ミュージシャンUruの新曲「追憶のふたり」が、玉木宏主演で映画化した『悪と仮面のルール』主題歌に決定しました。
また、映画『悪と仮面のルール』は2018年1月13日より全国公開されtます。
今回はアーティストUruとその新曲「追憶のふたり」に注目します。
1.映画『悪と仮面のルール』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【監督】
中村哲平
【原作】
中村文則
【キャスト】
玉木宏、新木優子、久喜文宏、新谷弘一
【作品概要】
日本人で初めて「デイヴィッド・グディス賞」受賞して、現在アメリカで最も注目されている日本人作家の中村文則の傑作。
主演に『のだめカンタービレ』『あさが来た』などの玉木宏、『インターン』『僕らのごはんは明日で待ってる』など新木優子がヒロイン役を務めます。
2.映画『悪と仮面のルール』の主題歌
映画『悪と仮面のルール』は、ウォール・ストリート・ジャーナルにてベスト選出され、日本のみならず世界で注目を集める芥川賞作家・中村文則の小説を、玉木宏主演で映画化した作品です。
この作品で玉木宏の演じた役は、自ら顔を変えることで過去を捨て、初恋の人のために殺人を繰り返す文宏役を狂気と悲しみで務めています。
映画ポスターは主人公の文宏の複雑な感情が表れたビジュアルになっており、右手の甲がまるでマスク(仮面)のようですし、影の部分に光る目の輝きに悪の一面もよく出ています。
このような作品の世界観に合わせて、アーティストのUruは「追憶のふたり」作詞・作曲をが手掛けました。
歌詞の内容は、別離した男性の幸せを願う無垢な想いを女性目線で歌った悲恋のミドルバラード。
これは主人公の文宏が密かに思いを寄せるホステスの香織からの視点をUruなりに読み込み、歌われるものと考えてもよいでしょう。
また、この楽曲は、Kan Sanoのアレンジにより、ブラックミュージックやJAZZの要素も感じさせる上質な仕上がりとなっています。
映画『悪と仮面のルール』の演出を務めた中村哲平監督は、Uruの楽曲「追憶のふたり」を聴いた感想を次のように述べています。
「初めてデモを聴いた時に鳥肌が立ちました。今回の曲は、事前にUruさんにも映画を観て貰い、打ち合わせをしてから曲を作って貰いました。映画の中で描きたかった、もう一つの側面を込めるという事で。そして、彼女が作り上げた世界は本当に素晴らしかった。Uruさんの持っている透明感、純粋さ、切なさを伴う歌声、そして歌詞。これは、単なる映画の主題歌ではないです。この曲は映画の一部であり、この曲でなければ映画は完成しなかった。素晴らしい楽曲です。」
中村哲平監督はUruの「追憶のふたり」について、「単なる映画の主題歌ではない」「この曲は映画の一部」と語っています。
Uruが映画を観たうえで、ヒロイン香織の心境を読み取ったことが分かり、それが映像と音楽という作品の相乗効果をあげているのでしょう。
また、女性からの想いを中村監督に認められたアーティストUruは、映画と楽曲についっての作品性について次のように述べています。
「『悪と仮面のルール』は、その世界にどっぷりと浸かり自分なりの解釈をしてみたり登場人物の心情を悟ろうとしたり、人が人である人間らしさを嫌でも感じるような、それでいてラブストーリーでもある、とてつもなく深みのある作品だと感じました。主題歌を歌わせて頂くにあたり、それを壊さぬよう曲や歌詞などを考えさせて頂きました。『悪と仮面のルール』の世界と一体となれるような曲になってくれたら嬉しいです。」
Uruは映画の世界観に浸かり自分なりの解釈をしたようですね。
その感じた女性目線の“ラブストーリー”がどのように一体となれたのか、CDで聴くだけではなく、劇場でも注目して見聞きしたいところですね。注目しましょう。
Uruの新曲「追憶のふたり」は現在のところリリースは未定となっています。
情報解禁になりましたら、追って当サイトでご紹介させていただきます。
【楽曲情報】
Uru「追憶のふたり」
作詞・作曲:Uru 編曲:Kan Sano
リリース未定
3.映画『悪と仮面のルール』のあらすじ
財閥の久喜家に生まれた文宏は10歳の少年となると、⾃⾝の出⽣の秘密を知ることになります。
狂気で巨悪である文宏の実父は、文宏が純粋悪となることのみを望まれて生まれた存在だということでした。
また、“悪”となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられます。
