シルヴェスター・スタローンの代表作「ランボー」シリーズ第1作!
テッド・コッチェフが監督を務めた、1982年製作のアメリカのアクション映画『ランボー』。
(C)1982 STUDIO CANAL IMAGES All Rights Reserved.
ベトナム戦争を戦い抜いた帰還兵が、社会から孤立し、街の保安官に「トラブルを起こしそうだ」と思われ街から追い出されてしまう姿とは、具体的にどんな内容だったのでしょうか。
1970年代から2010年代のアクション映画を代表する大スター、シルヴェスター・スタローン。彼の代表作である大ヒットアクションシリーズ第1作目『ランボー』のネタバレあらすじと作品解説をご紹介いたします。
映画『ランボー』の作品情報
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【公開】
1982年(アメリカ映画)
【原作】
ディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』
【監督】
テッド・コッチェフ
【キャスト】
シルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー、ジャック・スターレット、デヴィッド・カルーソー、ビル・マッキーニー、マイケル・タルボット、クリス・マルケイ、デヴィッド・クローリー、ドン・マッケイ、アルフ・ハンフリーズ、ジョン・マクライアム
【作品概要】
『荒野の千鳥足』(1971)のテッド・コッチェフが監督を務めた、アメリカのアクション作品。
原作はアメリカのホラー作家であり、冒険小説家でもあるディヴィッド・マレルの処女出版小説『一人だけの軍隊』で、本作はそれを映画化した「ランボー」シリーズ第1作です。
「ロッキー」シリーズや「大脱出」シリーズ、「エクスペンダブルズ」シリーズなどに出演するシルヴェスター・スタローンが主演を務め、脚本も兼任しています。
映画『ランボー』のあらすじとネタバレ
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1981年12月。かつて世界最強のエリート部隊の1つであるアメリカ陸軍特殊部隊「グリーン・ベレー」として活躍していたベトナム帰還兵ジョン・J・ランボーは、ワシントン州の山間にある田舎町に住む、かつての戦友デルメア・ベリーの元を訪ねました。
しかしデルメアは、去年の夏に既に死んでいました。ランボーが会ったデルメアの母曰く、ベトナム戦争の化学戦での後遺症で、デルメアはがんを患ってしまったからです。
ベリー宅を後にしたランボーは、食事をとるため、近くの街ホリデーランドへ入りました。
そんなランボーに声を掛けた街の保安官ティーズルは、「その身なりや面構えから見ると、お前面倒を起こしそうだな」と言ってランボーをパトカーに乗せ、彼を街から追い出します。
流れ者=面倒ごとを起こす得体の知れない奴、という偏見から、終始高圧的な態度でランボーに接するティーズル。ランボーはそんな彼の命令を無視し、来た道を戻り街へ入ろうとしました。
そんなランボーを、ティーズルは浮浪罪と公務執行妨害、サバイバルナイフという凶器所持で逮捕し、保管官事務所に拘留しました。
保安官事務所の取調室に入れられたランボーは、部屋の小窓を見て、ベトナム戦争時代に囚われの身になった時のことがフラッシュバックしてしまいます。
それにより沈黙するランボーに対し、取り調べにあたるティーズルの部下ガルトとミッチとウォードは、取り調べに非協力的でふてぶてしい態度をとったとして高圧的な態度で接し、警棒を使って拷問じみた嫌がらせを行いました。
留置所でシャワーの水圧を高くしてランボーの体を洗ったり、警棒でランボーを羽交い絞めにして、シェーピングクリームをつけずに髭を剃ろうとしたり………。
ウォードが剃刀を顔に近づけた瞬間、ランボーの脳裏にベトナム戦争時代に拷問を受けた時のことが鮮烈に蘇りました。
錯乱したランボーは、留置所にいたガルトたちはもちろん、自分の前に現れた全ての保安官を素手で叩きのめし、押収されていたサバイバルナイフを奪取。通行人からバイクを奪い、山中へと逃走します。
ティーズルは1人、パトカーに乗ってランボーを追跡しますが、それに気を取られすぎて崖から転落。車が横転してしまったものの、それでもボロボロの体を引き摺ってランボーを追いかけます。
しかし、バイクを乗り捨てたランボーの姿は谷の向こうへと消えてしまい、ティーズルは彼をあと一歩のところで取り逃がしてしまいました。
その直後、ティーズルが応援のために呼んだミッチと、部下のレスターが現場に到着。ティーズルは警察犬を導入しランボーを捜索するため、彼らに保安官のオーヴァルに連絡するよう命じます。
