カナダのファンタジア国際映画祭やスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭など、海外の映画祭で絶賛の異色作!
「神風動画」のオリジナル中編アニメーション『COCOLORS(コカラス)』が待望の初ロードショー!
CONTENTS
1.映画『COCOLORS(コカラス)』の作品情報
【公開】
2017年(日本映画)
【脚本・監督】
横嶋俊久
【キャスト】
高田憂希、秦佐和子、岩中睦樹 ほか
【作品概要】
監督&脚本は横嶋俊久、キャラクターデザインは鈴木理、世界観設計・背景原図は橋口コウジ、造形美術は鎌田光司などがおこない、独自のスタイルで完成させた46分の中編アニメーション。
主な受賞や上映歴は、第21回ファンタジア国際映画祭(カナダ) 今敏賞(最優秀アニメーション賞)、第50回シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)、第9回リアニマニアエレバン国際アニメーション映画祭(アルメニア)、第18回サンディエゴアジアン映画祭(米国)、第4回 Other Worlds Austin SF 映画祭(米国)など。
2.映画『COCOLORS(コカラス)』のあらすじ
延々と降り続く灰が、空と地上を覆ってしまった世界。
人体を融解させるというバクテリアを含んでしまった有害な灰を吸い込まないように、人々は巨大なマスクと防護服で全身を覆いながら、地下深くに作られた街で暮らしていました。
しかし、灰は次第に街をも侵食していくと人類は絶望に立たされます。
そんな世界に暮らす少年アキとフユ。彼らは地下に暮らしながらも、外の世界を空想しながら、未だ見たことのない空に憧れを抱いていました。
やがて外の現実を知る時、成長した少年たちは何を思うのか…。
3.映画『COCOLORS(コカラス)』の感想と評価
テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のオープニング(1部〜3部)や、ドラゴンクエストシリーズのムービーパートなど、独特のキャラクターセル表現で知られる神風動画が自主制作した本作。
カナダのモントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭にて、最優秀アニメーション賞にあたる「今敏賞」を受賞したことを皮切りに、海外の映画祭で絶賛されたアニメ映画が、いよいよ待望のロードショー決定されました。
本作のストーリーのキャラクターたちは皆マスクを被っているために、その顔“色”を想像しなければなりません。
見えない顔“色”の手がかりは、声色と音色、そして映像の“色”となります。
まさしく鑑賞するあなたの想像力によって完成される作品と言えるでしょう。
『COCOLORS(コカラス)』予告第2弾 ゲネプロ映像公開
予告編にあるゲネプロ映像をご覧いただいて分かるように、音のない映像に声優キャストの高田憂希や秦佐和子、また岩中睦樹ほかが生で声をあてました。
また、ミュージシャンがBGMを演奏する「スペシャルコラボLIVE」という伝説の上映スタイルを経て、声と音楽を収録した「完成版」が制作されたことに要注目!
劇場鑑賞する価値のある作品がここに誕生です。
まとめ
日本のアニメーション業界で特異な存在感を放ってきたスタジオ・神風動画。そのオリジナル作品『COCOLORS(コカラス)』が待望の初ロードショー。
チャレンジ精神に満ちた本作は、表現モチーフのひとつに、日本の伝統的な版画技法を背景美術やキャラクターなど作品の随所に応用。
独自の表現を追求した意欲作と言えます!
中編アニメ映画『COCOLORS(コカラス)』のロードショー情報
【公開日時】
2017年12月2日(土)〜15日(金) ※火曜定休
土日15:30/17:00/21:00、平日 17:00/21:00
12月16日(土)〜22日(金)
土日13:00、平日 15:30
12月23(土)〜29(金)
13:00
2018年1月〜時間未定
【上映館】
下北沢トリウッド
住所:東京都世田谷区代沢5−32−5
TEL:03-3414-0433
料金は一律1,000円、待望の初ロードショーを目撃せよ!