Netflix独占配信アクション映画おすすめ5選!
映画の歴史を語る上で避けて通ることの出来ないジャンル「アクション」。
見た目の派手さと殺陣のキレは月日を重ねるごとに日々進化を続けています。
今回は映像配信サービス「Netflix」より、「Netflix」が配信権を独占したNetflix独占配信映画から「アクション映画」に絞りオススメ作品をご紹介させていただきます。
また、本記事には日本以外での国では劇場や他の配信サービスでも公開されている「地域独占配信映画」も含まれていることを予めご了承ください。
CONTENTS
Netflixオススメアクション映画①:『Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー』
映画『Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー』の作品情報
【原題】
臥虎藏龍:青冥寶劍
【配信年】
2016年(アメリカ・中国合作映画)
【監督】
ユエン・ウーピン
【キャスト】
ミシェル・ヨー、ドニー・イェン、ハリー・シャム・ジュニア、ナターシャ・リュー・ボルデッツォ、ジェイソン・スコット・リー、ロジャー・ユアン、ベロニカ・グゥ
【作品概要】
『マトリックス』(1999)でアクション監督を務め世界に名を広めたユエン・ウーピンが監督したアクション映画。
『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1998)で主演を務めたミシェル・ヨーが前作『グリーン・デスティニー』(2000)に引き続き同じキャラクターを演じました。
【あらすじ】
名剣「グリーン・デスティニー」を巡る争いから18年の月日が流れ、ユー・シューリン(ミシェル・ヨー)は剣を預けたティエ家の当主の葬儀へと向かっていました。
しかし、北京の武術界(武林)では「グリーン・デスティニー」を手に入れようとする複数の陰謀が渦巻いていて…。
ワイヤーアクションの極致を堪能できる究極の剣技映画
第73回アカデミー賞において外国語映画賞を含む4部門の受賞に輝いた映画『グリーン・デスティニー』(2000)。
本作『Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー』(2016)はその続編として製作されNetflixで独占配信されました。
前作でヒロインのユー・シューリンを演じたミシェル・ヨーが再び同キャラクターでの主演を務めただけでなく、本作には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に出演し、今や全世界がアクション俳優として注目するドニー・イェンが登場。
劇中では世界のアクション映画に一時ワイヤーアクションブームを作り出した「グリーン・デスティニー」の続編であり、世界で活躍するアクション監督とアクション俳優の組み合わせだからこそ作り出せる圧巻のアクションシーンが繰り広げられます。
彼女たちを地に縛り付けるものは存在しない。
重力に逆らい、どこまでも「ファンタジー」的な殺陣の格好良さと浪漫を追求した「ワイヤーアクション」の極地を堪能できる映画です。
Netflixオススメアクション映画②:『シャドー・オブ・ナイト』
映画『シャドー・オブ・ナイト』の作品情報
【原題】
The Night Comes for Us
【配信年】
2018年(インドネシア映画)
【監督】
ティモ・ジャヤント
【キャスト】
ジョー・タスリム、イコ・ウワイス、アシャ・クニェリ・ベルムデス、サニー・パン、サルビタ・デコルテ
【作品概要】
北村一輝が主演したことで話題となった映画『KILLERS キラーズ』(2013)で監督を務めたティモ・ジャヤントが製作したバイオレンスアクション映画。
主演を務めたのは『ザ・レイド』(2012)への出演以降『スター・トレック BEYOND』(2016)などハリウッド映画への進出を果たしたジョー・タスリム。
【あらすじ】
アジアの暗部を席巻する巨大組織の殺し屋イトウ(ジョー・タスリム)は、ある日殺害対象である少女を殺害することが出来ず、見逃してしまいます。
任務の未完を組織への裏切りとみなされ命を狙われることになったイトウは己の持つすべての力を使い組織と対峙し…。
飛び散る血肉!沸き立つ血潮!限界突破のバイオレンスアクション
