ドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』は、2019年1月2日(水)よりポレポレ東中野、UPLINK渋谷で同時公開。その後、順次全国劇場公開!
誕生から60年を迎えるスタンダードカクテル「雪国」。
1958年度にサントリーの前身である壽屋のカクテルコンペで優勝したこのカクテル。
いつしか日本各地のバーテンダーから愛され、作られ続けてスタンダードカクテルとして知られるようになります。
そのカクテルの誕生秘話と、創作者の井山計一の半生を描いたドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』とは…。
映画『YUKIGUNI』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【監督・編集】
渡辺智史
【キャスト】
井山計一、小林薫(ナレーション)
【作品概要】
多くの愛飲家から親しまれるスタンダードカクテル「雪国」を生み出した日本最高齢の現役バーテンダーの井山計一。大正から昭和、そして平成を生きてきたの男の半生を見つめるドキュメンタリー作品。
演出は『よみがえりのレシピ』で知られる渡辺智史監督。またナレーションには俳優の小林薫が参加。
渡辺智史監督のプロフィール
山形県鶴岡市生まれ。東北芸術工科大学環境デザイン学科卒業。
卒業後上京後にドキュメンタリー映像制作に従事。
2012年にドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ 』を公開。教育映像「在来作物で味覚のレッスン」が第9回キッズデザイン賞の「未来を担う消費者デザイン部門」で優秀賞。
地域課題に真摯に向き合う、ソーシャルデザインとしての映像制作を探求しながら、有限責任事業組合いでは堂、共同代表を務めています。
映画『YUKIGUNI』のあらすじ
「BARは人なり」あるBAR評論家が残した格言。
この言葉を体現するように、井山計一のカクテルを飲み、話を聞くため、全国からカクテルファンが訪れます。
その姿はまさに、カクテル巡礼とも呼べる光景。
誕生から60年を迎えるカクテル「雪国」の誕生秘話、時代を超えて愛されるカクテル、そのグラス越しに映る井山計一の半生を見つめます。
また撮影中に最愛の妻を亡くし、別れを機に家族との絆を取り戻していく姿。
激動の時代を経ても古びない「美しさ」「愛おしさ」とは…。
映画『YUKIGUNI』の見どころ
本作『YUKIGUNI』を描いたのは『よみがえりのレシピ』や『おだやかな革命』で知られる山形県在住の映画監督の渡辺智史。
この作品の撮影には2年半の歳月をかけ、2018年で92歳を迎えた現役バーテンダーの型にはまらない人生の輝きを魅力を余すことなく切り取ったドキュメンタリー作品です。
まとめ
本ドキュメンタリー作品の被写体となった井山計一は、大正15年に山形県酒田市に生まれ。
戦後の混沌とした時代を生き抜き、バーテンダーとしての腕を磨いた井山計一は、昭和34年に全日本ホーム・カクテル・コンクールで、カクテル「雪国」を出品するとグランプリを受賞しました。
その後も「雪国」は、日本各地のバーテンダーから愛され、作られ続けられると、スタンダードカクテルになります。
このカクテルのように、決して、古びない井山計一の“美しさと愛おしさとは何か”。
その佇まいを描き出した作品に酔いしれてみませんか。
ドキュメンタリー映画『YUKIGUNI』は、2019年1月2日(水)よりポレポレ東中野、UPLINK渋谷で同時公開。その後、順次全国劇場公開!
ぜひ、お見逃しなく!