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『サイレントナイト』あらすじ感想と評価レビュー。ジョン・ウー監督が作る最愛の息子と自身の声を奪われた男の壮絶な復讐劇

  • Writer :
  • 谷川裕美子

映画『サイレントナイト』は2025年4月11日(金)より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開

クリスマスイブにギャングの流れ弾に当たって命を奪われた息子のために立ち上がる男を描く、壮絶な復讐劇『サイレントナイト』。

映画『サイレントナイト』が2025年4月11日(金)より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開されます。

自らもギャングの攻撃によって声を失ってしまった主人公ブライアン。全編セリフなしの異色のアクション劇の魅力をご紹介します。

映画『サイレントナイト』の作品情報


(C)2023 Silent Night Productions, Inc. All Rights Reserved

【日本公開】
2025年(アメリカ映画)

【監督】
ジョン・ウー

【脚本】
ロバート・リン

【編集】
ザック・ステーンバーグ

【キャスト】
ジョエル・キナマン、スコット・メスカディ、ハロルド・トレス、カタリーナ・サンディノ・モレノ

【作品概要】
伝説的傑作『男たちの挽歌』(1987)などを手掛けた、アクション映画界の名匠ジョン・ウーが放つ壮絶な一作です。声を失った男の復讐劇ということで全編セリフはありません。

傑作アクション「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣らとタッグを組み、ひたすらアクションと映像の力だけで観客を魅了する手腕はまさに圧巻の一言です。

主演として監督の美学を体現するのは「スーサイド・スクワッド」シリーズ、『ラン・オールナイト』(2015)などで知られる次世代アクションスター、ジョエル・キナマン。息子を殺された男の壮絶な悲しみと怒りを、全肉体を躍動させスクリーンに焼き付けています。

映画『サイレントナイト』のあらすじ


(C)2023 Silent Night Productions, Inc. All Rights Reserved

家族とともに幸せな日々を過ごしていたブライアンは、クリスマスイブの日にギャング同士の銃撃戦に巻き込まれ、愛する息子の命を目の前で奪われてしまいます。

自らも重傷を負った彼は、どうにか一命を取り留めたものの声帯を損傷しました。絶望を叫ぶ声さえも失った彼の悲しみは、いつしか激しい憎しみへと変わっていきます。

悪党たちへの復讐を決意したブライアンは、次の12月24日をギャング壊滅の日に定め、過酷な戦いへと身を投じていき…。

映画『サイレントナイト』の感想と評価


(C)2023 Silent Night Productions, Inc. All Rights Reserved

ギャング映画の名匠ジョン・ウーが放つ、壮絶のひと言に尽きる激しい復讐劇です。

ギャングの流れ弾に当たって命を奪われた息子の仇討ちをするために、主人公のブライアンが身を賭して敵に立ち向かいます。

前半では、ブライアンと妻がどれほど息子を愛していたかが丁寧に描写されます。狂おしいほどの怒りと悲しみ。自ら定めたギャング壊滅の日に向けて、ブライアンは鍛錬を続けます。彼を見つめる妻の苦悩は計り知れません。

本作の一番の特徴は、何と言っても「静寂」にあります。ブライアンはギャングに襲われて声帯を傷つけられたために、声が出ません。耳は聞こえるものの、妻との会話はもっぱら携帯の画面だけ。ギャングも携帯のメッセージで連絡を取り合い、動画を送って情報を交換します。

セリフなしというとても難しい役を、主演のジョエル・キナマンは優れた表現力で演じきっています。

セリフの代わりに要求されることが多いと本人もコメントしており、並外れた集中力をもって芝居に挑んだに違いありません。

静のシーンとは対照的に、銃撃戦の激しい爆音が際立ち、恐ろしい世界の恐怖感が増す演出となっているのが見事です。

全編通して、ド迫力のバトルシーンの連続に息を飲みます。スリリングなカーチェイスにクラッシュシーン、ブライアンとギャングの接触バトル、激しい銃撃戦。ボロボロになりながらも何度も立ち上がるブライアンの姿は、まさに鬼の化身です。

どんなに準備して臨んだ戦いであっても、抗争のプロであるギャングを倒すのは一筋縄ではいきません。何度もブライアンの瞳には恐怖と狼狽の色が浮かびます。平凡な男だったはずのブライアンが何度も自らを奮い立たせる姿を見て、思わず胸が熱くなるに違いありません。

まとめ


(C)2023 Silent Night Productions, Inc. All Rights Reserved

声を失った男と、彼の息子を奪ったギャングとの激しい戦いを圧巻の映像で魅せる『サイレントナイト』。ギャングを相手に、鬼神となっていく悲しい父親の姿を鮮烈に描きます。

悲しみが怒りに昇華し、血みどろの戦いに向かって暴走する主人公ブライアン。屈強なギャングや、助っ人となって現れる敏腕刑事、ブライアンを悲しみの目で見つめる妻・サラ達からも目が離せません。

映画『サイレントナイト』は2025年4月11日(金)より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開です。



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