映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』気になる新キャストは?新曲は?見どころ大解剖!
8月24日(金)より公開される映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』。
大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の10年ぶりの続編です。
アマンダ・セイフライド、メリル・ストリープ、ピアーズ・ブロスナンはじめとするオリジナルのキャストに、新キャストを加えさらにパワーアップした『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』。
今回はこの作品で初めて歌われるABBAのヒット曲や、3人の父親の青年時代を演じる若手俳優たちに焦点を当てつつ、本作の見どころをご紹介したいと思います。
美しいロケ地と2人のヒロイン
前作に引き続き見どころの大きな1つは美しい景色。物語の舞台はギリシャのカロカイリ島ですが、ロケはアドリア海に浮かぶクロアチア領の島、ヴィス島で行われたとのこと。
透き通るような青とエメラルド色の海、海と溶け合う広い空、色あざやかに咲き乱れる花が全編いっぱいに広 がる今作は夏にぴったりの美しい映画です。
本作は1年前に亡くなった母ドナのホテルを継いだ娘のソフィーと、ドナの青春時代を交互に映して描き出します。
若き日のドナを演じるのは『シンデレラ』シンデレラ役、2017 年大ヒットした映画「ベイビー・ドライバー』でヒロインを務めたリリー・ジェームズ。
『シンデレラ』『高慢と偏見とゾンビ』などドレス姿の印象が強い彼女は本作では一転、デニムパンツにオーバーオールで歌って踊り、今までとは全く異なった魅力を見せています。
キュートで朗らか、意志の強い 女性をのびやかに演じる彼女に注目です。
ソフィーを演じるのは前作に引き続きアマンダ・セイフライド。
前作では初めて主役を演じた彼女はその後『レ・ミゼラブル』『テッド2』などの作品に出演し、今では人気女優の仲間入り。
私生活では一児の母でもあるのです。小麦肌にブロンドの少女のような可愛らしさに、大人の魅力 がさらに増した彼女に再び虜になってしまうことありません。
気になる若手イケメン俳優たちは?
主人公ソフィーの3人の父親を演じるのはジェームズ・ボンド役でおなじみピアーズ・ブロスナン、オスカー俳優コリン・ファース、息子たちも俳優として活躍するステラン・スカルズガルド。
大物俳優たちの滅多に見られないダンスシーンや衣装姿も本作のチャームポイントですよね。
そんな3人の青春時代を演じた若手俳優たちをご紹介します。
まずはコリン・ファース演じる銀行家のハリー。彼に扮するのはヒュー・スキナー。
イギリス出 身の33歳で、実は『レ・ミゼラブル』『スター・ウォーズ : 最後のジェダイ』にも出演しています。
真面目なハリーが一生懸命若き日のドナにアタックする姿はとてもキュート。
ぜひ次期実力派俳優のおどけた姿をご覧ください。
冒険家のビルを演じるのはイギリス出身のジョシュ・ディラン。彼はブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが共演を果たした映画『マリアンヌ』や2018年アメリカで公開予定の『The Little Stranger(原題)』に出演する俳優です。
端正な顔立ちの彼、どこか若き日のヒース・レジャ ーを彷彿させるのは私だけでしょうか…?
最後にピアース・ブロスナン演じる、前作でドナにプロポースしたサム。若き日のサムを演じる のはイギリス出身のジェレミー・アーヴィンです。
彼はスティーヴン・スピルバーグ作品『戦火 の馬』で主人公アルバートを演じた実力派若手俳優。
他にもスティーヴン・キング原作のスリラ ー映画『追撃者』『ストーンウォール』では同性愛者の主人公を熱演しています。
躍進中のジェ レミー・アーヴィンにこれからもご注目ください!
前作よりパワーアップ!ABBAの名曲たち
ミュージカルを彩るのはABBAの往年の名曲たち。
『Dancing Queen』『Mamma Mia』『Super Trouper』『I Have A Dream』など、前作で登場した曲も新キャストたちがストーリーに沿って歌い上げます。
本作で初めて登場する歌をいくつかご紹介したいと思います。
『When I Kissed the Teacher』(1976) 「みんな叫んだの、私が先生にキスをした時に。それにみんな夢を見たに違いないわ」学校の先 生に恋をする少女の気持ちをポップに歌った『When I Kissed the Teacher』。
映画ではドナと親友のターニャ、ロージーがガールパワー全開に溌剌と歌います。
リリー・ジェームズたちの歌声とダンスに、一気に物語に引き込まれること間違いありません。
『One Of Us』(1981)「私の元を通り過ぎて行った素晴らしいロマンスの数々…私たちのうちの1人が立ち去らなきゃいけないわ」かつてあった甘い時間も今は過ぎ去ってしまった。
切ないラブソングを歌うのはソフィーと彼女の夫、スカイ。遠く離れたところでハーモニーを奏でる2人と、想い合う気持ちが表現されたカメラワークに注目です。
『Knowing me, Knowing you』(1976) 「私を知っている、あなたを知っている、だから向き合わなくちゃ。これが2人にとって1番の選択なのよね…」ポップなメロディながらも失恋を迎えるカップルを歌ったこの名曲も今回登場します。
これは若き日のドナが恋に落ちた3人のうちの1人と歌うのですが…どの彼と共に歌うのかは、ぜひ本編で確かめてみてください!
まとめ
亡くなった母を、遠いところにいる恋人を想いながらホテルを守ろうとする現在のソフィー。
夢に満ち、冒険に繰り出した青春時代のドナ。
何年経っても忘れられない恋人を持つ男性たち。
過去と現在を交差させながら描く本作は、母と娘、永遠の恋人たちの絆の美しさを感じさせてくれます。
ABBAの歌で繋がれる時空を超えた強い愛に、笑って思わず涙してしまうこと間違いありません。
大切な方と一緒に『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』ぜひご覧ください!