映画『台風家族』は2019年9月6日(金)より全国ロードショー!
俳優として活躍する草彅剛と『箱入り息子の恋』などで知られる市井昌秀監督が描く、ブラックユーモアたっぷりの家族ドラマ。
それが、2019年9月6日(金)に公開される映画『台風家族』です。
トラブルにより一度は公開が危ぶまれたものの、市井監督が夫婦で共著された原作同名小説が5月下旬に発表されたの機に多くの人々から上映を希望する声が集まったことから、期間限定での劇場公開が決定された本作。
本記事では、映画『台風家族』の劇場公開日ならびに作品情報をお伝えいたします。
映画『台風家族』とは?
映画『台風家族』公開のお知らせ
多くの皆さまから頂きました
上映希望の声にお応えさせて頂きまして、
9/6日(金)~9/26日(木)までの3週間限定にて、
上映させて頂くことになりましたので、
お知らせ申し上げます。— 映画「台風家族」 (@taifu_kazoku) August 2, 2019
銀行にて現金強奪をしたのちに行方をくらましてしまった両親の仮想葬儀、そして財産分与のために実家へと集う家族の顛末をブラックユーモアたっぷりに描いたファミリーコメディ映画『台風家族』。
一度は公開が危ぶまれたものの、原作同名小説の発表を機に上映を望む声が高まり、ついに2019年9月6日(金)から9月26日(木)にかけての3週間限定での劇場公開が決定いたしました。
本作の原作(妻との共同名義「市井点線」として小説を発表)、脚本、監督を務めたのは『無防備』『箱入り息子の恋』で知られる市井昌秀。本作の物語は市井監督が構想から12年間温めてきた“両親の思い”を形にしたものでもあります。
そして主演を務めるのは、映画・ドラマ・演劇と多岐に渡って活躍する俳優の草彅剛。2017年に新たなスタートを切り、その活動展開は常に注目の的を浴びています。
さらに草彅と共演するキャストには、尾野真千子、MEGUMI、中村倫也、榊原るみ、藤竜也など、豪華キャスト陣が並びます。
映画『台風家族』の作品情報
【公開】
2019年9月6日(日本映画)
【原作】
市井点線
【脚本・監督】
市井昌秀
【キャスト】
草彅剛、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、若葉竜也、甲田まひる、長内映里香、相島一之、斉藤暁、榊原るみ、藤竜也
映画『台風家族』のあらすじ
2000万円の銀行強奪をし、一時世間を騒がせた鈴木一鉄とその妻・光子の夫婦。
2018年夏。その事件から10年、事件後行方不明になった両親の仮想葬儀と財産分与を執り行うために、鈴木家のきょうだいは実家へと集まることを決めました。
鈴木家の長男であり、妻の美代子と娘のユズキを引き連れ10年ぶりに実家に帰ってきた小鉄は、どんな仕事も長続きしない、忍耐力の無い男でした。
しばらくすると長女の麗奈が、遅れて次男の京介がやってきました。
そして、見せかけだけの葬儀が始まります。
居間の中には大きな空っぽの棺が2つだけ。
ところが、待てど暮らせど末っ子の千尋はやって来ません。
とうとう葬儀が終わった時、実家のインターホンが鳴ります。しかし、ドアの外には千尋ではない男が立っていて…。
主演・草彅剛のプロフィール
草彅剛ツイッター公式アカウント
皆さんの気持ち、ありがとうこざいます。宜しくお願いします。 https://t.co/6ke1zFqTyF
— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) August 2, 2019
1974年、愛媛生まれの埼玉育ち。1987年、中学1年生のときジャニーズ事務所に入所。その後、1988年4月に男性アイドルグループ「SMAP」のメンバーに選出されました。
1997年、主演を務めたドラマ『いいひと。』でドラマアカデミー賞・主演男優賞を受賞。
1999年の主演舞台『蒲田行進曲』では、同作の作・演出を務めた劇作家つかこうへいから「大天才」と評価されました。
2001年、草彅が韓国映画『接続 ザ・コンタクト』の鑑賞した後に韓国語に興味を抱いたのをきっかけに、彼の韓国での活動や韓国内著名人との対談を取り上げる冠番組『チョナン・カン』が放送開始。これを機に草彅は韓国への進出しました。
2003年、主演映画『黄泉がえり』が異例のロングランヒットを記録。同年に放送された主演ドラマ『僕の生きる道』と『黄泉がえり』の演技および音楽活動により、ATP賞・個人賞を受賞します。また『僕の生きる道』では他にも、ドラマアカデミー賞・主演男優賞、「TV LIFE」年間ドラマ大賞2003・主演男優賞の受賞を果たしています。