2012年のインドネシア映画『ザ・レイド』は過激すぎる暴力表現とインドネシアの武術シラットを前面に取り上げた体術メインのアクションが世界的人気を呼び、『ザ・レイド』に主演したイコ・ウワイスは今やアクション俳優としてマーク・ウォールバーグやフランク・グリロなどハリウッドのスターたちとW主演を果たすほどとなりました。
本作『シャドー・オブ・ナイト』(2018)は『ザ・レイド』のイコ・ウワイスと同作で主人公の上司であるSWATの隊長を演じたジョー・タスリムが再度の共演を果たした、進化したバイオレンスアクションが楽しめる作品です。
人体の損壊描写は当たり前、部屋一面が真っ赤になるほどの血が噴き出ながら繰り広げられる死闘の数々。
不意の事故であっさりと死んでしまう「脆い生物」でありながら、大部分を損傷するような怪我を負っても生き延びることがある「強い生物」でもある人間。
「アクションは暴力であり目を覆いたくなるような惨状を生みだすもの」と言う現実から目を逸らさない、たった1人の少女の命を守るために全てを賭けた男による死闘の物語をその目で味わってみてください。
Netflixオススメアクション映画③:『ポーラー 狙われた暗殺者』
映画『ポーラー 狙われた暗殺者』の作品情報
【原題】
Polar
【配信年】
2019年(アメリカ・ドイツ合作映画)
【監督】
ジョナス・アカーランド
【キャスト】
マッツ・ミケルセン、ヴァネッサ・ハジェンズ、キャサリン・ウィニック、マット・ルーカス
【作品概要】
ヴィクター・サントスによる漫画「Polar」を映画『ホースメン』(2009)を監督したジョナス・・アカーランドが映像化した作品。
『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)への出演で世界で名が知られるようになり、ドラマ「ハンニバル」シリーズでハンニバル・レクターを怪演したことでその人気を決定的にしたマッツ・ミケルセンが主演を務め話題となりました。
【あらすじ】
「ブラック・カイザー」とあだ名される凄腕の暗殺者ダンカン(マッツ・ミケルセン)は、雇い主ブルート(マット・ルーカス)との契約で2週間後に引退を控えていました。
しかし、契約時にかわした退職金の支給を渋るブルートは、引退した暗殺者および引退を控えた暗殺者を殺害することで退職金の支給を有耶無耶にしようと画策し…。
寡黙な殺し屋の堪忍袋の緒が切れる時、壮絶な復讐が始まる
引退を控えた殺し屋が陰謀に巻き込まれる。
本作『ポーラー 狙われた暗殺者』(2019)はそんな「スパイ映画」や「アクション映画」にはありがちとも言えるシチュエーションを、悪ノリや暴力描写をたっぷりと加えありがちには留めない非凡なアクション映画に仕上げていました。
何よりも北欧の至宝とまで言われる主演マッツ・ミケルセンの渋み溢れる殺し屋ダンカンの持つ、長年の殺し屋としての生き方に疲れ切った哀愁と終盤に見せる復讐と化した悪魔のような表情のギャップが、彼の演技以外ではありえないと思えるほどの魅力を生み出しています。
マッツ・ミケルセンが己の肉体をさらけ出す肉体派のアクションと、トンでも兵器が炸裂するスパイアクション。
両方の魅力を充分に味わうことの出来る俳優好きにオススメのアクション映画でした。
Netflixオススメアクション映画④:『タイラー・レイク -命の奪還-』
映画『タイラー・レイク -命の奪還-』の作品情報
【原題】
Extraction
【配信年】
2020年(アメリカ映画)
【監督】
サム・ハーグレイブ
【キャスト】
クリス・ヘムズワース、ルドラクシャ・ジェイスワル、ランディープ・フーダー、ゴルシフテ・ファラハニ、デヴィッド・ハーバー
【作品概要】
アクションスタントとして多数の映画に関わるだけでなく、アクションスタントのコーディネイターとしても活躍するサム・ハーグレイブ監督が初監督を務めたアクション映画。
「アベンジャーズ」シリーズのソー役として知られるクリス・ヘムズワースが主演を務め、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で監督を務めたルッソ兄弟も製作として本作に参加しました。
【あらすじ】
インドのムンバイ、麻薬王シニア(パンカジ・トリパティ)の息子オヴィ(ルドラクシャ・ジェイスワル)が敵対する麻薬王によって誘拐されます。