それから間もなく、3頭の警察犬を連れたオーヴァルが現場に到着。ティーズルはミッチやウォード、部下のシングルトンとバルフォードを連れて山狩りを開始し、ランボーをチャプマン渓谷の絶壁まで追い詰めました。
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ティーズルたちの追跡を撒くため、ランボーは断崖絶壁となっているチャプマン渓谷を慎重に降りていきます。
するとそこへヘリに乗ったガルトが襲来。ヘリの操縦士とティーズルの制止の声も聞かず、ガルトはランボーを射殺しようとします。
乱気流の中、徐々にこちらへ接近してくるヘリを見て、ランボーは一か八か、眼下にある木に向かって飛び降りました。
そしてランボーは、足元にあった石をヘリ目掛けて投擲します。ヘリの操縦席に当たり、操縦士が思わず機体を左に向けたことで、ランボーを殺そうと身を乗り出しすぎてしまったガルトが転落してしまいました。
ガルトの遺体から上着と無線機と銃を奪い、木へ落ちた時にできた腕の傷をサバイバルナイフの柄に仕込んだ針で縫合後、ランボーはティーズルたちの前に姿を現し、必死に自分の無罪を主張しました。
「1人死んだが、俺のせいじゃない。もうやめよう」「俺は悪くない、俺は何もしなかった」
しかしミッチたちはランボーの言葉に耳も貸さず、銃を発砲。被弾したランボーは堪らず、その場から逃走します。
以下、『ランボー』ネタバレ・結末の記載がございます。『ランボー』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
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その後、崖下へ降りてガルトの死を確認したティーズルは、近くに停めたパトカーに待機するレスターに連絡を取りました。
その時、ティーズルたちはレスターから、ランボーがグリーン・ベレーの元隊員で、ベトナム戦争の英雄であることを知ります。
ガルドの独走を知らないティーズルたちは、ランボーのせいで彼が死んだと思い込み、ランボーへの復讐を誓いました。
警察犬による捜索の結果、ティーズルたちはランボーを発見。警察犬を放し、ランボーを引き摺りだそうとしましたが、ランボーの思わぬ反撃を食らい、警察犬2頭とオーヴァルが撃たれてしまいます。
ティーズルの制止の声も聞かず、ミッチたちはランボーを目掛けて銃を発砲。しかしランボーだと思って撃っていた人影は、ランボーが作った案山子でした。
オーヴァルは最後の1頭を放ちますが、ランボーが持つサバイバルナイフによって殺されてしまいました。ティーズルはミッチたちに命じて、オーヴァルに応急処置を施します。
台風の接近により徐々に天候が悪化していく中、ティーズルたちは15m間隔をあけて散開し、近くにいるはずのランボーを包囲しようとしました。
先の一件で反撃に転じることにしたランボーは、グリーン・ベレー仕込みのゲリラ戦で、保安官たちを1人ずつ無力化させていきます。
ミッチにウォード、バルフォード、シングルトンの順にやられてしまい、最後の1人となってしまったティーズル。彼の横から突如現れたランボーは、彼の喉元にサバイバルナイフを突きつけ、こう言いました。
「お前なんかを殺すのは簡単だ」「この山じゃ俺が法律なんだ」「調子に乗ると、もっと悲惨な戦いになるぞ。だからもうやめるんだ」
そう言った後、ランボーはティーズルを解放し、山の奥へと姿を消していきました。その後、レスターに頼んで呼び寄せたヘリに乗り、ティーズルたちは麓へ戻りました。
この事態を受け、州警察および州兵部隊が動員されることになり、ランボーが逮捕されるのも時間の問題でした。
州警察と州兵部隊によって組まれた対策本部で治療を終えたティーズルは、部下から「ミッチから聞いた話だと、最初にガルトたちが奴を痛めつけたとか」と報告を受けます。
それを聞いてもなお、ティーズルはランボーが悪いと決めつけ、州警察の署長カーンにこう言いました。
「たとえそれが事実だとしたら、容疑者は必ず俺に訴えてくる」「部下を処罰することもあるが、今回は何もなかった」
「近頃は妙な奴が増えて厄介だよ」「神はなぜランボーをお造りになった?」………するとそこへ、国防総省から派遣されたランボーのかつての上官サム・トラウトマン大佐が現れます。
「ランボーは私が造った」「私が彼を訓練し、ベトナムで3年間一緒に戦った」「だからといって私は、別にランボーを助けに来たわけじゃない。皆さんを守りに来た」
「彼がしくじったおかげで、あなたたちは助かったんだ」「あの男はゲリラ戦にかけては専門家で、最も優秀な兵士だ。銃やナイフや格闘もね」