2004年公開の主演映画『ホテル ビーナス』では、世界四大映画祭の一角であるモスクワ国際映画祭コンペティション・パースペクティブ部門にて最優秀賞を受賞。同年10月には、草彅は日本産業界で活躍が際立った独創的な人物に贈られる日本イノベーター大賞・ジャパンクール賞を受賞しました。
2006年に公開された主演映画『日本沈没』は興行収入50億円を突破するという大ヒットを記録。同作はアジアや欧州など世界各地でも公開され、韓国では最大規模のスクリーン数で上映され初登場1位を記録し、邦画としては史上初の快挙となりました。
2017年9月9日、「SMAP」解散を機に稲垣吾郎・香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所。同年9月22日には稲垣・香取と共同で公式ファンサイト「新しい地図」を開設。同時に新事務所「CULEN(カレン)」所属となることも発表しました。
また同じく2017年11月より動画共有サイト・YouTubeに自身のチャンネル「ユーチューバー 草彅チャンネル」を開設し、動画配信活動も開始。株式会社エビリーが発表した「2017年チャンネル登録者獲得ランキングトップ10」で1位を獲得しました。
市井昌秀監督のプロフィール
市井昌秀監督ツイッター公式アカウント
①映画「台風家族」が9月6日から公開されることとなりました。その決断を下して頂いた武部プロデューサー始め、スタッフ・キャスト、製作に携わって下さった皆様、上映を望む声を届けて下さった皆様、上映して頂ける劇場の皆様に心より感謝申し上げます。#台風家族
— 市井昌秀 (@ichiimasahide) August 3, 2019
1976年4月1日、富山県出身。関西学院大学卒業。
大学在学中からお笑い芸人を目指して活動。実は漫才グループ「髭男爵」の元メンバーで、グループ名も市井監督が決めたとのことです。
1999年、ネタの方向性が合わず髭男爵を脱退。その後、俳優・柄本明が主宰する劇団「東京乾電池」を経て、ENBUゼミナールに入学。そこで映画製作を学びます。
2004年にENBUゼミナールを卒業後、初の長編作品となる自主映画『隼(はやぶさ)』が同年の第28回ぴあフィルムフェスティバルにおいて準グランプリと技術賞を受賞。
さらに、長編2作目となる『無防備』が第30回ぴあフィルムフェスティバルにてグランプリと技術賞とGyaO賞を、第13回釜山国際映画祭のコンペティション部門にてグランプリを受賞。翌年の第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門にも正式出品され、国内外から高い支持を得ました。
2013年には、初の商業映画『箱入り息子の恋』が公開。同年のモントリオール世界映画祭「ワールドシネマ部門」に正式出品され、日本映画監督協会新人賞も受賞しました。
2015年、初のテレビドラマとなる『十月十日の進化論』(WOWOW)を監督。同年、ギャラクシー賞のテレビ部門にて奨励賞、日本放送民間連盟賞及び東京ドラマアウォード2015にて優秀賞を受賞します。
2017年には、監督・脚本を担当した『僕らのごはんは明日で待ってる』『ハルチカ』が公開されました。
まとめ
②「台風家族」は鈴木家の真夏の一日の話です。鈴木一鉄・光子、その子どもの小鉄・京介・麗奈・千尋、小鉄の妻の美代子・娘のユズキ、さらに鈴木家にまつわる人々が集まる中、台風がやってきます。お客さんに届いて初めて映画は完成です。是非劇場で目撃して下さい。よろしくお願いします。#台風家族
— 市井昌秀 (@ichiimasahide) August 3, 2019
一時は公開が危ぶまれたものの、原作小説を読まれた方々、そして草彅剛ファンの方々からの「どうしても劇場で映画を観たい!」という多くの声により、ついに2019年9月6日(金)からの劇場公開が決定された映画『台風家族』。
世界一“クズ”な一家だけれど、何故か憎めない。そんな愛すべき鈴木家の“台風”のようにめまぐるしい夏の一日の顛末、そしてその先に見えてくる家族一人ひとりの思いが、観る人すべてに思いがけない大きな“感動”をもたらします。
どうしようもない、だからこそ普遍的な家族の物語を、ぜひ劇場にてご鑑賞ください。
映画『台風家族』は2019年9月6日(金)より全国ロードショー!