ホラー映画(洋画)の2020年おすすめ最新作をピックアップ!
2019年はインディペンデントも含め良質な映画が多く公開されました。
2020年は、『ワンダーウーマン』(2017)や『ヴェノム』(2018)の続編等たくさんのブロックバスター映画が続々と劇場公開されます。
今回はアメコミ以外で、2020年注目必至の「ホラー映画」を6選ピックアップしてご紹介します。
CONTENTS
ホラー映画おすすめ①『ハロウィーン・キル』
【原題】
Halloween Kills
【公開】
2020年北米
【監督】
デヴィッド・ゴードン・グリーン
映画『ハロウィーン・キル』の作品概要
2018年に公開された『ハロウィーン』が大ヒットを記録し、既に続編2作の製作が決定しています。プロットは全く漏れてこないものの、2作目の監督は引き続きデヴィッド・ゴードン・グリーンが担当。ハロウィーン(1979)とハロウィーンII(1982)に登場したキャラクターが復活し当時のキャストが演じます。
リー・ブラケット保安官を演じたチャールズ・サイファース、ローリー・ストロードがベビーシッターとして面倒を見ていた少女リンジー・ウォレス役のカイル・リチャーズ、そして看護師マリオン・チャンバースに扮したナンシー・ステファンズ。
また、マイケルを演じるのは、ハロウィーン(2019)に続きジュームズ・ジュード・コートニー、そして1979年のオリジナルと2019年のエンディングでマイケルの息づかいを担当したニック・キャッスルも登場!
第2弾の劇場公開は10月、翌2021年にはその続編となる『原題:Halloween Ends』が公開予定。
ホラー映画おすすめ②『死霊館3』
【原題】
The Conjuring:The devil made me do it
【公開】
2020年北米、欧州
【監督】
マイケル・チャベス
映画『死霊館3』の作品概要
ジェームズ・ワンは、『ラ・ヨローナ ~泣く女~』(2019)同様、製作・原案創作で関わり、同作を監督したマイケル・チャベスが監督を務めます。美しき霊能者ロレイン・ウォーレン役のヴェラ・ファーミガ、夫・エドのパトリック・ウィルソンも続投。
ワンが明かしたあらすじは、1980年代、第一級殺人罪が問われた裁判で「自分に憑りついた悪魔が殺させた」と被告が無罪を主張した事件に関わったウォーレン夫妻が直面した身も凍る体験。9月劇場公開。
ホラー映画おすすめ③『クワイエット・プレイス2』
【原題】
A Quiet Place Part II
【公開】
2020年北米
【監督】
ジョン・クラシンスキー
映画『クワイエット・プレイス2』の作品概要
第1作目の『クワイエット・プレイス』(2018)に続き、ジョン・クラシンスキーが監督・脚本を務めます。高周波の音が怪物の弱点だと分かった前作のエンディングから始まる物語で、アボット家は怪物だけではなく新たな敵に遭遇。
出演は、エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープが続投する他、『プルートで朝食を』(2006)のキリアン・マーフィーや『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)のジャイモン・フンスーもキャストされています。日本では5月に劇場公開決定。
ホラー映画おすすめ④『キャンディマン』
【原題】
Candyman
【公開】
2020年北米
【監督】
ニア・ダコスタ
映画『キャンディマン』の作品概要
本作は、第1作目『キャンディマン』(1992)の続編。『ゲット・アウト』や(2017)『アス』(2019)を監督したジョーダン・ピールが製作に名を連ね、『ブラック・クランズマン』(2019)で製作総指揮を務めたウィン・ロゼンフェルドと脚本の共同執筆もしています。
前作でキャンディマン役を担ったトニー・トッドもキャストされており、『アクアマン』(2018)でブラックマンタを演じたヤーヤ・アブドゥル=マーティン2世が主演を務めます。6月劇場公開。
ホラー映画おすすめ⑤『インビジブル・マン』
【原題】
The Invisible Man
【公開】
2020年北米
【監督】
リー・ワネル
映画『インビジブル・マン』の作品概要
ジェームズ・ワンと組み『ソウ』(2004)や『インシディアス』シリーズで脚本を書き、『アップグレード』(2019)で監督デビューを果たしたリー・ワネルの第2弾作品です。
1933年の同名映画と原作『The Invisible Man』を脚色したワネルが監督・脚本を担当し再映画化しました。主演はエリザベル・モス。製作はブラム・ハウスと豪のゴールポスト・ピクチャーズで、ユニバーサル・ピクチャーは配給。2月劇場公開。
ホラー映画おすすめ⑥『Antlers』
【原題】
Antlers
【公開】
2020年北米
【監督】
スコット・クーパー
映画『Antlers』の作品概要
ニック・アントスカ原作の短編小説『The Quiet Boy』を基に、『クレイジー・ハート』(2010)の監督・脚本を務めたスコット・クーパーがアントスカ等と脚本を共同執筆。アカデミー賞作品賞と監督賞を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)のギルレモ・デル・トロがプロデューサーに名を連ねています。
オレゴン州の小さな町で小学校に勤める若い女性教師・ジュリアンは、生徒の1人・ルーカスの様子に異変を感じます。一方、ジュリアンの弟であり警察官のポールは、森で惨殺された遺体を発見。一見、野生動物の襲撃と思われた事件は、想像を絶する展開へ…。4月劇場公開。
まとめ
今回はブロックバスター映画を中心にジャンル映画「ホラー6選」をご紹介しました。
実は昨今インディペンデントで製作される映画数が大手スタジオより多くなっています。
そのムーブメントを生み出したサンダンス映画祭は今年も1月から開催。2019年、上映直後から大反響となった『フェアウェル』(2020年4月10日劇場公開決定)は、主演したオークワフィナがアジア人女性初のゴールデングローブ賞主演女優賞に輝くなど、インディーズ映画の高いクオリティが話題になりました。
令和2年も映画ファンにとって豊作の年となりますように!