「どんな苦痛も平気だし、悪天候や食料不足にも耐えられる」「ベトナムでは敵を消すのが仕事。ランボーは、しらみつぶしに敵を消します」
ランボーがどんな男であることを知ったティーズルは、トラウトマンに「ならどうやってランボーを捕まるんだ?」と尋ねます。
トラウトマンは、ティーズルたちにこう提案しました。
「わざと隙を作って、一先ずランボーを逃がし、そしてランボーを指名手配する」「数週間後、ランボーがどこかの街に落ち着いたところを逮捕すればいい」
しかしティーズルは、ランボーを自らの手で逮捕することに固執し、トラウトマンの提案を聞き入れようとしません。
その後、州警察は無線機を使って、ランボーへ降伏するよう呼びかけましたが、ランボーが応答することはありませんでした。
そこでティーズルは、トラウトマンにランボーの説得を頼みます。それでランボーが降伏しようがしまいが、ランボーが応答しさえすれば、彼の位置を特定することができるからです。
ティーズルに囮に使われたトラウトマンは、ベトナム戦争時代に使っていたコールサインを使って、ランボーに応答するよう呼びかけました。
応答したランボーは、当時トラウトマンが率いていた部隊にいた戦友たちは皆、死んでしまったことを伝えました。
そしてランボーは、トラウトマンに「こうなったのは全て保安官のせいです。街へ食事に行ったら妙に絡んできた。先に戦いを仕掛けてきたのは保安官たちだ」と伝え、投降する意思はないことを示しました。
翌朝。州兵によるランボーの捜索が大々的に行われる中、ランボーは偶然山へ狩りをしに来ていた少年と遭遇。彼が追手ではないことに気づくと、ランボーはその場から立ち去ります。
しかしその少年が、近くで猟師仲間と一緒にいた父親に「指名手配されている男がいる」と伝えたせいで、州兵たちにもランボーの居場所がバレてしまったのです。
ねぐらにしていた廃坑に駆け込んだランボーですが、すぐさま州兵たちによって包囲され、銃撃されてしまいます。
州兵部隊の隊長クリント・モーガン中尉は、部下のスティーヴやブルース、ブランドンに廃坑へ行ってランボーを捕まえてくるよう命じますが、反撃してきたランボーの戦闘力の高さに恐怖して誰も行こうとしません。
するとモーガンは、「銃を発砲するな、ランボーを生け捕りにしろ」というティーズルの命令を無視し、部下に命じて廃坑へロケット砲を発射。ランボーを生き埋めにしようとします。
跡形もなく崩れ落ちた廃坑を見て、モーガンたち州兵と、現場に駆けつけたティーズルとトラウトマン、カーンはランボーの死を確信しました。
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しかし間一髪のところで、坑道へと飛び込んだランボーは生きており、彼は手製の松明を使って坑道の中をひたすら進んでいたのです。
一晩中休むことなく歩き続けた結果、ランボーはようやく出口を見つけ、坑道から脱出。近くを通りかかった州兵のトラックを強奪し、街へ向かいました。
その日の夜。ロバートを拾ったパトカーによる追跡を蒔き、道路を封鎖し待ち伏せしていた州警察の銃撃を回避したランボーは、街へ到着。
故意にガソリンの給油所へ突っ込み、漏れ出たガソリンに火をつけたライターを放り込んで爆破し、ティーズルたちの注意を向けさせます。
大半の保安官が給油所の炎の鎮火と、市民の避難誘導にあたる中、ティーズルは1人、保安官事務所の天窓に潜んで待ち伏せし、自分の手でランボーを殺そうとしました。
これに対しランボーは、トラックの荷台から盗んだM60機関銃を使って、街の電柱やディスカウントストア、鉄砲火薬取扱店を銃撃。街の明かりを次々と消していき、鉄砲火薬取扱店を爆破しました。
ティーズルはその爆音を聞いて、思わず屋上から顔をのぞかせてしまいます。保安官事務所にティーズルがいるのが分かったランボーは、保安官事務所を銃撃。
踏み込んできたランボーを見つけたティーズルは奇襲攻撃を仕掛けましたが、彼に返り討ちにされ、重傷を負い天窓から転落してしまいます。
そんなティーズルに止めを刺そうとしたランボーの前に、トラウトマンが現れ、彼にこう言いました。
「よく聞け。この建物は、既にM16機関銃を持つ州警察の警官と州兵200名が囲んでいる」
「もう逃げられないし、(投降しなければ)助かる見込みもない」「君は好き勝手暴れて、街に大損害を与えた」
「君の任務はもう終わったんだ」………このトラウトマンの最後の言葉を聞いて、ランボーは「まだ何も終わっていない!俺にとって戦争は続いたままなんだ」と反論します。
