日本を離れアジアに飛んだ空族の映画制作の核心を明かすメイキング・ドキュメンタリー映画『潜行一千里』。
富田克也監督作品『バンコクナイツ』の撮影の旅を追った映画『潜行一千里』は、12月16日(土)より新宿 K’s cinema にて公開!
1.映画『潜行一千里』の作品情報
【公開】
2017年(日本映画)
【監督】
向山正洋
【キャスト】
スベンジャ・ポンコン、富田克也、相澤虎之助、川瀬陽太
【作品概要】
製作は山口情報芸術センターよる、構想10年をかけて制作した、映画『バンコクナイツ』の知られざる核心に迫るメイキング・ドキュメンタリー作品。
2.映画『潜行一千里』の見どころ
本作は空族が構想10年をかけて制作した映画『バンコクナイツ』の知られざる核心に迫ったメイキング・ドキュメンタリー作品で、タイ・ラオスを縦断した一千里、約4000キロのオールロケ敢行しました。
タイの首都バンコクの日本人専門に開かれた歓楽街タニヤ通りから東北部イサーン地方、そして雄大なるメコン川のほとりの国境の街ノンカーイまでをも映し出します。
さらには、国を越えてラオスの秘境に至る空族撮影隊が辿った果てなき旅路でもあったのです。
旅を続けながら映画を撮り、次第に映画そのものが旅となってゆく。
回り続けるキャメラは必然的に東南アジアの戦争の歴史を浮き彫りにして、そこで生きる人々の抵抗の輝きを映し出した点は、本作の見どころです。
現地の人々と出会いながら役者として出演してもらい、また、スタッフとして一緒に仲間になって、“ひとつの映画”を生み出していく。
空族の制作ならではのスタイルを垣間見ることができるでしょう。
まとめ
本作の演出はヒップホップクルー「stillichimiya」の映像ユニット“スタジオ石” の向山正洋監督。
向山監督は“スタジオ石”として『バンコクナイツ』の撮影を進める傍ら、自らカメラを回し空族の撮影風景の裏側を記録に収めていたのです。
総時間にして100時間を越える膨大なデータを基に構成された本作は、映像集団“空族”につ いての本邦初のドキュメンタリー。
「バンコクナイツ』のメイキング・ドキュメンタリー映画『潜行一千里』は、12月16日(土)より新宿 K’s cinema にて公開!
ぜひ、お見逃しなく!