甘いお酒でうがい』のあらすじ


(C)2019 吉本興業

ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子は、毎日日記をつけていました。

撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり…。

彼女の一番の幸せは会社の同僚である若林ちゃんと過ごす時間。

そんな佳子に、ある変化が訪れます。

それは、ふた回り年下の岡本くんとの恋の始まりでした。

まとめ


(C)2019 吉本興業

ちょっぴり後ろ向きだけれどポジティブに生きる川嶋佳子の日常は、平凡だけれどちょっぴり切ないことも、そして嬉しいことも。

公開初日決定を受け、主演の松雪泰子は「佳子の言葉は、不思議な心地よさを感じるユーモアと40代の女性が持つ孤独と悲哀が、優しいリズムで、日記として語られていきます」と語っています。

穏やかな優しい映像美で、観る人の心に束の間の平穏をもたらす本作をお見逃しなく。

映画『甘いお酒でうがい』は2020年9月25日(金)から、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほかにて
全国公開
です。





映画『甘いお酒でうがい』感想とレビュー評価。原作はお笑い芸人シソンヌの「じろう」が架空のOL・川嶋佳子の名で著した517日の物語

関連記事

新作映画ニュース

映画『ソングバード』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。マイケル・ベイがプロデュースする隔離を余儀なくされた世界のパンデミック・スリラー!

2024年、世界はゴーストタウン化し、人々は接触を禁止された。 “ハリウッドの破壊王” マイケル・ベイ プロデュースによる戦慄のパンデミック・スリラー『SONGBIRD』。 (C)2020 INVIS …

新作映画ニュース

【城定秀夫監督特集】上映作品一覧とイベント情報。ポレポレ東中野にて10月19日より開催

全作品劇場 “初” 公開! 天才・城定秀夫が紡ぐ、(約)2日撮りの世界をご堪能あれ。 2003年にピンク映画『味見したい人妻たち(別題:押入れ)』で監督デビュー以降、ピンクはもちろん、一般劇場公開作、 …

新作映画ニュース

映画『ブータン 山の教室』あらすじ/日本公開日/上映館/特報予告動画。感動作の舞台は幸せな国の秘境!

ヒマラヤ山脈、標高4800メートルにある秘境ルナナ村。 学びたい子どもたちが、先生の到着を待っていた。 ヒマラヤ山脈、標高4800メートルにある秘境ルナナ村に響くブータン民謡。 都会から来た若い先生と …

新作映画ニュース

映画『ひとりたび』あらすじ/キャスト。岡本玲主演×石橋夕帆監督のタッグ作品が釜山国際映画祭コンペティション部門出品決定!

釜⼭国際映画祭コンペティション部⾨出品決定︕ この度、岡本玲主演、上村奈帆脚本、⽯橋⼣帆監督の映画『ひとりたび』が、2024年10⽉2⽇(火)より開催予定の第29回釜⼭国際映画祭コンペティション部⾨へ …

新作映画ニュース

韓国映画『声もなく』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。ユ・アイン主演サスペンスはパラサイト/はちどりに続く珠玉の作品

韓国映画『声もなく』が2022年1月21日(金)より、シネマート新宿・シネマート心斎橋ほかにて公開決定! 『パラサイト 半地下の家族』(2019)、『はちどり』(2018)の系譜を継ぐ、韓国映画の新た …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学