Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

サスペンス映画

Entry 2018/10/01
Update

映画『ファイトクラブ』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も【タイラーからオリジナル警告文“WARNING”】

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

今回取り上げるのは、1999年の公開から約20年以上経った今も熱狂的人気を誇る作品、『ファイト・クラブ』です。

生涯ベストの映画にあげる方も多いであろう本作を、あらすじ、トリビア、解釈とたっぷりお伝えします!

映画『ファイト・クラブ』の作品情報


© 1999 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

【公開】
1999年(アメリカ映画)

【原題】
Fight Club

【監督】
デヴィッド・フィンチャー

【キャスト】
ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ミート・ローフ、デビッド・アンドリュース、ジャレッド・レト、ヘレナ・ボナム・カーター、ザック・グルニエ

【作品概要】
チャック・パラニュークによる同名小説を映像化したのは『セブン』(1995)『ゴーン・ガール』(2014)、また『ソーシャル・ネットワーク』(2010)で英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞始めいくつもの賞を受賞したデヴィッド・フィンチャー。

主人公“僕”を演じるのは『ムーンライズ・キングダム』(2012)や『犬ヶ島』(2018)、またデビュー作である『真実の行方』(1996)『アメリカン・ヒストリーX』(1998)の怪演でアカデミー賞助演男優賞にノミネート経験のある名優エドワード・ノートン。

タイラー役に扮するのは『セブン』(1995)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)と本作を含めフィンチャー作品に3作出演しているブラッド・ピット。

主人公に“腫瘍のような女”と称される女マーラ・シンガーを演じるのはティム・バートン作品や『オーシャンズ8』(2018)の活躍が記憶に新しいヘレナ・ボナム=カーターです。

映画『ファイト・クラブ』のあらすじとネタバレ

テログループが爆弾を仕掛けたビルの最上階で、主人公“僕”がタイラー・ダーデンの銃を咥えているところから物語は始まります。爆発までの時間を計りながら、僕に計画が滞りなく進んでいることを自慢気に伝えるタイラー。

“僕”は仕事で全米を飛び回り、マンションに住み、家具はIKEAで揃え、物質的、経済的には不自由ない生活を送っていましたが精神不安定で不眠症に悩まされていました。

“僕”は医者から「世の中にはもっと大きな苦しみを持ったものがいる」と言われ睾丸ガン患者の集いを紹介されます。“僕”は睾丸がなくなり、ホルモンバランスが崩れて乳房が生えたボブという大男と慰め合いました。赤の他人の悩みを聞いた“僕”は他の参加者のように泣き崩れ、その日はぐっすりと眠ることができました。

味をしめた僕はさまざまな互助グループを尋ねることに。末期ガン患者や結核患者…患者になりすまして悩みを聞き、安眠を手に入れていた“僕”でしたが長くは続きませんでした。

自分と同じように患者になりすまして互助グループに出席する女、マーラ・シンガーと出会ってしまったからです。観光客のように振る舞う彼女のことを思うと、“僕”はまた眠れなくなりました。

ある日“僕”はマーラのインチキを直接問い詰めることに。偽物がいたら泣くことができないと追い払おうとしますが、マーラは“僕”の言うことなど聞こうとしません。渋々、せめて顔を合わさずに済むよう訪ねる集会を分担することにしました。

仕事で“僕”は出張ばかり。空港から空港へ飛び回り、“僕”は人生に残された時間が目減りしていくことに落胆します。

ある飛行機の中で“僕”は自分と同じスーツケースを持った男と隣どうしになりました。石鹸の製造販売をしているというその男の名前は、タイラー・ダーデン。

タイラーと出会った後、マンションの部屋を何者かに爆破された“僕”は、もらった名刺を頼りにタイラーに連絡します。持っていたものを全て粉々にされたと嘆く“僕”に、物に支配されているとタイラーは言います。

そしてタイラーは僕に「1つ頼みがある」と言いました。「俺を力一杯殴ってくれ」“僕”は戸惑いながらもタイラーを殴りタイラーも“僕”を殴りました。

“僕”はタイラーの家に泊めてもらうことになりました。ボロボロの屋敷の汚いベッドの上で、“僕”は久しぶりにぐっすり眠ることができました。

以下、『ファイト・クラブ』ネタバレ・結末の記載がございます。『ファイト・クラブ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。
居候を始めた“僕”とタイラーは、時々バーの駐車場で殴り合いをするのが習慣に。興味を持った男たちがファイトに参加するようになりました。

