Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ヒューマンドラマ映画

Entry 2018/05/26
Update

映画『マイ・プレシャス・リスト』あらすじとキャスト。ベル・パウリーのプロフィール紹介も

  • Writer :
  • シネマルコヴィッチ

映画『マイ・プレシャス・リスト』は、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

『マイ・インターン』を手がけたプロデューサー、スザンヌ・ファーウェル最新作を、『さよなら、僕らの夏』のプロデューサー、スーザン・ジョンソンが初監督を務め、世界中のすべての女性に贈る感動作!!

IQ185の超天才、だけど「コミュ力」のゼロなキャリーが手にしたのは、“幸せになるためのリスト”だった…。

映画『マイ・プレシャス・リスト』の作品情報


©2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

【公開】
2018年(アメリカ映画)

【原題】
CARRIE PILBY

【監督】
スーザン・ジョンソン

【キャスト】
ベル・パウリー、ガブリエル・バーン、ネイサン・レイン、バネッサ・ベイヤー、コリン・オドナヒュー、ウィリアム・モーズリー、ジェイソン・リッター

【作品概要】
ハーバード大学を卒業したIQの高い天才ながらにコミュニケーション能力がないヒロインの心の成長を描いた作品。

主人公キャリー役を『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』や『ミニー・ゲッツの秘密』で知られるベル・パウリ―が演じ、演出は『さよなら、僕らの夏』のプロデューサーを手がけ、長編初監督作品となるスーザン・ジョンソン監督。

キャリー役の女優ベル・パウリーのプロフィール

参考映像:『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』(2015)

ベル・パウリー(Bel Powley)は、1992年3月7日にロンドンのシェパーズ・ブッシュで生まれた、イギリスの女優。

ベルの父のマーク・パウリーも俳優で、母のジャニス・ジャッファはキャスティング監督。そんな両親の元で成長したベルはホランド・パーク中等教育学校を卒業。

2007年にSFテレビドラマ『M.I. High』で主演を果たします。その後、テレビドラマに出演するようになっていきます。

2009年3月には、ロイヤルコート劇場で上演された『Tusk Tusk』でマギー役を演じて、舞台デビューもかざり。

2011年には、エセル・バリモア劇場で上演された『Arcadia』でトマシナ役として、ブロードウェイでのデビューも果たします。

また、ベルは歴史の教育を専攻し、マンチェスター大学に在籍をして、2010年に大学側が学費の値上げを強行すると、彼女も大学生の抗議デモに参加して声をあげます。

やがて、2015年に映画『ミニー・ゲッツの秘密』で主演を務め、第25回ゴッサム・インディペンデント映画賞の女優賞を獲得、彼女は高い評価を受けるまでになります。

映画『マイ・プレシャス・リスト』のあらすじ

ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリー。

彼女はIQ185という高い知能を持ち、ハーバード大学を飛び級で卒業したエリートでした。

しかし、一方でコミュニケーション能力には欠け、屈折した性格の持ち主。

キャリーは友人も仕事も持たずに暮らし、唯一の話し相手はセラピストのペトロフ飲みでした。

ある日、ペトロフはキャリーにリストを渡し、ここに書かれた6つの課題を1カ月でクリアするように言いました。

キャリーはペトロフの指示に半信半疑ながら、書かれた課題を実行。

それは金魚を2匹飼い、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探すなどするキャリー。

不器用にも他人と関わることでキャリーは、少しずつ“新しい自分”を見つけていく…。

映画『マイ・プレシャス・リスト』の感想と評価

世界中の女性を幸せに導いた映画『マイ・インターン』のプロデューサーを務めたスザンヌ・ファーウェル

彼女がプロデュースを手がけた本作『マイ・プレシャス・リスト』でヒロインに選んだのは、IQは高い天才だがコミュニケーション能力がない屈折女子キャリー

セラビストのペトロフから手渡されたリストに書かれた6つの課題を実行することで心の成長を遂げていく、心温まる感動作がまたひとつ誕生しました。

参考映像:『ミニー・ゲッツの秘密』(2015)

