ドキュメンタリー映画『ギフト 僕がきみに残せるもの』は、2018年2月2日(金)よりDVD発売&レンタル開始!
難病ALSを宣告された元アメリカン・フットボールのスター選手のスティーヴ・グリーソン。
彼が撮影を始めたビデオダイアリーから生まれたドキュメンタリーは、サンダンス映画祭でプレミア上映され、全米で30近い賞を受賞&ノミネートされた作品!
1.映画『ギフト 僕がきみに残せるもの』の作品情報
【公開】
2016年(アメリカ映画)
【原題】
GLEASON
【監督】
クレイ・トゥイール
【キャスト】
スティーヴ・グリーソン(元NFL ニューオーリンズ・セインツ)、ミシェル・ヴァリスコ、エディ・ヴェダー、スコット・フジタ
【作品概要】
難病ALSを宣告された元アメリカン・フットボール選手のスティーヴ・グリーソンが、まだ見ぬ息子のために撮影を始めたビデオダイアリーから生まれたドキュメンタリー作品。
2.映画『ギフト 僕がきみに残せるもの』のあらすじ
アメリカン・フットボールの最高峰NFL。ニューオーリンズ・セインツのスティーヴ・グリーソンは、特別なヒーローでした。
ハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオーリンズの災害後初のホームゲーム、ファンの市民が待ちに待った試合でチームを劇的な勝利に導いた人物です。
それから5年後。すでに選手生活を終えていたグリーソンは、病院でALS(筋萎縮性側索硬化症)だと宣告を受けます。
そして時同じにして、妻ミシェルの妊娠をします。
初めて授かった命。だが自分は、生きている間に我が子に会うことができるのだろうか。
生まれ来る子のために自分は何が残せるのだろうか。
スティーヴは決めます。まだ見ぬ子のために毎日の日課として、ビデオダイアリーを撮り続けると…。
3.映画『ギフト 僕がきみに残せるもの』の感想と評価
本作は2010年からスティーヴ・グリーソン自らが撮影をはじめたパーソナルな映像でした…。
それを彼の旧友であり介護者ともなった2人のフィルムメーカーが、スティーヴの家族とともに暮らしながらキャメラを回し撮影した映像からなる個人的なビデオダイアリーから生まれた作品です。
およそ1500時間を超えるその映像は、病気に立ち向かう姿や、不安、妻とのケンカや絶望など、きれいごとだけではなく、ありのままに被写体となったスティーヴの素のまま姿を見つめます。
また、時に生きる力となるユーモアを忘れず、日々を乗り越えていく彼らの姿を赤裸々に映し出したからこそ、誰もに届く感動をもたらしたと言えるでしょう。
また本作を視聴した各界の著名人は次のような感想を述べています。
「全て本当の表情が映し出されていて、全ての感情が伝わってくるようです。観ている間、感動して泣くことしかできません。
ALSによりできることが徐々になくなっていく中で、新しいことに挑戦し、希望を捨てないスティーヴさんとミシェルさんの姿に胸を打たれます。
小山宙哉(漫画家『宇宙兄弟』)」
「どこから来るのかわからない苦しみほど辛い事はない。それを乗り越えようとした時に愛や希望が溢れてくるのでしょう。少しだけ強くなれました!ありがとう、スティーヴ!
若旦那(アーティスト・俳優)」
「涙が止まらなかった。グリーソンと同じ状況になった時、僕は何ができるだろう。献身、愛、感謝、家族、チーム、ヒーロー……。いろんな言葉が頭の中を駆け巡った。息子を抱きしめながら観ました。
荻原次晴(スポーツキャスター)」
あまりドキュメンタリー映画をご覧にならないあなたも、この機会にご覧になるのはいかがでしょう。
本来、人間の脳神経は、“生きたい”、“知りたい”、“仲間になりたい”という本能を持っていると言われています。
自分のためだけに生きるのではなく、新たな命に生きがいを見つけたスティーヴとその家族は、何を見つけたのでしょうか。
あなた、そのお裾分けを映画で共有してみるのはいかがでしょうか。
まとめ
スティーヴ・グリーソンの抱えてしまった病気ALSとは、筋肉への伝達機能が徐々に失われ、数年のうちに歩行や会話や呼吸ができなくなるそうです。
認知能力は残り、患者はすべてを感じるが身体を動かせないそうです。診断後の平均余命はアメリカではおよそ2〜5年と言われています。
また、車イスの天才学者・ホーキング博士がALSであることや、数年前のアイス・バケツ・チャレンジで一般的に知られるようになっています。
映画『ギフト 僕がきみに残せるもの』は、2018年2月2日(金)よりDVD発売&レンタル開始です。
また、映像特典にはミシェル・ヴァリスコ来日時インタビュー(※予定)あるそうです。
あなたもご覧いただいてみては、いかがでしょう。