ファイトを始めてから“僕”は日常生活の音が遠のき、仕事中も頭にあるのは週末のファイトのことだけ。“僕”は社会で失った本能を取り戻した気がしました。

参加者が増えたため殴り合いの場所を地下室に移し、この集会をタイラーはファイト・クラブと名付けました。「ファイト・クラブ ルールその1。ファイト・クラブのことを決して口外するな」。

痣だらけの顔で“僕”は会社に通っていましたがもう不眠に悩まされることはありません。タイラーの住む廃屋で2人暮らしをし、タイラーから誰でもできる簡単なテロの方法の話やいかに社会が偽善に溢れているかといった話を聞き、高級痩身クリニックから捨てられた人間の脂肪を盗み、脂肪から石鹸を作って売る副業を行いました。

しかしある日、“腫瘍のような女”マーラが“僕”に電話をかけてきました。睡眠薬を沢山飲んだから助けてほしいと話すマーラですが、“僕”は無視してそのまま出かけます。

しかし放置された電話を代わりにタイラーが手に取り、マーラの元に出かけ、彼女を家に連れ込み親密な関係を持ちます。またしてもマーラに生活を奪われたと感じた“僕”は憤慨しました。

刑事から“僕”の家が爆破した原因は誰かが仕掛けた爆弾の可能性があると電話がかかってきたその晩、“僕”とタイラーは石鹸の製造に必要な脂を手に入れるため、病院のゴミ箱をあさります。

「お前はまだ破滅を知らない」というタイラー。彼はいきなり“僕”の腕に化学薬品を振りかけます。皮膚を溶かしていく痛みに叫びをあげる“僕”。

痛みを背けようとする“僕”にタイラーは「痛みを受け入れろ」と言いました。「苦痛も犠牲もなしには何も得られない。今は人生最高の時間だ」そんなタイラーの手の甲にも薬品の火傷の跡がありました。

ファイト・クラブの会員は増加し続ける一方。タイラーは“課題”と称し、会員に様々なことをさせます。街で通りかかる赤の他人にいきなり喧嘩をふっかけて負けること。広告が消費者に買わせようとする製品を破壊したり、レンタルビデオの磁気を妨害したり…。

“僕”も上司に喧嘩をふっかけ、自分で自分を殴って上司から暴力を振るわれたと吹聴し、金を巻き上げて自由の身になります。

タイラーの行動はだんだん過激化していき、自宅には黒服に身を包んだ志願者集団“スペース・モンキーズ”が現れます。タイラーの発案した“騒乱計画(プロジェクト・メイヘム)”を実行するテロリスト集団です。

自分をのけ者にするタイラーに苛立つ“僕”。そのうちスペース・モンキーズからも死者が出るようになります。警察はこれらの破壊行為と戦う対策を発表しようとするが、直前に会見場に乗り込んだタイラーとスペース・モンキーズが警察首脳を拉致、脅迫したことにより発表は取りやめになりました。

そんなある日、タイラーは突然姿を消しました。タイラーが消えた後も進行していく“プロジェクト・メイヘム”。“僕”は計画の全貌を知るため、タイラーの部屋にあった飛行機の半券から足取りをつかもうとします。行く先々にファイト・クラブの在り処がありましたが、彼の部屋はどこにもありません。

すると会員の1人が“僕”のことをこう呼んだのです。「タイラー」。“僕”は愕然とし、マーラに電話をかけました。彼女も“僕”のことを「タイラー」と呼びます。タイラーは“僕”のもう1人の人格だったのです。

突然目の前に現れたタイラーに「自分は人生を変えたいと願っていた“僕”が作り出した理想像」だと言います。タイラーが眠っている時は“僕”が活動し、“僕”が眠っている時はタイラーが活動していたのです。

気を失い、目を覚ました僕は“スペース・モンキーズ”の社会を混乱に陥れる計画を止めるべく警察やビルの管理会社に連絡しますが、応対するのは皆ファイト・クラブの会員ばかり。自分の手で爆弾を止めようとしますが、タイラーが目の前に立ちはだかります。

爆弾が仕掛けられたビルの最上階で、“僕”はタイラーの銃を加えている、というオープニングシーンに戻ります。

もうすぐ金融は崩壊し、社会に平等が訪れる。“僕”は彼を止める術を考えます。タイラーは自分の幻覚だと。タイラーの銃は“僕”の手の中にあります。銃を自分の顔へ向け、引き金を引くと弾が頬の肉を切り裂きました。タイラーの幻覚はその瞬間、消え去りました。

