Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

連載コラム

映画『ビッチホリディ』あらすじネタバレと感想。女性監督ならではの視点と巧みな物語の語り口|未体験ゾーンの映画たち2019見破録47

  • Writer :
  • 20231113

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2019見破録」第47回

ヒューマントラストシネマ渋谷で開催の“劇場発の映画祭”「未体験ゾーンの映画たち2019」。今回はエーゲ海に面したリゾート地を舞台に、奇妙な人間模様を描いた映画が登場します。

2018年カンヌ国際映画祭の、ある視点部門でグランプリを受賞したスウェーデン映画『ボーダー(原題)』。

現代を舞台にした、異色のファンタジー映画の脚本を手掛けた女性クリエイターである、イザベラ・エクロフの初長編映画が登場します。

彼女が完成させたこの作品は、誰もが憧れる華やかな世界に生きる女を通じて、現代社会を風刺する鋭い視点を持っています。

第47回はリゾート地を舞台にしたサスペンス映画『ビッチ・ホリディ』を紹介いたします。

【連載コラム】『未体験ゾーンの映画たち2019見破録』記事一覧はこちら

映画『ビッチ・ホリディ』の作品情報


(C)2018 Apparatur ApS

【日本公開】
2019年(デンマーク・オランダ・スウェーデン合作映画)

【原題】
Holiday

【脚本・監督】
イザベラ・エクロフ

【キャスト】
ヴィクトリア・カルメン・ソンネ、ライ・イェダ、タイス・ローマー

【作品概要】
エーゲ海に面するトルコのリゾート地に現れた若い女、サーシャ。彼女は恋人と称する男マイケルの元で、実にゴージャスな日々を満喫していました。

しかしその生活の実態は、性と暴力でマイケルに支配された歪んだものでした。ある日彼女はヨットで自由気ままに暮らす青年、ドーマスに出会い好意を抱きます。

アメリカのオースティンで行われる映画祭、2018年ファンタスティック・フェストでは、あの『カメラを止めるな!』が、ホラー部門最優秀監督賞と観客賞を受賞しています。

その同じ年のファンタスティック・フェストで、ニュー・ウェイブ部門の作品賞と監督賞を受賞したのがこの映画です。

ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

映画『ビッチ・ホリディ』のあらすじとネタバレ


(C)2018 Apparatur ApS

トルコのボドルムの空港に、1人キャリーケースを引いた女サーシャ(ヴィクトリア・カルメン・ソンネ)が現れます。彼女は単身バスでホテルへと移動します。

ブティックで買い物をした彼女は、店員に自分のカードが使用出来なくなっていると指摘されます。豪華なホテルでくつろいでいた彼女は、ボビーからの呼び出し電話に急ぎ外出します。

ボビーの車に乗り込んだサーシャ。彼女はボビーに、やむを得ず金を300ユーロほど借りたと告白します。ブティックでカードが使用出来ず、店員の視線に耐えられなかったと言い訳します。

ボビーは車を停めると、可愛い女は何をしても貢いで貰えると、切り出します。マイケルにこう話そう、あなたの新しい女は信用できないと。マイケルにすぐ捨てられるぞ、と脅すボビー。

ボビーは平手で彼女の頬を打つと、こんな事は二度と許さないと言い、彼女に金を払って車から降りるよう冷たく指示します。

エーゲ海を望む観光客が集まるビーチで、1人時を過ごしていたサーシャをマイケル(ライ・イェダ)が迎に現れます。何事もなかった様に明るく振る舞い、マイケルとの再会を喜ぶサーシャ。

マイケルの邸宅に到着したサーシャはベットに横たわります。彼女に寄り添ったマイケルに、滞在したホテルについて話すサーシャ。ボビーもマイケルと同じファミリー(組織)の一員でした。マイケルは彼女のショートパンツを脱がします。

邸宅では他にもマイケルの身近な、様々な年代の人々がくつろいで過ごしていました。サーシャはマイケルとドライブに出ます。宝石店に入ると、マイケルは彼女が望むままに、豪華なイヤリングを買い与えます。それを身に付けたサーシャを、マイケルの取り巻きが褒めたたえます。

一行は海辺のリゾートプールで楽しく過ごします。アイスクリーム屋で並んでいたサーシャは、列にいたオランダ人、トーマス(タイス・ローマー)とフレデリックと親しくなり、軽く言葉を交わします。

