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Entry 2019/07/18
Update

【ネタバレ感想】トイ・ストーリー4|4DX吹替版映画の評価とあらすじ。体感型鑑賞のススメ紹介も

  • Writer :
  • 糸魚川悟

『トイ・ストーリー4』は
2019年7月12日(金)から全国ロードショー公開中!

ピクサー・アニメーション・スタジオの記念すべき1作目となった名作アニメ『トイ・ストーリー』(1996)。

オモチャに魂が宿り、オモチャらしい悩みや行動原理で動く物語が子供から大人にまで人気となり、今やディズニーランドでも人気の筆頭とも言えるほどになりました。

今回は前作より9年の時を経て公開されたシリーズ最新作『トイ・ストーリー4』(2019)のネタバレあらすじの紹介と4DXの体験感想をご紹介させていただきます。

【連載コラム】『SF恐怖映画という名の観覧車』記事一覧はこちら

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映画『トイ・ストーリー4』の作品情報


(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

【公開】
2019(アメリカ映画)

【原題】
Toy Story 4

【監督】
ジョシュ・クーリー

【キャスト】
トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツ、トニー・ヘイル、マデリーン・マックグロウ

【日本語吹替版キャスト】
唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子、竜星涼、中村優月

【作品概要】
「トイ・ストーリー」シリーズ4作目となり、ピクサー・アニメーション・スタジオが製作する21作目の長編映画。

トム・ハンクスやティム・アレンが声優を演じるウッディやバズはもちろん、『トイ・ストーリー3』(2010)に登場しなかったボー・ビープが再登場することが明らかとなり話題になりました。

映画『トイ・ストーリー4』のあらすじとネタバレ


(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

9年前、アンディのオモチャであるウッディは、大雨の外に放置され側溝に流れかけたラジコンカーの救出のためバズとジェシー、そしてアンディの妹モリーのオモチャでありウッディの恋人であるボーと共に救出作戦を行います。

仲間たちの連携により無事ラジコンカーの救出には成功したものの、モリーが親戚の人間にボーとボーのランプを渡す決断を下したことでボーとセットの羊の人形は段ボールに入れられてしまいます。

親戚の車に積まれそうなボーたちを救おうとするウッディでしたが、自身の運命を受け入れようとするボーの決意は固く、彼女は別の家へと去っていきました。

時が経ち、大学生になったアンディは4歳の少女ボニーに自身のオモチャたちを託し、ウッディたちは新たな持ち主に遊んでもらう毎日を過ごしていました。

しかし、ボニーは時間が経つごとにウッディに興味を失い、他のオモチャで遊ぶ時間が増え始めます。

ボニーの変化に寂しさを感じていたウッディでしたが、幼稚園に行くことに不安を覚えるボニーを元気づけることこそが自分たちのやるべきことだと感じ、仲間の制止を振り切り幼稚園に同行。

工作の時間に、誰とも触れ合わず材料すらないボニーのためにゴミを集めたウッディの活躍により、ボニーは先割れスプーンに手を加えたオモチャ「フォーキー」を作り出します。

フォーキーの誕生にみるみる元気を取り戻すボニーに安心したウッディでしたが、ゴミから作り出されたフォーキーは目を離すとすぐにゴミ箱に入ろうとしてしまいます。

家に帰り仲間たちにフォーキーを紹介して以降も、たびたびゴミ箱に入ろうとするフォーキーの世話を引き受けたウッディは彼を何度もゴミ箱から救出。

幼稚園への体験入学を無事終えたボニーへのご褒美として、ボニーの両親はキャンピングカーを使いドライブに出かけることにします。

ボニーのお気に入りであるフォーキーを始めとしたオモチャたちも同行することになり、オモチャたちにとっても楽しい旅行になるはずでした。

車の走行中、何故フォーキーを必死で守ろうとするのかをバズに聞かれたウッディは心の声に従っていると話します。

その直後、フォーキーは走行中の車の窓を開け、外へと飛び出てしまいました。

目的地がそう遠くないことを確認したウッディは、目的地で再開することをバズたちに告げると車外へと飛び出て、フォーキーを回収します。

ゴミ箱にいると落ち着いて温かい気持ちになると話すフォーキーにウッディはボニーもフォーキーといることでその気持ちになると言い、自身の前の持ち主であるアンディや自身の想いを彼に話し2人はお互いを理解し合います。

