豪華スタッフ・キャストが、“みること”“みえること”の意味を問う野心作。
イタリア映画祭2018年にて大好評を博した、『Emma 彼女の見た風景』が、邦題『エマの瞳』として、2019年3月より、新宿武蔵野館、横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開されることが決定しました。
自立して生きる盲目の女性・エマと、典型的なプレイボーイ・テオ。相反する二人が織りなすヒューマン・ラブストーリーです。
解禁されたポスタービジュアルとともに、映画『エマの瞳』をご紹介します。
CONTENTS
映画『エマの瞳』の作品情報
【公開】
2019年(イタリア・スイス合作映画)
【原題】
Il colore nascosto delle cose
【監督・原案・脚本】
シルヴィオ・ソルディーニ
【キャスト】
ヴァレリア・ゴリノ、アドリアーノ・ジャンニーニ
【作品概要】
世界三大映画祭のひとつ、ヴェネチア国際映画祭で世界初上映された、イタリアの名匠シルヴィオ・ソルディーニ監督の最新作。
イタリア・ローマを舞台に、盲目で視覚が“みえない”が自立して生きるエマと、内面を“みつめる”ことに臆病な広告マンでプレイボーイのテオが出逢い、傷つけ合いながらも変化していく、大人の恋の行方を描く珠玉のラブ・ストーリーです。
エマを熱演したのは、ヴェネチア国際映画祭で2度の主演女優賞に輝いたイタリアを代表する演技派女優、ヴァレリア・ゴリノ。
テオを演じるのは、名優ジャンフランコ・ジャンニーニの息子、アドリアーノ・ジャンニーニ。
魅力的な主人公のエマは、ソルディーニ監督がドキュメンタリー『多様な目』(2013)で出会った、盲目でありながらも毅然と生きる人びとに触発されて作り上げたキャラクターになっています。
大人の恋愛と盲目の人々のリアリティ溢れるエピソードを織り交ぜた本作は、本国イタリアでも、スマッシュヒットを記録。
実績あるスタッフ・キャストが作り上げた野心作はイタリア映画祭2018年で『Emma 彼女の見た風景』のタイトルで上映され、大好評を博しました。
映画『エマの瞳』のあらすじ
イタリア、ローマ。
広告代理店に勤めるテオは、典型的なプレイボーイ。
恋人、愛人、家族とは適度な距離を置いて向き合わないままに、仕事漬けの毎日を送っていました。
暗闇の中を白杖で進むダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)のワークショップに参加した彼は、アテンドスタッフとして働いていた盲目の女性・エマの声に魅せられます。
思春期に視力を失った彼女は、フランス人の夫と離婚したのち、オステオパシー(理学療法士)の施術者として自立して生きている女性でした。
テオは急速に彼女に惹かれていきます。
ふたりは関係を深めますが、テオは恋人グレタと向き合えないままでした。
そして、テオとエマがスーパーマーケットで一緒の所に、グレタが鉢合わせしてしまいます。
テオがグレタに「ボランティアをしている」と言い訳していたことを知り、深く傷ついたエマは…。
まとめ
イタリア映画祭2018年で大好評を博した『Emma 彼女の見た風景』が、邦題『エマの瞳』として公開されることになりました。
自立して生きる盲目の女性と、典型的なプレイボーイの相反する二人が織りなすヒューマン・ラブストーリーです。
ソルディーニ監督がドキュメンタリー映画の撮影で出会った盲目の人びとの毅然とした生き方に触発されて作り上げた主人公、エマに注目です。
エマを演じるのはイタリアを代表する演技派女優、ヴァレリア・ゴリノ。
映画『エマの瞳』は2019年3月より、新宿武蔵野館、横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開です。