子供も加えビーチで日光浴をしているマイケル一行は、大音量で音楽を流していました。老人が音を下げろとフランス語で抗議しますが、言葉が通じない一行は適当にあしらって追い返します。

邸宅に戻り食事を共にする一同の前にボビーが現れます。ボビーと握手を交わし、ボビーと同じ言語で会話するマイケル。怪しげな雰囲気の彼を警戒する者もいますが、ボビーはマイケルに歓迎され、宴に加わります。

夜が更けるとパーティの参加者は増え、クスリを使用する者も現れ、パーティーはさらに賑やかになります。マイケルはサーシャに、クスリを混ぜた飲み物を渡します。

渡された物を飲み、意識を失ったサーシャをベットに運ぶと、思うがままに弄ぶマイケル。彼女が翌朝1人で目を覚ました時には、何も身に付けていませんでした。

起き上がった彼女がテラスに出ると、外から大金が動くあやしげな取引の話をしている、マイケルとボビーの話声が聞こえてきます。しかしサーシャは会話の内容に、何の関心も示しません。

レストランでマイケルらと食事をしていたサーシャは、トーマスとフレデリックの姿を見かけます。マイケルに知人に挨拶してくると伝えると、彼女は2人の元に向かいます。顔を合わせるとサーシャはデンマークから、トーマスらはオランダから来たと互いに言葉を交わします。

マイケルは戻って来たサーシャに相手が何者か尋ねます。アイス屋で会った人と答えた彼女に対し、放っておけとそっけなく告げるマイケル。

夜になり、バーで開かれたパーティーにサーシャの姿がありました。音楽に合わせ、鏡に向かって踊るサーシャ。背後に1人女が現れ、同じように踊ります。

仲間との会話に夢中のマイケルを置いて、サーシャは店を抜け出します。店の外でトーマスと出会ったサーシャは、彼に誘われ海辺へと向かいます。

波打ち際に並んで座る2人。サーシャはコペンハーゲンから友人たちとここを訪れたと、自分について紹介します。彼女はトーマスにMDMA(合成麻薬)を勧め、2人共服用します。

その頃マイケルは仲間の男たちと、皆押し黙ってポールダンスに興じるダンサーを見つめていました。

すっかりクスリの効いたサーシャとトーマス。サーシャは彼に歌うようせがみ、それに応じてトーマスは歌います。

邸宅に戻り1人眠るサーシャのベットに、後からマイケルが入ってきます。翌朝、2人はフードコートでアイスを分け合って食べていました。

ゲームセンターでゲームに興じるマイケル一行。遊具のボートに乗り、酔って吐いてしまうサーシャ。

陽射しが輝く中、首にショールを巻き、1人優雅にミニバイクを走らせるサーシャ。道路工事をしていた、地元のトルコ人作業員に道を尋ねます。

作業員は彼女に、垂れ下がったショールが危ないと注意しますが、言葉が通じぬサーシャには理解できませんでした。その結果ショールが車輪に巻きつき転倒、サーシャの膝と首には酷い傷跡が残ります。

邸宅のプールサイドでくつろぐ一同。仲間の1人ムッセがトラブルを起こしたと告げられ、血相を変えたマイケル。まだ幼い子供たちは何が起きるかを察し、家の中へと逃げ込みます。

サーシャが見守る前でムッセはマイケルに階段を突き落され、男たちに一室に連れ込まれます。

子供たちの部屋に入ったサーシャは、テレビをつけ音量を上げます。壁の向こうからは男たちの怒鳴り声と、激しく争う物音が聞こえてきます。

騒ぎが収まった後、ソファーに座るマイケルとサーシャ。彼女が触れても、心ここにあらずといった様子のマイケル。しかし彼女を抱き寄せると、首の傷跡に手をやり絞めます。

怒った彼女が逃れようとすると捕えて床に引き倒し、強引に犯し始めるマイケル。隣室から皆の会話する声が聞こえる中、サーシャは口まで汚されます。

目的を果たしたマイケルはソファーに横たわり、辱められたサーシャは1人立ちあがります。

翌日、顔や体にあざを作ったムッセは、不始末の侘びてマイケルにジャックナイフをプレゼントします。他の者にも、そしてサーシャには新しいショールをプレゼントするムッセ。

仲間の口添えもあり、マイケルはムッセを許し、一同も何事も無かった様に振る舞います。

その夜、貸し切ったバーカウンターのカラオケ設備をムッセが直し、一同は歌と踊りに興じます。皆が盛り上がる中、独り窓の外を見つめているマイケルの姿がありました。

ヨットが並ぶ波止場を、サーシャが歩いています。彼女はトーマスに会う為に、彼のヨットを捜していました。ヨットを見つけ中を伺っていると、トーマスとフレデリックが帰ってきました。2人はサーシャに買って来た安物のワインとチーズを勧め、ヨットに招き入れます。

そこにマイケルも姿を現します。トーマスとフレデリックは、サーシャの上司と名乗った彼もヨットに招き入れ、4人で飲む事になりました。

自分は販売員だったと語るトーマス。その時は他人を上手く騙せると、高揚感を感じていたとサーシャとマイケルに告白します。

そんな生き様に疑問を感じた彼は、今後は感情をないがしろにせず生きようと決断し、仕事を捨て部屋を売り払い、手に入れたヨットで暮らす日々を過ごしていると説明します。

しかしマイケルには、彼の生き方が理解出来ませんでした。2人でヨットに女を連れ込んでいるのかと尋ねるマイケル。しかし言葉の違いから、ゲイと勘違いされていると思ったトーマスとフレデリック。話がかみ合わないまま歓談は終わり、サーシャとマイケルは帰っていきます。

翌日、サーシャの携帯でトーマスの番号を知ったマイケルは、購入するヨットの相談に乗って欲しいとの口実を設け、トーマスを邸宅での食事に招きます。

着飾ってトーマスを迎えるサーシャ。彼女とマイケル、トーマスの3人が夕食の席を囲みます。

以下、『ビッチ・ホリディ』ネタバレ・結末の記載がございます。『ビッチ・ホリディ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2018 Apparatur ApS

マイケルはトーマスに、イタリアの下ネタジョークを語り、まずは和ませようとします。そしてロシア製の大きなヨットが欲しいと告げ、彼に意見を求めます。

トーマスはロシア船はトラブルが多いので、止めた方が良いとアドバイスしますが、マイケルはトラブルがあってこそ世の中は回ると、彼に返します。

トーマスはマイケルとサーシャの関係に気付き、マイケルが自分を招待した意図に気付きました。

サーシャとトーマスが2人でMDMAを服用し、関係を持ったのかと尋ねるマイケル。トーマスは誤解があったら謝ると告げます。自分の接近を、彼女がOKしたものと思っていたと告白するトーマス。

君はハンサムでまだ若いとトーマスに告げたマイケルは、女の扱いを見せてやると彼に告げると、サーシャに下着を脱ぐよう命じます。

サーシャの下腹部に手をやり、その手をトーマスに突き付け、このパワーゲームで女に火が付くとうそぶくマイケル。

トーマスは行為を止めるよう求めますが、マイケルは彼に対して、今すぐ見すぼらしい穴ぐらへ帰れと、言い放ちます。トーマスは逃げる様に去っていきました。

その姿をマイケルはあざ笑います。そして彼は、愛想笑いを浮かべたサーシャの頬を打ちます。

サーシャは独り波止場を歩き、トーマスのヨットへと向かいます。ヨットにはトーマスが1人でいました。

サーシャはトーマスに謝り、トーマスも彼女に詫びます。彼女の首の傷はマイケルの仕業か、と尋ねるトーマスに、彼女は違うと答えます。

これも何かのゲームか、と彼女に問うトーマス。ところが誤って船室に転落し頭を打ちます。心配して駆け寄ったサーシャに彼は、マイケルからそんな扱いを受けて平気でいるなんて、君こそ医者に診てもらえと叫びます。

感情が高ぶったのか、トーマスはサーシャに叫び続けます。今のままでは君たちは、5年以内に逮捕されるだろうと言い放ち、出て行けと彼女に叫ぶトーマス。

その言葉を聞いたサーシャは、船内にあった水差しでトーマスを強く殴り、動かなくなった彼をもう一度、さらに強く殴ります。

顔に返り血を浴び、凶器の水差しを手に外に出たサーシャは、海辺に立つと凶器と自分の履いていた靴を、海の中に投げ捨てます。

地元の警察にサーシャは姿を現しますが、警官にトルコ語で質問された彼女は何も答えず、やがて首を横に振って立ち去ります。

朝日が昇る頃、邸宅に戻ったサーシャは、マイケルの傍らに座り煙草に火を付けます。

明るくなった頃、波止場に座るサーシャの姿がありました。ヨットに戻ろうとするフレデリックを捕まえると、トーマスをここで2時間も待っていると伝えたサーシャ。

ランチに誘うつもりが電話がつながらず、ここで待っていると説明するサーシャ。彼女はフレデリックに対し、アリバイ工作を行ったのです。

新たにマイケルが手に入れた豪華なヨットの上に、彼を取り巻く一同が乗っています。そしてヨットの船首には、サーシャの姿がありました。

映画『ビッチ・ホリディ』の感想と評価


(C)2018 Apparatur ApS

現代を生きる人々の虚栄に満ちた姿

貴族や大金持ち、権力者など上流階級の虚飾に満ちた世界を描いた作品は、映画に限らず昔から多数存在しています。

この映画も華やかだが、しかし中身の無い虚ろな世界を描いた作品です。

しかし描かれたゴージャスな生活は、確かに貧乏人には手が届かないものの、上流階級というには余りもに身近で、余りにも低俗な世界として描かれています。

主人公サーシャとマイケルが、実のところどんな愛人関係を結んだのか詳しい描写はありません。また裏社会の大物らしいマイケルが、どんな仕事に手を染ているのかも不明です。彼を取り巻く人々も詳しく紹介されません。

描かれるのは彼らの過ごす軽薄な日々。しかし同時に誰もが憧れる世界。邦題で「ビッチ」とまで呼ばれるサーシャですが、誰もが彼女の軽蔑しつつも、その生活には憧れを覚えるでしょう。

彼女は物扱いされても、拝金主義の世を捨てて生きるトーマスに出会っても、贅沢を与えてくれる男の元へと帰っていきます。華やかな作品でも、エロチックな作品でもありません。現代社会を鋭く風刺した作品です。

映画ロケ地はトルコのリゾート地「ボドルム」


(C)2018 Apparatur ApS

この映画の舞台となったのはトルコのボドルム。エーゲ海に面しギリシャの対岸に位置する「トルコのリヴィエラ」と呼ばれるリゾート地です。

EU圏の人々には、ユーロの力で休暇を贅沢に満喫出来る場所として人気です。その結果様々な国籍の人々が押し寄せる場所ですが、これが映画にも生かされています。

『ビッチ・ホリディ』に登場する主な言語はデンマーク語、英語、オランダ語ですが、フランス語に現地のトルコ語、他にも追いきれない程様々な言語が登場します。

劇中では言語の違いが生む、時にかみ合わない会話が引き起こす、悲喜劇と不安感が描かれています。同時に言語の違いが、他者への無関心も生む様も描いています。

リゾート地で華やかな生活を送りながらも、マイケルを通じてしか接点のない、彼の取り巻きの人々と生活を共にするサーシャ。他の人々とも言語的に阻害され、誰ともまともに交流できない結果、彼女は物質的に満たされても、常に孤独を抱えているのです。

神によって違う言葉を与えられ、バラバラになったバベルの塔の住人の如く、混沌に満ちた世界に暮らすサーシャ。その姿を通じて現代人の孤独や、コミュニケーションの不在を描いた作品になっています。

この言語の混乱状態を映画では、時に「括弧書き」字幕を駆使して表現しています。その上で使用され耳に入る言語に注目して鑑賞すると、監督の意図した混乱状況が体感できます。

女性監督ならではの視点


(C)2018 Apparatur ApS

脚本家出身のイザベラ・エクロフの、初長編映画として製作された『ビッチ・ホリディ』。紹介した通り、中にはアダルト動画まがいの、実に際どい描写もあります。

しかし劇中で描かれた行為はポルノグラフィな描写では無く、「物」として取り扱われる女性の姿を突き放して描いたもの。冷静かつ鋭い視点で描写されています。

脚本家出身だけあって、バラバラに羅列されたパーティー三昧を描いているようで、その積み重ねから物語を構築しているのも見事です。

参考映像:『ボーダー(原題)』(2019年秋日本公開予定)