シニアは部下にオヴィの奪還を命じ、金銭次第でどんな依頼も請け負う傭兵タイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)が奪還作戦に加わることになり…。
「肉体の重み」や「武器の重み」を表現したクリヘムアクション
身長190センチに鍛え上げられた筋肉を備え付ける俳優クリス・ヘムズワース。
2010年代といえば銃火器と近接戦闘をスタイリッシュに組み合わせた『ジョン・ウィック』(2015)や、格闘戦の重みを表現した『アトミック・ブロンド』(2017)など「アクション」の流行を作り出す映画の多い年代でした。
本作『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)は『ジョン・ウィック』のようなスタイリッシュさと、『アトミック・ブロンド』のような「重み」の表現をクリス・ヘムズワースの肉体的なアクションで魅せてくれた2010年代の総括のようなアクション映画です。
近場の物や銃器を使い鮮やかに敵を倒しながら、190センチの肉体を使った「重み」の強い格闘戦の両方を見せてくれる本作。
深い後悔を抱えるタイラー・レイクが、過去の後悔と向き合うために1人の少年を助けようとする様子にも注目の作品です。
Netflixオススメアクション映画⑤:『ヒットマンズ・ボディガード』
映画『ヒットマンズ・ボディガード』の作品情報
【原題】
The Hitman’s Bodyguard
【配信年】
2017年(アメリカ映画)
【監督】
パトリック・ヒューズ
【キャスト】
ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン、エロディ・ユン、サルマ・ハエック、ジョアキム・デ・アルメイダ
【作品概要】
主演を務めたのは「デッドプール」シリーズや『名探偵ピカチュウ』(2019)でお馴染みのライアン・レイノルズと、『パルプ・フィクション』(1994)や「アベンジャーズ」シリーズにも出演する名優サミュエル・L・ジャクソンがW主演を務め話題となったアクション映画。
『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)を製作したパトリック・ヒューズが本作の監督を務めました。
【あらすじ】
2年前、要人警護の任務に失敗し落ちぶれた生活を送るボディガードのブライス(ライアン・レイノルズ)。
そのころ、インターポールは悪の限りを尽くしたベラルーシの前大統領デュコビッチ(ゲイリー・オールドマン)を糾弾する国際裁判の証人として、殺し屋のキンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)をオランダへと移送します。
しかし、何者かの待ち伏せにより護衛メンバーが全滅し、インターポールは緊急手段としてブライスをキンケイドの護衛として呼び寄せますが…。
人気俳優がオランダの街を暴走する大ヒットバディムービー
「デッドプール」シリーズや『キングスマン』(2015)での印象的な演技で、「良く喋るキャラクター」にぴったりなイメージのあるライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン。
本作『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)は、そんな2人がとにかく良く喋りながら、オランダを目指すコメディ要素強めのアクション映画です。
しかし、如何にコメディ要素が強めといえど、本作はオランダの街並みをバイクや車で暴走するカースタントや、2人の殺陣のキレも秀逸で「アクション映画」としても自信を持ってオススメできる作品。
2人の掛け合いから自身の「生き方」を見つめ直すことを教えてもくれる、「コメディ」「アクション」「バディ」どれをとっても高品質な本作は、2021年に続編となる『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(2021)も公開を予定されています。
気軽に楽しめるアクション映画として、どの層にも鑑賞していただける作品です。
まとめ
いかがでしたか。
映像配信サービス「Netflix」からは様々な特徴を持った「アクション映画」が高品質かつ高頻度で配信されます。
今週は「アクション映画」が観たいと思った際には、ぜひ当記事を参考にご家庭で映画を楽しんでみてください。