注目作『aftersun』が邦題『aftersun/アフターサン』として、2023年5月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほかにて全国公開決定!
20年前の夏――11歳のソフィが若き父親と過ごした、宝物のような思い出。
この度、第76回英国アカデミー賞®主演男優賞&英国アカデミー賞4部門にノミネートされている『aftersun/アフターサン』の日本公開が決定しました。
『aftersun/アフターサン』が、2023年5月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほかにて全国公開されます。
CONTENTS
映画『aftersun/アフターサン』について
11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴る本作。
2022年カンヌ国際映画祭・批評家週間での上映を皮切りに評判を呼び、話題作を次々と手がけるスタジオA24が北米配給権を獲得。
昨年末には複数の海外メディアが<ベストムービー>に挙げ、毎年映画ファンが注目するオバマ元大統領のお気に入り映画にも選出されるなど、本年度を代表する1本となりました。
その波はアワードシーズンを迎えてなおも押し寄せ、父親を演じたポール・メスカルがアカデミー賞主演男優賞のノミネートを果たします。
脚本・監督は、瑞々しい感性で長編デビューを飾った、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ソフィ役には半年にわたるオーディションで800人の中から選ばれた新人フランキー・コリオ。
愛情深くも繊細なカラムには、ドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが抜擢されました。
また、A24製作、2017年の第89回アカデミー賞作品賞など3冠に輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスが脚本に惚れこみ、プロデューサーに名乗りを上げています。
多くを語らず、ミニマリスティックな演出で観る者に深い余韻をもたらす本作は、誰しもの心の片隅に存在する大切な人との宝物のような記憶を揺り起こします。
陽光注ぐ浜辺、日焼け止めの香り、大きな波音、そして今も残る父親の手の感覚…。
クイーン&デヴィッド・ボウイの「アンダー・プレッシャー」やブラーの「テンダー」などのヒットソングに彩られながら、まばゆさとヒリヒリとした痛みを焼きつける、いつまでも忘れ得ぬ一編となることでしょう。
映画『aftersun/アフターサン』の場面写真
この度、併せて解禁となった場面写真には、20年前にソフィが父親とともに過ごしたひと夏のかけがえのない思い出が切り取られています。
若くして父親になったカラムと、思春期真っ只中のソフィはまるで年の離れた兄妹にも見えます。
トルコのリゾート地のキラキラした水面、移動のバスの中、片時も離れたくないとばかりに父の腕をぎゅっとつかむソフィ、娘を愛おしそうに見つめるカラムの視線など、宝もののような記憶が紡がれている、エモーショナルなカットが並んでいます。
映画『aftersun/アフターサン』の作品情報
【日本公開】
2023年(イギリス・アメリカ合作映画)
【原題】
aftersun
【監督・脚本】
シャーロット・ウェルズ
【キャスト】
ポール・メスカル、フランキー・コリオ、セリア・ロールソン・ホール
映画『aftersun/アフターサン』のあらすじ
トルコの陽光降り注ぐリゾート地。11歳のソフィが父親と過ごした、宝物のような夏休み。
20年後、記憶の断片を手繰り寄せたソフィは、あの夏の父を「再生」します。
11歳の夏休み、思春期のソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らす31歳の父親・カラム(ポール・メスカル)とトルコのひなびたリゾート地にやってきました。
まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、ふたりは親密な時間をともにします。
20年後、カラムと同じ年齢になったソフィは、懐かしい映像のなかに大好きだった父との記憶を手繰り寄せ、当時は知らなかった彼の一面を見出してゆきます……。
まとめ
11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした、宝物のような夏休みの20年後、かつての父と同じ年齢になった彼女の視点で綴る『aftersun/アフターサン』。
大切な人との大切な記憶を長編監督デビュー作のシャーロット・ウェルズがエモーショナルに描き出します。
『aftersun/アフターサン』は、2023年5月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショーです。