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Entry 2023/09/04
Update

【ネタバレ】AIRエア|映画あらすじ結末感想と評価解説。“エア・ジョーダン”ことナイキの伝説的バスケットシューズの誕生秘話|Amazonプライムおすすめ映画館23

  • Writer :
  • 秋國まゆ

連載コラム「Amazonプライムおすすめ映画館」第23回

ベン・アフレックが製作・監督を務めた、2023年製作のアメリカのスポーツ映画『AIR/エア』

ナイキが発売した世界的人気を誇るバスケット・シューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を描いた作品です。

1984年当時。ナイキのバスケットボール・シューズは不人気。主人公のソニー・ヴァッカロは、CEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門の立て直しを命じられます。

「コンバース」「アディダス」と競合ブランドが圧倒的シェアを占める中、苦戦するソニーと上司のロブ・ストラッサーが目をつけたのは、のちに世界的スターとなるバスケットボール選手マイケル・ジョーダンでした。

ソニーたちのすべてを賭けた“一発逆転”の実話を描いた映画『AIR/エア』のネタバレあらすじと、作品の魅力をご紹介いたします。

【連載コラム】「Amazonプライムおすすめ映画館」記事一覧はこちら

映画『AIR/エア』の作品情報


(C)AMAZON CONTENT SERVICES LLC

【公開・配信】
2023年(アメリカ映画)

【原題】
Air

【監督】
ベン・アフレック

【脚本】
アレックス・コンヴェリー

【キャスト】
マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、ヴィオラ・デイヴィス、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー、クリス・メッシーナ、マシュー・マー、ジュリアス・テノン、ジョエル・グレッチ、グスタフ・スカルスガルド、バルバラ・スコヴァ

【作品概要】
ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を映画化。

アルゴ』(2012)で製作・主演も兼ねたベン・アフレックが製作・監督を務め、盟友である『フォードvsフェラーリ』(2020)のマット・デイモンを製作・主演に迎えました。

当時のナイキのCEOフィル・ナイト役をベン・アフレックが自ら演じ、本作の主人公ソニーの上司ロブ役を『モンスター上司』(2011)のジェイソン・ベイトマン、マイケル・ジョーダンの母デロリス役を「ザ・スーサイド・スクワッド」シリーズや『フェンス』(2016)のヴィオラ・デイヴィスが演じています。

映画『AIR/エア』のあらすじとネタバレ


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1984年。アメリカの多国籍企業「ナイキ」はランニングシューズが売れて上場企業入りを果たしましたが、バスケシューズ市場では17%と人気がなく業績不振に陥っていました。

ナイキのバスケ部門のスカウトマンであるソニー・ヴァッカロは、ナイキのCEOのフィル・ナイトからバスケ部門の立て直しを命じられます。

しかし、コンバースやアディダスといった競合ブランドがバスケシューズ市場で圧倒的なシェアを占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高いです。

そんな中、ソニーが目をつけたのは、ドラフト3位指名のマイケル・ジョーダン。のちに世界的スターとなるジョーダンですが、当時はまだNBAの試合に出たこともないド新人選手でした。

ソニーは25万ドルの予算全額を使ってジョーダンと契約し、彼だけに特化したブランドを彼との共同開発で作りたいと、上司であるバスケ部門のマーケティング責任者ロブ・ストラッサーとバスケ部門の選手担当責任者ハワード・ホワイトに伝えました。

ソニーがジョーダンを推す理由は、1982年のチャンピオンシップで見せた、彼の生涯最高のシュート。それが当時ドラフト1位指名のノースカロライナ大のスター選手であったジェームズ・ウォージーを囮に使った、ジョーダンを中心とする作戦だったと気づいたからです。

事実、ウォージーからパスが来るのを分かっていたジョーダンは、相手校に1点差で負けていた試合の終盤、落ち着いて彼からのパスを受け取ってシュートを決めていました。

ソニーは、ジョーダンのエージェントを務めている友人のデビッド・フォークにかけ合い、ジョーダンへのプレゼンをさせてほしいと頼みます。

しかしジョーダンは、コンバース派のチームに合わせ試合直前はコンバースのシューズを履くものの、試合終了後にはアディダスのシューズに履き替えたり、「赤いベンツ380SLをくれる会社なら、バスケシューズの生涯契約をする。だがナイキ以外で」と言うほどのアディダスファンでした。

それに加え、アディダスはジョーダンを25万ドルでオファーしてくれるとのことで、フォークに「書面での正式なオファーがなければ、俺はクライアントであるジョーダンに取り次ぐ義務はない」と断られる始末。フィルたちもジョーダン1人に絞り、予算全額を使ってオファーすることに難色を示しました。