ボニーの両親の車が近づきフォーキーはボニーのもとに帰ろうとしますが、ウッディはアンティークショップでボーの付属品であるランプを見つけ、中に入ることにします。

アンティークショップの中には腹話術人形のベンソンを従えた少女型の人形ギャビー・ギャビーがおりウッディたちは温かく迎え入れられますが、内蔵された機械が故障しているギャビー・ギャビーがウッディが同一の未故障部品を内蔵していると知ると不穏な雰囲気が流れ始めます。

ギャビー・ギャビーの目論見に気がついたウッディは店内に来た少女ハーモニーに連れ去られる形で逃走しますが、ベンソンにフォーキーを奪われてしまいます。

ハーモニーによって移動式遊園地の近くまで移動させられたウッディは、その場所で勇猛果敢な女性に変わっていたボーと再会。

持ち主を転々とし最終的にアンティークショップに売りに出された過去を持つボーは、持ち主のいない自由であることの良さをウッディに説きます。

しかし、ボニーを守ることを使命と考えるウッディは彼女が一番大切にしているフォーキーを助けることを第一と考え、ボーに救出の手伝いを依頼。

ボーは仲間の羊の人形と親友のギグルを伴い、ウッディと共にアンティークショップの屋上へと向かいます。

一方、ウッディが車に帰らないことに焦りを感じ始めたバズは、自身の心の声に従い遊園地へと向かいましたが、倒れているところを屋台の店員に見つかり射的の景品にされてしまいます。

射的の景品としての新入りが目立つ位置に来たことが気に食わないヒヨコ型の人形ダッキーとウサギ型の人形バニーは、バズを新人いびりとして攻撃しますが、その攻撃を逆に利用することでバズは脱出に成功します。

ウッディをアンティークショップの屋上で発見したバズは、すぐさまウッディ、そしてボーと久々の再会を果たし、バズを追ってきたダッキーとバニーもウッディの誘いによって仲間に加わることになります。

アンティークショップ内に潜入したウッディたちは、ギャビー・ギャビーが根城にしているキャビネットに近づくためバイクスタントのオモチャ、デューク・カブーンに力を借りることにします。

デュークの協力によってキャビネットへ辿り着いたウッディとボーでしたが、フォーキーを助けに来ることを予期していたギャビー・ギャビーと複数のベンソンによって包囲されてしまいます。

フォーキーを取り戻せずキャビネットから落下し、アンティークショップの主人の飼い猫に襲われ、命からがら外まで逃げだしたウッディたち。

再び潜入しようとウッディはボーを始めとした仲間に話しますが、ボロボロになった皆はそれを拒否します。

フォーキーを助ける目的がボニーに遊ばれなくなった自分の存在意義のためだとボーに指摘されたウッディは、自身のみで潜入を試みますが、待ち構えていたギャビー・ギャビーと鉢合わせしてしまいます。


(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『トイ・ストーリー4』のネタバレ・結末の記載がございます。『トイ・ストーリー4』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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しかし、フォーキーからウッディの来歴や想いを聞いていたギャビー・ギャビーは、自分が初めから欠陥品であり、誰とも遊んでもらったことがないことをウッディに告げチャンスが欲しいと頼みます。

フォーキーを無事に送り返すことを条件に、内臓部品を差し出すことに決めたウッディは早速ギャビー・ギャビーと部品を入れ替え、ギャビー・ギャビーは問題なく喋ることに成功。

念願の夢であったハーモニーとのおままごとのために、ハーモニーに存在をアピールするギャビー・ギャビーでしたが、ハーモニーは彼女に興味を示さず箱に捨てられてしまいます。