イザベラ・エクロフが脚本を手掛けた『ボーダー(原題)』は、現代を舞台にした異色ファンタジーという、実にユニークな作品。2018年カンヌ国際映画祭・ある視点部門受賞だけでなく、2018年アカデミー賞の、メイクアップ&ヘアスタイリング部門にノミネートされた作品です。

優れたストーリーテラーである、彼女の今後の活躍にご注目下さい。

まとめ


(C)2018 Apparatur ApS

タイトルといいビジュアルといい、エロティックな内容を期待してしまう映画『ビッチ・ホリディ』。ある意味それは正解ですが、同時に深く鋭い視点を秘めた作品でもあります。

主役のサーシャを演じたヴィクトリア・カルメン・ソンネは、デンマーク出身の女優で、劇中の体当たり演技が高く評価されました。以降のデンマーク映画で主要なキャストとしての出演が続き、今後の活躍が期待されています。

この作品の脚本を、監督のイザベラ・エクロフと共に書いたのがヨハネス・オルグレン。彼女はラジオホストとして活躍しながら、小説家・脚本家としての実績を積み重ねた人物です。『ビッチ・ホリディ』は、彼女の実体験を基に書かれたストーリーと紹介されています。

多くの女性映画人が力を合わせて描いたは、男社会と闘う女性像ではなく、それに流されてしまう女性像。しかし映画で描かれた彼女の弱さは、全ての現代人が抱える弱さでもあります。

意味深い映画として受け取りましたが、世の女性はこの映画の主人公の姿を、どの様に受け止めるのでしょうか。

際どい描写にもメッセージが込められている作品です。関心を示された女性映画ファンにこそ、是非お勧めしたい映画です。

次回の「未体験ゾーンの映画たち2019見破録」は…


(C)2018 MARKED LAWNS LLC.

次回の第48回は美しくも奇妙な、終末の世界を舞台にした異色映画『孤独なふりした世界で』を紹介いたします。

お楽しみに。

【連載コラム】『未体験ゾーンの映画たち2019見破録』記事一覧はこちら

関連記事

連載コラム

映画『ブエノスアイレス』感想考察と評価あらすじ。 ドキュメンタリー摂氏零度から浮かぶ作品の真実とは|偏愛洋画劇場13

連載コラム「偏愛洋画劇場」第13幕 香港の映画監督、ウォン・カーウァイ。 若者たちの刹那的な青春や恋人たちの胸の痛みを繊細に描き出すカーウァイ監督の作品は、世代を超えて愛され続けています。 今回ご紹介 …

連載コラム

【漫画ネタバレ考察】シン・仮面ライダー|1話あらすじ感想解説。十字仮面/クロスファイヤーにロボット刑事Kが登場?タイトル元ネタも紹介【仮面の男の名はシン2】

連載コラム『仮面の男の名はシン』第2回 『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』に続く新たな“シン”映画『シン・仮面ライダー』。 原作・石ノ森章太郎の特撮テレビドラマ『仮 …

連載コラム

映画『空の大怪獣ラドン』ネタバレ感想と評価。メガヌロンの解説や特撮の見どころも|邦画特撮大全46

連載コラム「邦画特撮大全」第46章 2019年公開を目前に控えたハリウッド大作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。 この作品にはゴジラの他、キングギドラ、モスラ、ラドンといった東宝の人気怪獣たちも …

連載コラム

映画アミナ2021|ネタバレ感想とあらすじ結末評価。歴史物アクションはアフリカ・ナイジェリアを舞台に王女の戦いを描く|Netflix映画おすすめ67

連載コラム「シネマダイバー推薦のNetflix映画おすすめ」第67回 2021年11月4日(木)にNetflixで配信された、イズ・オジュク監督が描くアフリカ・ナイジェリアの時代劇アクション・アドベン …

連載コラム

映画『ブラック・クローラー』ネタバレあらすじと感想評価。ラスト結末の人喰いワニのパニックムービーを語る|未体験ゾーンの映画たち2021見破録11

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2021見破録」第11回 公開の危ぶまれる映画から、奇抜なものからお約束映画までそろえた「未体験ゾーンの映画たち2021見破録」。第11回で紹介するのは、お馴染みの& …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学