映画感想レビュー&考察サイトCinemarcheで、お薦め映画のスクリーン・ダイバーとして、作品の深掘り記事を書いているライターさんを紹介するコーナー。
今回は映画ライターのシネマルコヴィッチさんの紹介になります。
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シネマルコヴィッチのプロフィール
劇場で観た映画の記憶は、ゴジラと握手をした浅草東宝の『ゴジラ対ヘドラ』だったような気がします。その後は父親の影響もあって、川口東映で欠かさずに見た「トラック野郎」シリーズなど、東映作品で男の映画の魅力に触れていきます。
一方でテレビも映画との大切な出会いに一役買った時代でした。土曜の夜に親の目を盗み見た品田雄吉さんの「日本映画名作傑作選」を邦画の原点に育ちます。
刺激的だったのは増村保造監督の『音楽』や、夏純子主演「女子学園」シリーズで、また“一層色濃い男の映画”を学びました。
洋画の楽しさ、素晴らしさは淀川長治先生の日曜洋画劇場がお手本となりました。ピーター・ボクダノビッチ監督『ペーパー・ムーン』や、チャーリー・チャップリン作品から映画の豊かさを知り、知らぬ間に気がつけば“映画病”となりました。
ほかにもロバート・ワイズ監督『ウエスト・サイド物語』、スティーブ・マックイーンの『荒野の七人』や『大脱走』の放送を繰り返し見るたび、翌日の小学校ではマネっ子して映画解説している子どもでした。
やがて映画青年になると、文芸坐やアテネフランセなどに通い、フランソワ・トリフォー監督やフェデリコ・フェリー監督を映画ファンとして愛好するようになります。
それでもホラー好きな母親の影響もあってか、今でもアルフレッド・ヒッチコック監督が最も好きな映像作家ひとりです。
今ではすっかり映画極道になってしまいました。
2018年に公開される期待の新作映画は
ギレルモ・デル・トロ最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』
ギレルモ・デル・トロ最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』と言いたいですね。
でも、本心をいえば日本映画で粋な監督のイカシタ作品と、2018年はたくさん出会いたいです!
【以下は3月の追記となります】
すでに期待しておりました『シェイプ・オブ・ウォーター』は今年2018年のベストテンランキング外になりそうなので、現状の上半期トップテンを紹介しておきますね。
1『パティケイク$』
2『聖なるもの』
3『スリービルボード』
4『ル・アーヴルの靴磨き』再上映
5『ゆれる人魚』
6『パディントン2』
7『デトロイト』
8『ジュピターズムーン』
9『ナチュラルウーマン』
10『シェープオブウォーター』
もう一度観たい2017年に公開された映画は?
SABU監督『Mr.Long ミスター・ロン』
ロンのように自身の役割を熟し、目の前にある小さな幸せに見つめる人にワタシモナリタイ。
映画ライター:シネマルコヴィッチさんの書かれた映画レビューの抜粋
まとめ
映画ライターとしての執筆だけでなく、映画鑑賞した直後のお客さんの恍惚な顔を眺めるのが好きなのもので、たまに劇場で働いたりもして…神出鬼没です。よろしくお願いします!
編集部から後記:遠藤
シネマルコヴィッチさんには、配給の映画紹介も担当していただき、ライター以外にも編集部の作業もお願いしています。
不定期になりますが、今後もCinemarcheのライターさんをご紹介いたします。