ボニーの帰宅が迫り一刻を争う状況となったウッディでしたが、ギャビー・ギャビーの様子を見て、ボニーの両親の車をメリーゴーランドに連れてきてほしいとバズへの伝言をフォーキーに頼みフォーキーを送り返します。

ギャビー・ギャビーをボニーのもとへ連れて行くため、ウッディのお人好しな部分を見捨てきれなかったボーと協力し合流地点であるメリーゴーランドへと急ぐウッディたち。

デュークの再びの活躍によりメリーゴーランドへの到着が間近となっていましたが、ギャビー・ギャビーは遊園地で迷子になっている少女を見つけ、彼女を元気づけてあげたいと言う想いから計画の中止をウッディに頼みます。

ウッディやボーたちが見守る中、ギャビー・ギャビーは迷子の少女に気に入れられ、少女が両親を見つけた際に引き取られていくのでした。

レックスたちがボニーの両親の車を暴走させ、無理矢理メリーゴーランドのもとへ連れてくると、ウッディはボニーのもとへと戻ろうとボーに辛い別れを告げバズのもとへと歩きます。

しかし、バズが「心の声に従え」「ボニーは大丈夫だ」とウッディを勇気づけると、ウッディはボニーのもとへは戻らず、遊園地に残ることを決断。

今までずっと一緒にいた仲間たちに別れを告げると、遊園地を去っていくボニーの車をボーと見送りました。

その後、ボニーは新たにフォーキーの女性版を作成し、フォーキーは彼女を守ると決心。

一方で、遊園地に残ったウッディとボー、そしてダッキーとバニーは、持ち主を作りたいオモチャに持ち主を与えるため行動していました。

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映画『トイ・ストーリー4』の感想と評価


(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

大学生となりオモチャからの卒業を迎えたアンディとウッディたちの別れを描き切り、完璧とも言える締めくくりをした『トイ・ストーリー3』(2010)。

そんな前作の公開から9年が経ち、4作目が製作されることが発表されると、やはり多くのファンが不安を抱えることになりました。

しかし、本国で本作が公開されるや否や、一時的とはいえ海外の映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」で100%の肯定がされるなど、シリーズの人気に恥じない作品となっていたことが分かり始めます。

そしてとうとう迎えた日本での公開。

自分自身の存在意義を見つめ直す本作の物語とウッディの選んだ決断はシリーズファンには衝撃的であり、そのことで評価は大きく分かれていると言えます。

今までどんな苦難も仲間と共に乗り越えてきたウッディだからこそ、本当の意味で誰にも相談せず心の声と共に決めた自分らしい道

20年を越えるシリーズの重みを背負ってきたウッディの決断をぜひその目で確かめてみてください。

4DX吹替版感想!遊園地を舞台にオモチャたちが暴れまわる!


(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

オモチャを題材にしながらも心に響く繊細な物語がシリーズの魅力ではありますが、もちろん本作は娯楽映画としても秀逸な出来。

バイクスタントのデュークと共に大きな崖や観覧車から飛び立つ宙を舞うような雰囲気を味わえるのは4DX上映ならではの映画体験。

ウッディが大量の腹話術人形に追われ、ボーがスカンク型の車で爆走し、バズが扉に叩きつけられる。

ウッディたちの命懸けの冒険と自分探しの旅を彼らと共に楽しめる4DXでの鑑賞はきっと心の中に残る大切な時間になるはずです。

唐沢寿明と所ジョージによるウッディとバズの吹替も完全に役と同化しており、違和感なく楽しめる高クオリティな日本語吹替にも注目の一作です。

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まとめ


(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

いかがでしたか。

自分が必要とされていないと感じ始めたウッディの新たな出会いと冒険の物語

容姿は変わらないにも関わらず、シリーズを通して観ると分かる明らかなウッディの成長をぜひ皆さんも劇場で目の当たりにしてください。

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