またオリンピックのバスケコーチであり、自分の結婚式での花婿付添人を務めてくれたジョージ・ラベリングからも反対され「エージェントを通さないで彼の家族に会えば、職を失うぞ」と言われてしまいました。

そんな苦境にもかかわらず、ソニーはジョーダンへのオファーを諦めきれず、ハワードに彼の両親に連絡をとりたいと相談します。

ハワードも反対するかと思いきや「フィルがどう思おうが、誰がどう思おうが関係ない。大事なのは自分を信じることだ」「僕は君を信じてる。どうせ僕が止めたって、君はやるんだろ?」と後押ししてくれました。

翌日。ソニーは病気だと嘘を言って会社を休み、ノースカロライナ州ウィルミントンにいるジョーダンの両親に会いに行きました。

ジョーダンの母親デロリスは、連絡もなしに突然家に押しかけてきたソニーのことを怪訝そうにしつつ、ひとまず彼の話を聞くことに。

ソニーは「アディダスとコンバースからのプレゼンがどんなものか当ててみせましょう」「もし自分の予想が違っていたら諦める。でも合っていたら、息子さんと一緒に、僕たちのプレゼンを聞いてほしい」と伝えます。

デロリスはソニーに促されて、彼がウィルミントンまで来たのか尋ねます。ソニーは「息子さんは特別だと信じているから」「それを世界で唯一あなただけが分かってる。だからウィルミントンまで来た」と答えました。

ソニーがジョーダンの家に押しかけたことを知ったフォークは激怒。電話越しに彼を罵倒し「もし君がマイケルと契約できなければ、今後うちの顧客はナイキと契約させない」と言いました。

ですがジョーダンの母親の意向により、月曜にオレゴン州ビーバートンでジョーダンが自分たち家族と会うことをソニーにこっそり教えてくれました。つまり、ジョーダンがナイキの会社に来てプレゼンを聞いてくれるということです。これを聞いてソニーは大喜び。

しかし、ソニーがジョーダンの家に押しかけたこと、月曜には会社でジョーダンにプレゼンすることが決まったことを知ったフィルは激怒。

口論の末、フィルから「準備は進めればいい。日曜の夜に俺が許可しなければ、予算もジョーダン・ブランドも、月曜にする正規なオファーもない」と言われてしまいました。

ソニーはジョーダンへのプレゼン準備のため、ナイキのクリエイティブディレクターであるピーター・ムーアに、「今までに見たことがない最高のバスケシューズを、月曜までに作ってほしい」と頼み込みます。

ソニーの要望するバスケシューズは、シューズを履く選手個人を思わせるもので、かつ大衆受けがいいもの。そして、今までに見たことがないほど美しいものでした。


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ソニーとロブ、ピーターは休日出勤かつ会社に泊まり込みをして、“ジョーダン・ブランド”のバスケシューズの制作にとりかかりました。

その過程で、ピーターが以前から完璧なバスケシューズを作ることを夢見ていたこと、離婚して娘と会えなくなったロブが日曜限定で父親になれること、ロブにとってナイキは「自分に懐いてくれない娘とのつながり」であることをソニーは知りました。

その頃ジョーダン一家とフォークは、アディダスとコンバースのプレゼンを聞きにそれぞれの会社へ行っていました。

マイケルの第2希望であるコンバースではソニーの予想が当たり、髪をジェルで固めてロレックスの腕時計をしていた責任者のジョン・オニールは「今まで多くのバスケ選手を見てきましたが、マイケルは特別だ。そう感じる選手は滅多にいない」と話しました。

デロリスがソニーに言われた通り、ジョンの話が終わった後、マイケルは他の選手と比べてどう違うのか、どこが素晴らしいのかと尋ねました。

これに対しジョンたちコンバース側は言葉を詰まらせ、「マイケルも他の一流の選手と同じ次元に立って後世に語られることでしょう。それこそ最高の名誉だ」と答えました。

そしてマイケルの第1希望であるアディダスでもソニーの予想通り「うちの靴は最高だ。単純明快、全て革製で若者に人気だ。こんなものコンバースは作れない」と4人の責任者はジョーダンたちに伝えました。

ここでもソニーに言われた通り、デロリスは家族経営であるアディダスは、誰が最終決定権を持っているのかと尋ねます。

当時、アディダスは創業者のアドルフ・ダスラーを亡くしたばかりでした。そのためソニーの予想通り、ダスラーの子どもたち4人は違う考えを持っていたのです。

以下、『AIR/エア』ネタバレ・結末の記載がございます。『AIR/エア』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