そこへプロジェクト・メイヘムのメンバーがマーラを連れてやってきます。“僕”はマーラを解放するように言い、ビルから脱出するように告げました。

「俺を信じろ。これからはすべてうまくいく」“僕”とマーラは自然と手を取り合い、窓の外で崩壊していくビルを見つめました。

映画『ファイト・クラブ』の感想と評価

チャック・パラニュークによる同名小説を脚色した本作は、小説とは異なる点が多々あります。パラニュークの小説は現実と過去、精神世界を縦横無尽に行き来し、イメージが紙の上でどんどん拡大していく斬新さを味わうことができるもの。

ぶつ切りの時間と空間を拾い集め、原作の面白さを損なわないようフィンチャー監督は少しだけ変更を行っています。例えば、“僕”とタイラーが初めて出会う機内でのシーン。2人が同じカバンを持っているというものは、映画オリジナルの設定です。

また原作では主人公のこんな台詞がなんども繰り返されます。「ぼくがこれを知っているのは、タイラーがこれを知っているからだ。」主人公とタイラーが同一人物と示唆するこの台詞は劇中では登場しません。

しかし同じカバンであること、マーラとの電話のシーンなど伏線を張り一気に結末へ雪崩れ込んでゆく、フィンチャー監督はいわゆる“大どんでん返し”の展開として描いたのです。

実は『ファイト・クラブ』はフィンチャー監督に抜擢される前、3人の名監督にオファーされていました。1人目は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン。2人目の候補は傑作サスペンス『ユージュアル・サスペクツ』(1995)を手がけたブライアン・シンガー。3人目は『トレインスポッティング』(1996)のダニー・ボイル。

しかしいずれの監督も製作途中の作品があったり、興味を示さなかったりとフィンチャー監督にオファーがいくことに。

幾多もの映画に出演しているエドワード・ノートンは、実は自分の出演する作品をあまり観ることはないのだそう。しかし『ファイト・クラブ』は例外だそうです。

そんなエドワード・ノートン演じる主人公“僕”。彼には名前がありません。名前を持たない主人公が意味するもの、この映画の主人公は観客1人1人なのです。“僕”という一人称によりこの物語は普遍的になり、観客皆が感情移入をすることができるのです。

物質的には恵まれているもの、生きている実感を得られないまま毎日を過ごしていた主人公。彼は死を目前にし、悲痛な叫びをあげる人々とグループで会うことによって生の実感を得ます。しかしマーラと出会ってからまた元どおりに。

そんな彼の前に現れたのは理想化された自分であるタイラー・ダーデン。軟弱な主人公と比べタイラーはハンサムで筋骨隆々、自身たっぷりな男。“僕”とタイラーは同一人物ですが、タイラーは主人公の理想が膨れ上がった強力な存在。

“僕”はタイラーのようになりたいと憧れますが、そんなタイラーは“僕”自身でもある。皆自分の望むものは既に持っているものだと示しています。

暴力的な描写が多い本作ですが、暴力を賞賛する映画ではもちろんありません。劇中にも登場する台詞「苦痛も犠牲もなしには何も得られない」そして本作の象徴的な言葉が“自己破壊”。

初めてタイラーと“僕”が殴り合うシーン(2人は殴り合うふりの演技だけの予定だったのですが、直前にエドワード・ノートンにだけ本当に殴るように監督は指示したそう。ブラッド・ピットは本気で痛がっていたようです)、タイラーは「お前を殴らせろ」ではなく「俺を殴ってくれ」と言います。

また薬品を手にふりかけるシーンでは「痛みから意識を背けるな」と。自分自身に直面し、自分を壊し、精神を構築する。暴力を他人に向けるのではなく自己に向け、空虚な人生を力強い実感がある人生に変える。

他者に向ける暴力は凄惨だということもはっきりと描かれています。地下で主人公がジャレッド・レト演じる容姿端麗な男、エンジェル・フェイスの顔面を徹底的に殴り倒すシーン。エンジェル・フェイスが倒れ無抵抗になっても殴る手を止めようとしない主人公の表情に感情はなく、殴り終わった後も空虚そのもの。