「あんたに頼まれて、ベトナム戦争で必死に戦ったが勝てなかった」「そして帰国したら、空港で非難ごうごうだ。“赤ん坊殺し”とか悪口の限りを並べやがった」
「俺は世間じゃのけ者なんだ」「戦争じゃ仁義があって、お互いを助け合った」「戦場じゃ、100万ドルの兵器を任せてくれた。でもここじゃ、駐車係の口もない!」
「惨めだよ、一体どうなってるんだ?皆どこだ?なあ…」「空軍には気の合う友達が大勢いた、戦場には頼りになる親友ダンがいた。でもここでは独りだ」
「ダンとは馬が合って、ラスベガスのこととか好きな車の話なんかよくしてた。あいつ、赤いシボレーがお気に入りで、戦争が終わったら2人でぶっ飛ばそうって約束してた」
「俺たちのところへ靴磨きの箱を持って来た、あのベトナムの子のせいだ。俺は断ったけど、ダンはその子に磨いてくれって頼んでいた」
「でも俺がビールを取りに行った時、ダンがその子が持ってた靴磨きの箱を開けたら爆発した」
「彼の手足がバラバラになって吹っ飛んだ。彼の肉片が俺にへばりついて、もう滅茶苦茶だった」「血まみれになって手当てしたよ。でも彼の内臓がはみ出してきた」
「誰も助けてくれない。彼は“家へ帰りたい、帰りたい”と泣いていた」「俺は彼のちぎれた脚を探したんだ、でも見つからなかった」
「まるで悪夢のようだった」「(ベトナム戦争が終わって)もう7年経ったが、毎日思い出す。悪夢に魘されて気が狂う」
「そんなことがひたすら続く。どうにもならない」………そう言って、子供のように泣きじゃくったランボーを、ベトナム戦争の凄惨さを知っているトラウトマンは、ただ黙って自身の胸に抱きとめることしかできませんでした。
その後、ランボーは落ち着きを取り戻し、自ら投降することにしました。そして、救急搬送されるティーズルを横目に、ランボーはトラウトマンの手で連行されていきました。
映画『ランボー』の感想と評価
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かつてトラウトマン率いるグリーン・ベレーの隊員として、ベトナム戦争を戦い抜いたランボー。
ただ食事しに街に入っただけの彼は、ティーズルに浮浪者というだけで危険人物扱いされ、彼の部下たちから酷い嫌がらせを受けてしまいます。
その時のランボーの姿と、フラッシュバックした彼の戦争時に受けた拷問の様子は、思わず目を背けたくなるほど痛ましいものです。
それだけでもランボーに対する扱いが酷いというのに、ティーズルの部下たちは何の罪もない彼を殺そうとします。
ティーズルたちにそこまでされたというのに、ランボーは一度だって彼らを殺そうとしていません。山中でのゲリラ戦も、ティーズルたちは重傷を負ったものの、誰も死んでいなかったのがその証拠です。
そして物語の終盤、説得しに来たトラウトマンに、ランボーはずっと抱えていた苦悩を明かします。ベトナム戦争終結から7年も経っているというのに、ランボーは毎日悲惨な戦場での記憶と、目の前で爆死した親友の姿が忘れられずにいたのです。
ランボーの悲痛な叫びを聞いているだけでも、当時彼がどんな苦痛を伴い、悲しんできたかが画面越しから伝わってきます。
多くのベトナム帰還兵は、ランボーのように戦場での記憶が何年経っても消えず、社会から孤立し誰も助けてくれない現実に耐えきれない苦しみを抱いていることでしょう。
多くのベトナム帰還兵の声を代表したかのようなランボーの心の叫びは、戦争を知っている人にも知らない人にも突き刺さります。
まとめ
(C)1982 STUDIO CANAL IMAGES All Rights Reserved.
浮浪者というだけで保安官から不当に逮捕され、拷問じみた嫌がらせを受けてしまうベトナム帰還兵の姿を描いた、アメリカのアクション作品でした。
ティーズルが「浮浪者=面倒ごとを起こす得体の知れない奴」と勝手な偏見を持ち、ランボーを逮捕し拘留したことから始まった、ランボーvs保安官たちの戦い。
ランボーがついに耐えきれず、逆襲に出て孤高のゲリラ戦を繰り広げていくのは、一瞬たりとも目が離せないスリルが味わえ、またグリーン・ベレーの元隊員である彼の戦闘力の高さを物語るアクション場面です。
ですが本作は単なるアクション映画ではなく、戦争から帰還したベトナム帰還兵を襲う苦悩と、戦争を知らない人々が彼らに心ない言葉を浴びせ虐げるという、社会の闇を描いた社会派エンターテイメント作品でもあります。
なので戦争を知っている人も知らない人も、一度は観てみる価値がある作品です。そうすれば、1人でも多くの帰還兵の心が救われることでしょう。
肉体派俳優シルヴェスター・スタローンが魅せる、ベトナム帰還兵の孤高のゲリラ戦と内に秘めた苦悩、そして社会の闇を描いたアクション映画が観たい人に、とてもオススメな作品です。