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そしてついに迎えた月曜日。フィルからも無事許可が下り、ソニーたちは万全を期してジョーダン一家とフォークをナイキのオフィスに招待し、プレゼンをしました。

その最中、ソニーはプレゼン用のビデオを流すのを止めて、ジョーダンと真剣に話をします。実はソニーはプレゼン前、ジョーダンの資料を読み込んでいました。

「君は高校時代チームを外されたが、NBAを目指してチャンピオンシップで優勝、夢を掴んだ」「世間はそんな偉大な新人の君を持ち上げ、愛するだろう」「でも一番高いところに持ち上げられたら、またどん底へと引きずりおろされる。世間はそういうものだ」

「我々は君をありもしない存在に作り上げ、君はそれになるよう毎日休むことなく続ける努力が必要だ」「それを何度も何度も繰り返す。その時君は、苦しみを乗り越え再び戦えるか?」……。

さらにソニーは、ジョーダンの人生に意味はなくとも、自分たちには大きな意味があると伝えた上で、ジョーダンのために作ったバスケシューズ「エア・ジョーダン」を履いてほしいと頼みました。

そして最後に「僕たちは命尽きれば忘れ去られてしまう存在だが、君は違う」「君は、マイケル・ジョーダンの物語は、永遠に人々の記憶に残り続ける」「僕たちに飛び立つ力を与えてくれる」と言いました。

ソニーの話が終わった後、フィルからジョーダンに正式なオファーが書面で渡されました。ジョーダン一家とフォークは後日、そのオファーへの返事をすることとなりました。

ジョーダンからの連絡を待った数日後。ソニーはハワードから「アディダスがナイキと同額の25万ドルのほかに車もプレゼントする」とジョーダンの父親ジェームズに会って聞いたと知らされます。ソニーは、自分の20年のキャリアを賭けたジョーダンへのプレゼンは失敗したのだと悟りました。


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呆然とするソニーのもとに、デロリスから電話がかかってきます。デロリスから直接断りの電話をかけてきたのかと思いきや、ナイキのオファーと、ジョーダンの名前が入った靴を受け入れることにしたと言われたのです。

思ってもみなかったデロリスの言葉に大喜びするソニー。そんな彼にデロリスは「エア・ジョーダンの靴の収益の一部が、マイケルに入るという契約条件を加えたい」と言います。それはジョーダンが、自分の名前の入った靴に意味を持たせることに関心を持っているからだと、デロリスは語りました。

お金のない貧しい若者が、一生懸命アルバイトをして稼いだ金を使ってでも買いたいと思えるほどの価値を、エア・ジョーダンの靴にも持たせなくてはいけない。

デロリスは、息子が精鋭揃いのNBAでスター選手に、いやNBAのスター選手以上、NBAの顔となる選手になれると信じていました。だとすれば、ジョーダンにはその対価を受け取る権利がある、とデロリスは主張します。

そして最後に「マイケルが25万ドルとベンツを受け取っても、1年で忘れ去られる」「でも靴の収益は続く、“エア・ジョーダン”がある限り」「靴はただの靴、息子が履くまではね」と、デロリスはハッキリとそう言って電話を切りました。

ソニーはこのことをフィルに報告しました。当然「ノー」と言われるものだと思っていたソニーでしたが、フィルはデロリスからの条件を受け入れると答えました。そして「役員会への説得は俺に任せて、契約を取ってこい」と、ィルはソニーに言いました。

ソニーはすぐにデロリスに電話をかけ、提示された条件をナイキは受け入れると返事をしました。契約が決まったため、ソニーはジョーダンと直接電話で話す許可が下りました。

ジョーダンと話をした後、ソニーはロブを含むバスケ部門の社員全員に、ジョーダンと契約したことを報告。ロブたちとその喜びを分かち合いました。

ソニーはフォークにも、ジョーダンと契約したことを報告。フォークはなんだかんだ言いつつ、ソニーに新たな逸材を紹介しました。

ソニーはフィルとも話をして、改めて自分を雇ってくれたことへの感謝を述べました。これに対しフィルは「君は勇気がある、ナイキにとって大事な戦力だ」といいました。

「エア・ジョーダン」が発売される以前の、1番売れていたナイキのシューズの収益は300万ドル。ですが「エア・ジョーダン」は初年度、1億6200万ドルも売り上げました。