タイラーは「サイコ・ボーイ」と声をかけます。怒りを反映する暴力は無意味であると示しているのです。

そしてPixies の名曲『Where Is My Mind?』が流れるラストシーン。

主人公はマーラ・シンガーを“腫瘍のような女”と呼びひどく嫌います。それは主人公のネガティブな部分、自己嫌悪している部分を彼女がそっくりそのまま持っていたから。しかし最後彼はマーラに対して愛情を持つようになります。彼は自分自身の全体を受け入れることができたのです。

ビルが崩壊してゆくのを手を取り合って見つめる2人。原作では「天国でまたマーラと会う」という台詞があり、主人公が死ぬことが示唆されています。しかしマーラと主人公の顔は穏やかさで満ちており、彼は「これからはすべてうまくいく」とつぶやきます。

最高の幸せ、人生は死があるから感じられるもの。いがみ合っていたはずの2人が愛情を抱き、短い時間ながらも至福に包まれる。死があってこそ瞬間1つ1つが輝くと教えてくれる最高にロマンチックなラストシーン、ハッピーエンドではないでしょうか。

まとめ

どんな道を歩んでいようと自分自身と常に戦い、痛みや苦しみを味わい、生きることを真っ向から肯定すること。フィンチャー監督ならではのスタイリッシュなオープニングシークエンスから始まり、タイラーが仕掛けるサブリミナル映像で終わる、すべての人々を奮い立たせる人生賛歌の映画『ファイト・クラブ』。

最後にDVD冒頭の“WARNING・ATENTION”に続いて表示される本作オリジナルの“WARNING”をご紹介します。

「このDVDを手にしたあなたこそが、この警告を必要としていたのです。あなたがこの無駄な警告を読む1分1秒、あなたの人生の大切な時間が奪われているのです。他にすることはないのですか?この時間をもう少し有意義なことに使えないのですか?あな他の人生はそんなに空虚なものですか?それともあなたは権威を表す者を誰しも尊敬、信用してしまうのですか?あなたは読むべき書を全て読むのですか?あなたは考えるべきことを全て考えるのですか?欲しいはずだと言われる物全てを買うのですか?部屋を出ろ!異性に会え!過剰消費もマスターベーションもやめろ!仕事を辞めろ!けんかを始めろ!自分が生きていることを証明しろ!自身の人間性を証明しないと腐敗していく有機物でしかない。注意はしたぞ! タイラー」

関連記事

サスペンス映画

『ファーストラヴ』映画原作小説ネタバレ感想と結末解説。事件の真相も調査

映画『ファーストラヴ』は 2021年2月11日(木・祝)ロードショー。 第159回直木賞を受賞した島本理生の同名小説『ファーストラヴ』が映画化。2021年2月11日(木・祝)にロードショーされます。 …

サスペンス映画

映画『ミスミソウ』あらすじと感想レビュー。内藤瑛亮監督の代表作と自負⁈

人気漫画家の押切蓮介の代表作で、トラウマ必須と評された『ミスミソウ】が映画化。 押切作品初の映像化に挑んだのは、『先生を流産させる会』『パズル』『ライチ☆光クラブ』と大胆なテーマを描き続ける内藤瑛亮。 …

サスペンス映画

映画『めまい』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も【ヒッチコック代表作にして名作傑作の頂点】

アルフレッド・ヒッチコック監督は、サスペンス映画の神様と呼ばれた巨匠。しかし、『めまい』を観たら“ヘンタイ映画の神様”、もう、そう呼ぶしかない極めてエロスに満ちた作品。 『めまい』を観たこのとのない、 …

サスペンス映画

映画『悪なき殺人』ネタバレ結末あらすじと感想評価。”動物だけが知っている”が意味する男女の繋がりを描く群像ミステリー

愛を求める者たちが“偶然のいたずら”に巻き込まれる 2019年の第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞と観客賞のダブル受賞に輝くいた映画『悪なき殺人』が、2021年12月3日(金)よ …

サスペンス映画

映画ギフト(2000)|ネタバレあらすじ結末と感想考察の評価。犯人の真相に隠された事件の謎をサムライミ×ケイト・ブランシェットで描く

サム・ライミ監督が描く超感覚サスペンス・ホラームービー! サム・ライミが監督を務めた、2000年製作のアメリカのサスペンス・スリラー映画『ギフト』。 アメリカ・ジョージア州の小さな町で子供3人と暮らす …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学