Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/07/02
Update

映画『五億円のじんせい』キャストの特殊清掃員・土屋役は坂口涼太郎【演技力の評価とプロフィール】

  • Writer :
  • 谷川裕美子

ちょっとだけボクの話を聞いてくれませんか!
映画『五億円のじんせい』は、2019年7月20日(土)よりユーロスペースほかにて公開!

オリジナル企画、出演者、ミュージシャンをオーディションで選出しながら作品を完成させるという挑戦的な取り組み「NEW CINEMA PROJECT」。

そこで第一回グランプリを受賞した映画『五億円のじんせい』が、2019年7月20日(土)よりユーロスペースほかにて公開されます。

日本映画界の新たな息吹を感じさせるフレッシュな監督・脚本家・そしてキャストで贈る本作。

この記事では、特殊清掃員・土屋役を演じる坂口涼太郎について詳しくお伝えしていきます。

映画『五億円のじんせい』の作品情報


(C)2019 「五億円のじんせい」NEW CINEMA PROJECT

【公開】
2019年(日本映画)

【監督】
文晟豪(ムン・ソンホ)

【脚本】
蛭田直美

【主題歌】
ZAO「みらい」

【キャスト】
望月歩、山田杏奈、森岡龍、松尾諭、芦那すみれ、吉岡睦雄、兵頭功海、小林ひかり、水澤紳吾、諏訪太朗、江本純子、坂口涼太郎、平田満、西田尚美

【作品概要】

監督は短編映画『ミチずレ』(2014)の文晟豪(ムン・ソンホ)。

脚本は『女の機嫌の直し方』(2019)の蛭田直美です。

望月歩が本作で映画初主演し、“五億稼がなければならない”主人公を瑞々しく演じました。

物語のキーパーソンを演じるのは映画『ミスミソウ』の主演が印象深い山田杏奈。

サブキャストには山田杏奈、兵頭功海、小林ひかりのほか、西田尚美、森岡龍、平田満、松尾諭、水澤紳吾、芦那すみれ、諏訪太郎ら実力派が勢ぞろいしました。

映画『五億円のじんせい』のあらすじ


(C)2019 「五億円のじんせい」NEW CINEMA PROJECT

幼い頃に、善意の募金五億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年、高月望来。

健康に成長し17歳になった望来は、五億円にふさわしい自分であろうとして周囲からの期待を引き受け、マスコミに晒される、窮屈な青春を送っていました。

ある日、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言したところ、見知らぬアカウントから「死ぬなら五億円返してから死ね」というメッセージが届きます。

夏休み、家を飛び出し、五億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る望来。

そして、様々な人と出会い、事件に巻き込まれながら、思わぬ発見が彼を待っていて…。

映画『五億円のじんせい』特殊清掃員役は坂口涼太郎

参考映像:『ちはやふる 上の句』(2016)

映画『五億円のじんせい』で特殊清掃員役を演じる坂口涼太郎は1990年8月15日生まれの俳優、シンガーソングライター、ダンサー。兵庫県出身。キューブ所属。

3歳からピアノを習い、ピアノ弾き語りで音楽活動も行っています。

様々なダンスも安生、17歳でダンサーとして森山未來主演・演出のダンス公演『戦争わんだー』に参加しました。

映画『ちはやふる』シリーズ、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『ギャングース』、ドラマ『必殺仕事人2019』『イノセンス-冤罪弁護士』『刑事ゼロ』など人気作に多数出演。

映画『五億円のじんせい』特殊清掃員・土屋はどんな役?

坂口涼太郎演じる土屋は特殊清掃員。主人公の望来と一緒に、無理心中した一家宅を清掃します。

先輩として、仕事のやり方や注意点を淡々と指導します。

坂口涼太郎の演技力の評価は

参考映像:『ギャングース』(2018)

個性的な魅力を持ち、俳優・シンガーソングライター・ダンサーと様々な分野でマルチに活躍する坂口涼太郎。

広瀬すず主演の映画『ちはやふる』では、「ヒョロくん」という個性的なキャラクターを演じて注目されました。

当初、実写で再現は難しいという理由で、この役はオーディションの時には配役がなかったそうです。抜擢された坂口は、髪をおかっぱ頭にして体重を7kg減量して臨み、小泉徳宏監督から「役に似すぎてフルCGかと思った」と絶賛されました。

本作『五億円のじんせい』では、主人公の望来と一緒に心中現場を片付ける特殊清掃員役を演じます。

淡々と仕事を進める中、この一家がたった200万円の借金のために心中した事実を、やりきれない様子でポロっと話すシーンに胸がつまります。

坂口涼太郎の公式SNSの紹介

坂口涼太郎の公式SNSをみつけましたのでご紹介させて頂きます。

まとめ


(C)2019 「五億円のじんせい」NEW CINEMA PROJECT

「NEW CINEMA PROJECT」にて400本の候補作の中からグランプリを受賞した映画『五億円のじんせい』。

本作は7月の公開に先立ち、2019年3月15日(金)より開催される第一回愛媛国際映画祭のコンペティション部門にて上映が決定しています。

かつて五億円の募金で命を救われた少年が、死ぬための闇バイトで見つけた、命の本当のねだん。

シンガー・ダンサーとしてもマルチに活躍する個性派俳優・坂口涼太郎が、主人公・望来と働く特殊清掃員・土屋を演じています。

フレッシュな監督・脚本家・そしてキャストで贈る映画『五億円のじんせい』は、2019年7月20日(土)よりユーロスペースほかにて公開です。







関連記事

新作映画ニュース

『三体』WOWOWから‟SFの金字塔”が日本独占初放送・配信に!世界的大ベストセラー小説の実写化が日本上陸

バラク・オバマ元米大統領、マーク・ザッカーバーグ、ジェームズ・キャメロン絶賛! 「SF界のノーベル文学賞」といわれるヒューゴー賞の長編部門をアジア圏作品として初受賞。世界累計発行部数2900万部超え、 …

新作映画ニュース

『凱里ブルース』映画本編動画/上映館。注目のビーガン監督作から話題のワンシークエンスショットを紹介!

『ロングデイズ・ジャーニー』のビー・ガン監督がその名を知らしめた初長編が待望の日本公開。 2020年6月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開予定の映画『凱里ブルース』。 中国新世 …

新作映画ニュース

映画『83歳のやさしいスパイ』あらすじ/上映館。老人ホームへ潜入する高齢調査員のドキュメンタリー!

第93回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品。 2020年の第33回東京国際映画祭、第17回ラテンビート映画祭にて『老人スパイ』のタイトルで上映され、第93回アカデミー賞 長編ドキュメン …

新作映画ニュース

【第33回東京学生映画祭】8月20・21日に渋谷ユーロライブにて開催!審査を映画監督の瀬々敬久・細田守らが行い若手監督を発掘する

第33回東京学生映画祭が渋谷ユーロライフで開催に! 「東学祭」の名で知られる、日本で最も長い歴史を持つ国内最大規模の学生映画祭の東京学生映画祭。 この映画祭は、映像制作を行う全国の学生から作品を募集し …

新作映画ニュース

【MOOSIC LAB2019受賞結果】映画監督の金子由里奈『眠る⾍』で長編部門グランプリの快挙!

MOOSIC LAB2019の受賞作品紹介 2019年11月23日~12月21日にK’s cinemaとアップリンク吉祥寺で開催され、大盛況のうちに終わった音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB201 …

U-NEXT
【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学