後日、ジョーダンというスターが誕生したとニュースになり、彼が表紙を飾る雑誌をソニーはいつも行くコンビニで買いました。

そして健康のため、ナイキのシューズを履いてフィルのようにランニングをしようと思い立ったソニーでしたが、トラックを少し走っただけで断念するのでした……。

映画『AIR/エア』の感想と評価


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もしも、ソニーがNBAの試合に出たこともない新人選手だったマイケル・ジョーダンの非凡な才能に目を留めなければ、ジョーダンがナイキではなくアディダスと契約していたら、「エア・ジョーダン」という伝説のシューズも世界的スターも誕生しなかった……。

そう考えると、どんな苦境に置かれてもなおジョーダンへのアプローチをやめなかったソニーの努力は決して無駄なものではなかったのだと感涙します。

そして伝説のバスケシューズ「エア・ジョーダン」は、ジョーダンが世界的スターとなった過程で作られたものではなく、ナイキが“スターになるかもしれない”ジョーダンへの契約オファーのために、ソニーの案を基に作られたものだと知ってビックリすることでしょう。

プレゼン中、ソニーがジョーダンと真剣な話をする場面。あれはソニーの作戦にはない突飛な行動でしたが、あの対話があったからこそ、ジョーダンの心はアディダスではなくナイキに傾いたのだと察せます。

ソニーがジョーダンにした話は、ジョーダンはもちろん、フィルたちにとっても「最高のスピーチだった」と称賛するほど素晴らしいものであり、映画を観ている方も聞いていて心打たれることでしょう。

ソニーたちのジョーダンへのプレゼンの場面。アディダスが25万ドルの報酬とは別に、ジョーダンが欲しがっている車もプレゼントすると、ハワードの口から聞いた場面。デロリスから、前例のない契約条件を提示された場面。

この3つの場面は、ソニーたちの緊張と困惑が画面越しから伝わってきてとてもハラハラドキドキさせられます。

まとめ


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ソニーたちナイキの“負け犬”チームが、のちに世界的スターとなるマイケル・ジョーダンに「前例のない契約条件でのオファー」という一発逆転の賭けに出た実話を描いた『AIR/エア』

エンドロール前には、ナイキとソニーたち、そしてジョーダンのその後を記したテロップと映像が流れます

現在「エア・ジョーダン」は年間40億ドルを売り上げています。ジョーダンは車を獲得し、ロブはナイキのバスケ部門を革新的マーケティングで成功に導きました。「エア・ジョーダン」部門の設立者の1人であるハワードは、現在は同部門の最高責任者を務めています。

ジョーダンはナイキからの収益分配により、年間4億ドルの収入を得ているという話も。さらに2003年にナイキはコンバースを買収し、フィルはこれまでに20億ドル以上を慈善事業に寄付しました。

また本作の制作発表の1ヶ月前に、ピーター・ムーアは78歳で死去。「エア・ジョーダン1」のデザイン後、ジョーダンが宙を舞う写真から、そのシルエットをロゴに採用しました。現在すべての「エア・ジョーダン」製品に、そのロゴが刻まれています。

フォークは会社を1億ドルで売却。その夜、独りで食事する姿がありました。

また「ジョージ・ラベリングの推薦があってこそ、契約が成立した」とジョーダンは明言しています。

ラベリングはかつて、自分の心の声にしたがって黒人のデモに参加した際、警備員に間違われたためにキング牧師の演説をそばで聴くことができ、その体験に非常に感動したこと。そして、その時にキング牧師から貰ったスピーチの原稿を、300万ドルでも売らなかった逸話で知られています。

のちに、大学生選手の名前と肖像の商業利用に関する訴訟で、ソニーは重要な役割を担うこととなります。ニューヨークタイムズはソニーを「スポーツ史上最高の改革者」だと評し、2014年に裁判所は選手を支持する判決を下しました。

デロリスはシカゴを拠点に、恵まれない子どもたちのための複数の慈善事業を行っています。「エア・ジョーダン」の契約以降、選手や家族の得る対価は何十億ドルも増加したと言われています

ジョーダンはその後、バスケットボール選手の最高峰に到達。史上最高のアスリートとして、誰もが認めることになります。そしてエンドロール中、46歳となったジョーダンが会見で、母デロリスへの感謝を伝える映像が流れます。

「私の母は、2つの仕事を抱える強い女性です」「私がいい人生を歩めるように導いてくれて、人や子供との関わり方も示してくれました」「私は全てを両親から学びました」「46歳の私は未だに母に育てられています。心から母を愛しています」と。

実話に基づいて描かれた伝説のシューズ「エア・ジョーダン」の誕生秘話を知りたい人にオススメな作品です。

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