キャリー役を演じたのは、イギリスの女優ベル・パウリー

彼女が主演した『ミニー・ゲッツの秘密』は、サンダンス映画祭やベルリン国際映画祭で高い評価を受けました。

また、ベル自身もゴッサム賞に輝くなど、若手として有望な女優として注目を集め、その魅力は本作『マイ・プレシャス・リスト』でも愛らしい魅力として発揮しています。

人生に迷いっぱなしのキャリーが、リストにチャレンジしていく姿は、きっと、女性のあなたに“何かに踏み出す勇気”として心に染みる作品になることでしょう。

「ミニー・ゲッツの秘密」のベル・パウリーが主演を務めたコメディ「Carrie Pilby」が「マイ・プレシャス・リスト」の邦題で公開される。

本作でパウリーが演じたヒロインは、ハーバード大学を飛び級で卒業したIQ185の天才だがコミュニケーション能力ゼロのキャリー。唯一の話し相手であるセラピストのペトロフからリストを渡された彼女は、そこへ書かれた6つの課題を1つずつこなすことに。金魚を2匹飼い、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探すキャリー。不器用にも他人と関わる中で、彼女は少しずつ“新しい自分”を見つけていく。

スーザン・ジョンソンが監督を務めた「マイ・プレシャス・リスト」は、10月20日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。現在YouTubeにて特報が公開中だ。

まとめ

不器用ながらに課題をこなしていくなかで、他人と関わりを持ったキャリーは自身の変化に気づいていきます。

そんなことって、キャリーのようなIQを持たないあなたにとっても、少し覚えがあるのではないでしょうか。

『マイ・インターン』のプロデューサーのスザンヌ・ファーウェル。

『さよなら、僕らの夏』のプロデューサーだったスーザン・ジョンソンが初監督を務めたすべての女性に贈る感動作

ベル・パウリー主演の映画『マイ・プレシャス・リスト』は、10月20日(土)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

ぜひ、お見逃しなく!

関連記事

ヒューマンドラマ映画

「第1回 日本モンゴル映画祭」2025年3月22日(土)~28日(金)新宿 K’s cinemaで開催決定!映画祭ティザービジュアル×一部上映作品が解禁

モンゴルの風、日本のスクリーンへ。 映画という人々の文化・生活を伝えるメディアを通じて、日本とモンゴルそれぞれで生きる観客・作り手の相互交流を橋渡しするべく、多種多様なモンゴル映画を日本の映画館で一挙 …

ヒューマンドラマ映画

【ネタバレ】52ヘルツのクジラたち|あらすじ感想と結末評価。若き演技派俳優の杉咲花×志尊淳で描くSOSを発した”孤独な愛”

町田そのこの原作小説を成島監督が映画化した『52ヘルツのクジラたち』 2021年本屋大賞を受賞した町田そのこの小説『52ヘルツのクジラたち』を、『銀河鉄道の夜』(2023)『八日目の蝉』(2011)『 …

ヒューマンドラマ映画

映画『Eggs 選ばれたい私たち』感想評価と解説レビュー。エッグドナーを志願した女性たちの“等身大の悩み”

映画『Eggs 選ばれたい私たち』は2021年4月2日(金)よりテアトル新宿、 4月9日(金)よりテアトル梅田ほかにて全国順次公開。 子供のいない夫婦に卵子を提供するエッグドナー(卵子提供者)に志願し …

ヒューマンドラマ映画

地下鉄(メトロ)に乗って|あらすじネタバレ結末と感想評価の解説。感動映画おすすめ!浅田次郎原作のタイムトラベルよる断絶した“父子の和解”

若き日の父と出会うタイムスリップの旅 『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)の堤真一が主演を務める感動のヒューマンドラマ。 浅田次郎の出世作を原作に、『花戦さ』(2017)の篠原哲雄監督が映画化し …

ヒューマンドラマ映画

映画『銃』キャスト女優日南響子(トースト女)の演技力。原作をより魅力的にした女神の存在感

芥川賞作家・中村文則の同名デビュー作を、『百円の恋』の武正晴監督のメガホン、村上虹郎と広瀬アリスの共演で映画化。 第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品された本作。 11月17日(土 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学