その日までに1年を切ったある日、文宏は父の部屋を覗き見ると久喜家の養女の香織が父の手により汚されるという地獄絵図。
“地獄”とは文宏を“悪”にするために、香織の全てが父により損なわれてしまうことだったのです。
香織を守るため文宏は父の命を殺めます。その行為もまた、父が理想として望んだ文宏が悪に近づくこと…。
やがて、次第に歪み憎悪する父の面影を宿していくことを恐れた文宏は、父の面影に怯える香織の前から去って行く決意をします。
10数年後…。
久喜文宏は姿を消してから、新谷弘一というまったくの別人になりすまし、影ながら香織を見守り続けていました。
ある日、香織の身を狙う存在を知ることとなります。その人物とは⽗と同じ歪みを持つ、文宏の兄というかでの存在だった…。
4.UruはTBS金曜ドラマ『コウノドリ』の主題歌も
映画『悪と仮面のルール』の主題歌を担当する事になり、アーティストUruにますます注目っていますが、TBS金曜ドラマ『コウノドリ』の主題歌「奇蹟」も大きな話題になっています。
【リリース情報】
Uru
New Single「奇蹟」
2017年11月8日Release
初回生産限定盤[CD+DVD] AICL-3420~1 ¥1,620(tax in)
Uru直筆イラストPOSTカード封入
通常盤[CD] AICL-3422 ¥1,080(tax in)
※2形態共通初回プレス特典 チケット最速先行(抽選)受付シリアルナンバー封入
[CD]
1.奇蹟 ※TBS金曜ドラマ「コウノドリ」主題歌
作詞:Uru 作曲:B.EYES , ENNE 編曲:冨田恵一
2.あなたがここにいて抱きしめることができるなら
作詞・作曲:miwa 編曲:清塚信也
3.奇蹟 -instrumental-
4.あなたがここにいて抱きしめることができるなら -instrumental-
[DVD]
Uru Live「SS」@東京グローブ座 ~Debut Live Digest~
『コウノドリ』に出演する俳優の綾野剛は、Uruのドラマ主題歌の感想を次のように語っています。
命は希望だ。Uruの唄には命が寄り添っている。呼吸するように、産声をあげ、心を宿します。『奇蹟』を通して、喜びと不安と希望と現実を、力強い唄声で、ご家族に寄り添い届けてくださいました。
ドラマ『コウノドリ』を照らす光です。
それに対応するかのようにアーティストのUruは、次のように主題歌について述べています。
「コウノドリ」の主題歌を歌わせて頂ける事になり、すごく感慨深く、嬉しく思っています。
歌詞を書きながら、命が生まれる奇蹟や、それを大切に想う気持ち、それら全てと一緒に生きていくということもまた奇蹟なんだという事に気付けました。たくさんの方にこのドラマのメッセージが伝わるような曲として届いたら嬉しいです。
映画やドラマと主題歌で次々に注目され、たくさんのファンに楽曲を通してメッセージを贈り続けるアーティストUru。
今後も目が離せませんね。彼女の歌声はチェックです!
参考映像:【Official】Uru 『しあわせの詩』YouTube ver.
ドラマ『フランケンシュタインの恋』挿入歌
【Uru オフィシャルinfo】
HP:http://uru-official.com
YouTube:http://youtube.com/user/kimidorinohana
Twitter:http://twitter.com/uru_super
facebook:http://facebook.com/uru.singer
blog:http://ameblo.jp/uru-singer-diary
まとめ
映画『悪と仮面のルール』は、主人公・久喜文宏には玉木宏。これまでの精悍なイメージとは異なる稀代の“殺人者”を演じ、新たな一面を見せてくれます。
文宏がすべてを懸けて守ろうとする香織のヒロインにを新木優子。
テロ組織の実行犯の一人・伊藤を吉沢亮が演じるほか、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明ら実力派俳優の共演。
2018年1月13日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショーとなります。
また、ヒロイン香織の一面を代弁するかのような作詞作曲で、新曲「追憶のふたり」を歌うUruの新曲リリースの情報は解禁まで今しばらくお待ちください。
追って当サイトでご紹介します。