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Entry 2019/03/22
Update

原作者かわぐちかいじが映画『空母いぶき』にコメント。本ポスタービジュアル&新予告編解禁も

  • Writer :
  • 石井夏子

映画『空母いぶき』は2019年5月24日(金)より全国公開

圧倒的なスケールで贈る超ド級のエンタテインメント『空母いぶき』の新たな予告編と本ポスター・ビジュアルが初解禁となりました。


©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

また、原作者である、かわぐちかいじ氏から絶賛コメントも到着しましたのでご紹介します。

映画『空母いぶき』本ポスター・ビジュアル

真っ赤に染まる空母「いぶき」を背景にオールスターキャストが並ぶ本ポスター。

「運命の、24時間。」というコピーと共に、戦後最大の危機に立ち向かう人間達の緊張状態が表現されています。

大胆に配置されたタイトルが“規格外の大作感”を醸し出すポスタービジュアルです。

映画『空母いぶき』新予告編

新たに解禁となった予告編では、日本が侵略を受けた状況下「これは訓練ではない!」という空母「いぶき」秋津艦長(西島秀俊)からの言葉により、第5護衛隊群の各艦隊員はかつて経験したことのない緊張感におそわれます。

攻撃か、防御か。

自身の信念の元で激しく葛藤する「いぶき」副長の新波(佐々木蔵之介)。

たまたま取材目的で「いぶき」に乗艦していたニュース・サイトの記者、本多裕子(本田翼)は、この事態にどう立ち向かうのか。

垂水内閣総理大臣(佐藤浩市)を中心とする政府は、究極の選択を迫られます。

想定を超えた戦闘状態へと突入していく第5護衛隊群。

「対空戦闘用意!」海の向こうでは各艦長(髙嶋政宏、玉木宏)の号令がこだまし、中野店長(中井貴一)のコンビニエンス・ストアには、事態を知り食料や水を求める市民の長蛇の列が。

クリスマス・イブ前日、この国が保ち続けた平和を終わらせないために、それぞれの戦いが今、始まります。

映画『空母いぶき』原作者かわぐちかいじコメント

2018年3月に撮影が始まった本作は、長きに渡る撮影とポストプロダクションを経て2019年1月に完成。

いち早く試写で鑑賞した原作者のかわぐちかいじ氏は、本作の感想を次のように語っています。

「優れたアクセルとブレーキ、この二つが機能しなければ動力を備えた運動体は上手く機能しない。それはあらゆる組織・国家も同じだろう。映画は原作以上に秋津と新波が自衛官としてクッキリ描かれていて、国を守るとはどういうことかというテーマが二人の確執を通して浮び上ってくる。秋津と新波は国を守り戦う自衛隊の優れたアクセルとブレーキなのだ。」

かわぐち氏は完成した本作を観て、原作以上に秋津と新波がクッキリ描かれ、二人の確執を通してテーマが浮かび上がってくると絶賛

原作ファン、西島秀俊ファン、佐々木蔵之介ファン、全ての人びとが歓喜するコメントですね。

これはますます期待値が上がります。

映画『空母いぶき』の作品情報


©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

【公開】
2019年(日本映画)

【原作・監修】
かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中・協力:惠谷治)

【監督】
若松節朗

【企画】
福井晴敏

【脚本】
伊藤和典、長谷川康夫

【音楽】
岩代太郎

【キャスト】
西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼 、小倉久寛、髙嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、市原隼人、堂珍嘉邦、片桐仁、和田正人、石田法嗣、平埜生成、土村芳、深川麻衣、山内圭哉 、中井貴一、村上淳、吉田栄作、佐々木勝彦、中村育二、益岡徹、斉藤由貴、藤竜也、佐藤浩市

【作品概要】
「沈黙の艦隊」「ジパング」のかわぐちかいじによる累計400万部突破のベストセラーコミックを実写映画化。

日本映画界を牽引する西島秀俊(秋津竜太役)と佐々木蔵之介(新波歳也役)が共演。

監督は『ホワイトアウト』(2000)『沈まぬ太陽』(2009)などで知られる若松節朗です。

映画『空母いぶき』のあらすじ


©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

20XX年、世界は再び「空母の時代」へと突入していました。

日本の最南端沖で起こった国籍不明の軍事勢力による突然の襲撃。

日本領土の島が占領され、未曾有の緊張が走る中、政府は自衛隊初の 航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛隊群を現場に向かわせます。

空がうっすらと白み始めた午前6時23分。

日本は経験したことのない一日を迎えようとしていましたが…。

まとめ


©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

戦後、日本が経験したことのない 24時間を描くクライシス超大作の映画『空母いぶき』

本作公開を前に、新予告編と本ポスター解禁されました。

完成した映画を観た、原作者のかわぐち氏も「映画は原作以上に秋津と新波が自衛官としてクッキリ描かれ」「テーマが二人の確執を通して浮び上ってくる」と絶賛のコメントを寄せ、公開まで期待は高まるばかりですね。

映画『空母いぶき』は2019年5月24日(金)より全国ロードショーです。




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