「ウルトラマン」シリーズ監督・田口清隆の新作映画はZ級にイカれたSFホラー!
「ウルトラマン」シリーズやドラクエを題材とした本田翼主演ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』等で知られる
監督・田口清隆。
田口清隆監督が、俳優ワークショップを舞台に、SF要素を盛り込みイカれたZ級作品へと仕立てた映画『12人のイカれたワークショップ』が2021年に全国順次公開と明かされました。
この度、本作の情報と場面写真、田口清隆監督とナレーションを担当した⻘柳尊哉からのコメントが解禁となりましたのでご紹介します。
CONTENTS
映画『12人のイカれたワークショップ』について
本作『12人のイカれたワークショップ』は、実際に行われた俳優ワークショップをドキュメンタリー的に追った映像をベースとしながら、ワークショップ課題映画脚本のSFホラーパートが重なった二重構造となる意欲作です。
制作のきっかけとなったのは、田口監督が書き下ろすオリジナル脚本を課題に行われる、2日間の俳優ワークショップ。
ワークショップのドキュメンタリーと、その結果としてのフィクションが融合する映画として、本作が始動しました。
『日々ロック』『劇場版ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』等で脚本を手掛け2020年5月に急逝した脚本家・吹原幸太がワークショップ課題映画脚本を執筆。
監督は、「ウルトラマン」「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズの田口清隆です。
また、この度解禁となった場面写真は、頭に謎のヘッドセットを装着し血まみれの教師たちに押さえつけられる主人公・河中や、次々と起こる不可解な現象に翻弄される登場人物たちが捉えられており、本編への期待が膨らみます。
田口清隆監督のコメント
参考:田口清隆監督のツイッター
「ウルトラマンZ」が「ネット流行語100」年間2020授賞式にて第6位に選ばれました!
会場でランキングを見ていて、それがどんだけ凄いのか実感して、皆の熱い応援の力を感じて、本当にウルトラ感謝の気持ちでいっぱいでございます。
今週ついに最終回、最後まで応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/iDnxJv1H64— 田口清隆 (@TaguchiKiyotaka) December 16, 2020
この映画の撮影以降、ワークショップをやるのが辛くなってしまいました。
こんな事をしてしまった以上、もう何をやればいいのか、そもそもワークショップとは何なのか、分からなくなってしまったからです。
これは俳優という生き物と本気でぶつかり合った日々の記録。
本気で傷つけ合った戦いの記録。
もう二度とやりたくありません。
ナレーション担当・⻘柳尊哉のコメント
ボクは何を見たのだろう?
ワークショップという俳優が裸にならざるを得ない空間を盗み見たのか?
それとも演じている俳優にこちらが見られていたのか?
見えていないのに見えているのは、田口監督と真正面から闘う人間の生き様。
見られていることも忘れ、裸の俳優と監督がそこにいる。
脆く美しい姿に心が揺さぶられる。
映画『12人のイカれたワークショップ』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督】
田口清隆、島崎淳
【キャスト】
河中奎人、上條つかさ、千々岩北斗波多野美希、中野杏莉、安保匠、カンナ、相馬絵美、大村織、甲川創、青山真利子、栗橋勇
【ナレーション】
青柳尊哉
映画『12人のイカれたワークショップ』のあらすじ
中学教師・河中奎人が迎える、初めて担任を持った生徒たちの卒業式。
不協和音のようなチャイムが鳴り響いた途端、学校中の生徒たちが姿を消しました。
教頭の青山は「みなさんの役目は終わりです」と銃を乱射し始め、体育教師の安保は鉄パイプを振り回し次々と教師を襲っていきます。
そんな中、用務員の栗橋が「上位存在」について、そして今からなすべきことを告げました。
「音を聞く者、知識を得る者、そして法則を知る者に会え!」。
教師の河中、上條、千々岩らは、この不条理極まりないゲームに身を投じ、上位存在とは何かを知るべく、外界から閉ざされた校内を彷徨い…。
…というワークショップの課題映画へ向け奮闘する、12人の俳優たちのストーリー。
まとめ
田口清隆監督の短編映画のオーディションワークショップに集まった12人が、ロケーションへと至る様を追う内に、現実とフィクションの境界が消えていくという、二重構造の本作。
どんなZ級SFホラーに仕上がっているのか、期待が高まりますね。
映画『12人のイカれたワークショップ』は2021年に全国順次公開です。