『台北セブンラブ』2019年5月25日(土)に公開決定
台湾巨匠傑作選2019~恋する台湾~@K’s cinemaにて日本初上映されます『台北セブンラブ』。
この度2019年5月25日(土)よりアップリンク吉祥寺ほかにて公開されることが決定しました。
CM・MV 監督としても知られ、現代台北を撮り続けるチェン・ホンイー監督による長編第三作目がとうとう日本上陸。
本作は第51回金馬奨で最優秀新人賞と最優秀視覚効果賞にノミネートされ、第48回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭で最優秀作品賞を受賞しました。
デザイン事務所を舞台に、台北の“今”をスタイリッシュに描いた渾身作です。
映画『台北セブンラブ』について
CM・MV監督としても知られ、現代台北を撮り続けるチェン・ホンイー監督による長編第三作目がとうとう日本上陸。
デザイン事務所を舞台に、台北の若者の“今”と恋愛模様を生々しく描き出した本作。
原題「相愛的七種設計」の直訳は「七種類の愛の形(デザイン)」となります。
“設計”という中国語は“デザイン”と“罠を仕掛ける”という意味を持ち、まさに男女7人が繰り広げる愛と駆け引きのストーリーは、観る者を意外な結末へと導いて行きます。
一体誰が本当のことを言っているのか、誰がいつ何を仕掛けたのか。愛はデザインできるのか。
劇中のデザインにまつわる人生訓のような言葉も観る者の心に迫ります。
監督が台湾のデザイナー達から協力を得て劇中に登場させた数々の洗練された小道具や美術品も見どころの一つ。
またそれを象徴するスタイリッシュな本ポスタービジュアルは、これまで数々の賞を受賞し、台湾初の女性総統となった蔡英文の選挙キャンペーンのビジュアルデザインを手掛けたことでも有
名な聶永真(アーロン・ニエ)がデザインし、台湾で話題を集めました。
映画『台北セブンラブ』主演・許瑋甯(アン・シュー)
本作の主演を務めるのは、台湾出身のアン・シューです。
アン・シューが演じるのはデザイナーのドロシー役。
元カレに誘われ台北のデザイン事務所で働くことになるという役どころです。
すらりとしたプロポーションと、ミステリアスな眼差しが魅力の女優、アン・シューのプロフィールを調べてみました。
許瑋甯(アン・シュー)は1984年、台湾出身。
イタリア系アメリカ人の父と台湾人の母から生まれました。
モデルとして人気を博し、ドラマ「イタズラな Kiss~惡作劇之吻~」(2005)などへの出演を経て、2014年に本作で金馬獎最優秀新人賞ノミネートされました。
2015年に台湾で大ヒットした『紅衣小女孩(原題)』の主役に抜擢、2017年には同監督の『目撃者 闇の中の瞳』や『紅衣小女孩2(原題)』などに出演し、その後も多数の作品で活躍しています。
映画『台北セブンラブ』の作品情報
【公開】
2019年(台湾映画)
【原題】
相愛的七種設計 Design 7 Love
【監督・脚本】
陳宏一(チェン・ホンイー)
【キャスト】
アン・シュー、モー・ズーイー、ホアン・ルー、ダレン・ワン、チウ・イェンシャン、トム・プライス、チェン・ユーアン
【作品概要】
本作は第51回金馬奨で最優秀新人賞と最優秀視覚効果賞にノミネートされ、第48回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。
キャストには『目撃者闇の中の瞳』のアン・シュー、『台北に舞う雪』のモー・ズーイー、『ブラインド・マッサージ』のホアン・ルー、『私の少女時代-OUR TIMES-』のダレン・ワン、『あの頃、君を追いかけた』のチウ・イェンシャンらが名を連ねています。
映画『台北セブンラブ』のあらすじ
2014年、台北市は<2016年世界デザイン首都>に選ばれ、デザイン業界は沸き立っていました。
ドロシー(アン・シュー)はかつての恋人バーズ(モー・ズーイー)に誘われ、上海を離れ台北のデザイン事務所で働くことに。
バーズがマネージャーを務めるデザイン事務所では、デザインホテルのリノベーションというビッグプロジェクトを抱え、会議を重ねていました。
容姿端麗なドロシーにクライアントのマーク(トム・プライス)は言い寄りますが、ドロシーはフランスにいる元恋人を忘れることができません。
さらにドロシーを利用しプロジェクトを優位に進めようとする事務所の所長アンドリュー(チウ・イエンシャン)に、いまだドロシーに想いを寄せるバーズは不満を募らせます。
一方、ドロシーの存在を煙たがるシニアデザイナーのエマ(ホアン・ルー)は、ジュニアデザイナーのアーチャン(ダレン・ワン)とアンドリューの義理の妹でもあるアシスタントのチーズ(チェン・ユーアン)にドロシーを見張るよう言います。
プロジェクトのテーマが “愛”に決まり、ついにプレゼンの日を迎えますが、ドロシーがチーズのデザイン案“セブンラブ”をアーチャンに盗ませプレゼンしたことにより、場は騒然。
果たして無事“愛”はデザインできるんでしょうか…。
まとめ
本作『台北セブンラブ』は、2019年4月20日(土)から5月10日(金)に、東京・新宿のK’s cinema にて上映される特集“台湾巨匠傑作選2019~恋する台湾~”のうちの1本。
台湾映画における恋愛映画の系譜をテーマにした特集上映で、台湾ニューシネマから現代に連なる古びないポップな21作品を一挙上映です。
また、2019年5月25日(土)よりアップリンク吉祥寺ほかにて公開も決まった映画『台北セブンラブ』。
チェン・ホンイー監督は、本作への想いを以下のように語っています。
台北は独特な場所です。世界でもこんなに猥雑でこんなに滅茶苦茶な場所は他にないと思います。人もまた同じで、皆毎日ぶつかり合って何かを勝ち取ろうとしています。この映画を見れば その 台北の雰囲気をふんだんに感じられると思います
様々な文化が入り混じった、アジア屈指の世界都市・台北。
映画を楽しみながら台北の雰囲気に身をゆだねてはいかがでしょうか。