望月歩のラブリーさにファン悶絶!
かつて五億円の募金で命を救われた少年が死ぬために始めた闇バイトを始めるという衝撃の物語『五億円のじんせい』。
映画『五億円のじんせい』は2019年7月20日より公開されますが、それに先駆けて上海国際映画祭にて公式上映されました。
その大盛況の模様と、現地より、主演・望月歩と遠藤プロデューサーより喜びのコメントが到着しましたのでお届けします。
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映画『五億円のじんせい』の上海国際映画祭リポート
GYAO とアミューズがオーディションによりオリジナル映画を作るプロジェクト「NEW CINEMA PROJECT」にて約400本の中から見事グランプリを受賞した脚本の蛭田直美と文晟豪(ムン・ソンホ)監督䛾コンビによる『五億円のじんせい』。
日本での公開に先駆け、2019年6月15日より開催されている、第22回上海国際映画祭パノラマ部門にて、6月16日(日)15時45分〜(日本時間同日16時45分〜)に公式上映が行われ、インターナショナルプレミアとなった本上映の舞台挨拶に、主演の望月歩と遠藤日登思プロデューサーが出席しました。
約260名の会場は満席、上映後にも登壇した二人は、観客とのQ&Aを行いました。
舞台挨拶に登壇した望月歩と遠藤プロデューサー
本編上映後、温かな拍手に包まれながら観客との舞台挨拶・Q&A に登壇した望月歩と遠藤日登思プロデューサー。
260席の会場に入れない観客も出るほど大盛況となり、多くの観客から大きな拍手を浴びました。
望月歩は「観客席からみなさんと一緒に観ていたので、そんな一緒に観ていたみなさんの前に急に出てお話しするのがとても恥ずかしい」と顔を赤らめ、一緒に観ていたことを知った観客席からは大きな歓声が沸きます。
遠藤プロデューサーは「まだ日本でも劇場公開をしていない作品。どんな反応があるのかとても緊張しています」とコメントし、観客に「面白かったですか?」と問いかけると、温かい拍手が問いに答えました。
初めての海外体験
また、今回が、初の海外映画祭参加であると共に、初の海外体験でもある望月は「『五億円のじんせい』に関わることで今が一番緊張している」とコメントし、会場の笑いを誘います。
五億円の募金で救われたために良い子でいなくてはならず、五億円という借金を返してから死ななければならないというユニークな設定と、なんでも真に受ける“良い子”である主人公に絶賛の感想が多くの観客から寄せられました。
そんな五億円で救われた少年・高月望来(たかつきみらい)を演じた望月歩。
観客から、実際に五億円が手に入ったら何をしたいか聞かれた望月は「まず家を買います。」と即答。
続けて、「今回の上海が初めての海外体験で素敵な街だなと思った。望来が旅をしたように世界中を旅をしてみたい」と語りました。
初主演について
また、本作が映画初主演となった望月歩。
初めての主演について感想を聞かれ「主演というのは全部を料理する立場だと考えていましたが、その感覚が初めてで、自分がやっている!という感覚が楽しかった!」と笑顔を浮かべました。
そして、質疑応答では、こんなに似合った主演は他にいないのではという絶賛の声と共に、どうして望月が主演に選ばれたのかという質問が。
遠藤プロデューサーは「良い子でいようとする生きにくい少年が主人公。“ぱっと見で良い子”と思えるかが重要だった。オーディションの部屋に望月君が入ってきたとき、『あ、みらいくん、いた!』と思った」と、望月との出会いを語り、観客席からは納得の拍手が沸きました。
逆にどうして選ばれたのか聞かれた望月は、少し首をかしげながら、「台本を読んだとき、やりたい!楽しそう!とすごく思えた。必死に頑張ろうと思ってオーディションに臨んだ結果だと思っております」と遠藤プロデューサーの顔を窺いながら答える姿に、観客席から笑いが起こります。
観客席からの新鮮なリアクション
ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で望月を知ったファンが多く駆け付け、若い女性が目立った客席。
望月演じる望来(みらい)のキャラクターに終始笑いが起こると共に、一つ一つの展開に驚きの声が上がる上映でした。
「この先どうなるんだろう」という展開が気になる物語に、原作なしのオリジナル脚本の強みを感じるとともに、インターナショナルプレミア上映らしい初めてのリアクションが多く寄せられた上映となりました。
映画『五億円のじんせい』作品情報
【日本公開】
2019年(日本映画)
【監督】
文晟豪(ムン・ソンホ)
【脚本】
蛭田直美
【主題歌】
ZAO「みらい」
【キャスト】
望月歩、山田杏奈、森岡龍、松尾諭、芦那すみれ、吉岡睦雄、兵頭功海、小林ひかり、水澤紳吾、諏訪太朗、江本純子、坂口涼太郎、平田満、西田尚美
【作品概要】
監督は短編映画『ミチずレ』(2014)の文晟豪(ムン・ソンホ)。
脚本は『女の機嫌の直し方』(2019)の蛭田直美です。
映画『ソロモンの偽証』(2015)やドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019)などに出演し、着実に経験を積んでいる若手実力派俳優の望月歩が本作で映画初主演し、“五億稼がなければならない”主人公を瑞々しく演じました。
物語のキーパーソンを演じるのは映画『ミスミソウ』(2018)の主演が印象深い山田杏奈。
サブキャストには山田杏奈、兵頭功海、小林ひかりのほか、西田尚美、森岡龍、平田満、松尾諭、水澤紳吾、芦那すみれ、諏訪太郎ら実力派が勢ぞろいしました。
映画『五億円のじんせい』あらすじ
幼い頃に、善意の募金五億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年、高月望来。
健康に成長し17歳になった望来は、五億円にふさわしい自分であろうとして周囲からの期待を引き受け、マスコミに晒される、窮屈な青春を送っていました。
ある日、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言したところ、見知らぬアカウントから「死ぬなら五億円返してから死ね」というメッセージが届きます。
夏休み、家を飛び出し、五億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る望来。
そして、様々な人と出会い、事件に巻き込まれながら、思わぬ発見が彼を待っていて…。
まとめ
#上海国際映画祭 ちょこっと番外編 その2
孫悟空フラッグでもパシャり🤳
ちなみにこのポスター、中国の有名デザイナー黄海さんによるもの。
滝の中から孫悟空が現れる様子が描かれていますが、昔の西遊記では孫悟空は滝の中に住んでいたそうで、滝の中から孫悟空が顔を出す=開幕が意味されるそう🤔 pic.twitter.com/ItKdO98q97— 映画『五億円のじんせい』公式 (@509jinsei_movie) June 18, 2019
6月16日(日)に上海にて行われている上海国際映画祭のパノラマ部門にて『五億円のじんせい』がインターナショナルプレミアとして公式上映され、主演の望月歩、遠藤日登思プロデューサーが登壇し、舞台挨拶とQ&Aを行いました。
多くの望月ファンが駆けつけ、その物語の展開や、望月演じる主人公のラブリーさに観客席が沸き立ったプレミア上映。
また、望月歩と遠藤日登思プロデューサーによる舞台挨拶も、本作に込めた思いが深く語られ、和やかな時間となりました。
映画界が期待する監督・脚本家、そしてキャストで贈る映画『五億円のじんせい』は、2019年7月20日(土)よりユーロスペースほかにてロードショーです。
ご期待下さい。