Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2018/09/25
Update

東京国際映画祭2018の開幕期間や注目の映画は?予告編も解禁も

  • Writer :
  • 名保田奈緒子

第31回東京国際映画祭の開催される期間は、2018年10月25日(木)~2018年11月3日(土・祝)です。

2018年も上映される作品の一部は、すでに予告編でご覧いただくことができます。

2018年で第31回を迎えた東京国際映画祭が間もなく開催させますが、今年のオープニング作品は『アリー/ スター誕生』

GALAスクリーニング作品は『人魚の眠る家』。クロージング作品は『GODZILLA 星を喰う者』は、すでに発表になっています。

オープニング作品はガガ様初主演!

『アリー/ スター誕生』(2018)

第31回東京国際映画祭のオープニング作品、GALAスクリーニング作品、クロージング作品は、クオリティが高く話題性があり、バラエティに富んだ作品が上映されます。

2918年のオープニングを託された作品は、12月の日本公開を前にいち早く、今世界中で注目を集めているレディー・ガガとブラッドリー・クーパー主演・監督作品『アリー/ スター誕生』

1937年の『スタア誕生』をはじめ、これまで幾度となく映画化されてきた普遍的なストーリーを、最高のキャストとスタッフが集結してに映画化に挑みました。


© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

世界の歌姫レディー・ガガがスターになることを夢見た主人公のアリー役を熱演しています。

ガガにとっては本作が映画初主演となることもあり、ガガ様ファンにとっては必見!

そして俳優ブラッドリー・クーパーも本作で初監督デビューを果たしていることにも注目です。

しかも彼が演じたジャクソン役はアリーの才能を見出すロックスターという設定で、ガガとともに主演も務めています。

アリーとジャクソンの2人の歌う姿が観客すべての心を震わす感動作。しかもダブルの初主演と初監督という、東京国際映画祭は開幕は粋な計らいと言えますね。


© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

『アリー/ スター誕生』のあらすじ

アリーは音楽業界でスターになることを夢見ていました。

しかし彼女は自分に自信がなく、周囲からも容姿を否定されていました。

そんな日々を過ごすアリーは、小さな場末のバーで細々と歌いながら生きていました。

ある日アリーは、世界的ロックスターであったジャクソンに見いだされました。

等身大のアリー自身のままで、ショービジネスの世界に飛び込んでいくのですが…。

GALAスクリーニング作品は東野圭吾原作!

『人魚の眠る家』(2018)

2018年の東京国際映画祭で初の試みとなる、GALAスクリーニング作品には、東野圭吾作家デビュー30周年を記念して執筆されたベストセラー小説『人魚の眠る家』

堤幸彦監督の手によって映画化によって、愛するわが子の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた夫婦の運命を描いています。

映画初共演となる篠原涼子と西島秀俊が夫婦役を務め、坂口健太郎などの実力派キャストも集結しています。

先の読めない展開、想像を超えた衝撃のクライマックス、愛する人を持つ観客の心を揺さぶるヒューマンミステリーになっています。

『人魚の眠る家』のあらすじ


©2018「人魚の眠る家」製作委員会

2人の子どもを持つ播磨薫子と夫の和昌は、現在別居中。

彼らは娘の小学校受験が終わることを最後に離婚することを決めていました。

そんなある日、娘の瑞穂がプールで溺れてしまい、そのまま意識不明に陥ってしまいます。

医師からは回復の見込みがないと診断され、眠りから覚めない娘を前に薫子と和昌は、ある決断を下しますが、その判断をきっかけに運命の歯車が狂いはじめると…。

『GODZILLA』三部作の最終章がクロージングを締めくくる!

『GODZILLA 星を喰う者』(2018)

2018年の東京国際映画祭のクロージング作品は、アニメーション映画『GODZILLA』三部作の最終章となる『GODZILLA 星を喰う者』。

ゴジラ映画史上初の3DCGアニメーション作品であった第一章『GODZILLA 怪獣惑星』、続くメカゴジラの新解釈で観客を圧倒した第二章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』。

そして、いよいよ2018年公開の最終章を迎えた本作『GODZILLA 星を喰う者』。

本作では超科学が生み出したメカゴジラシティを焼き尽くし、地上の覇者となった究極の生命体ゴジラ・アースと、高次元怪獣ギドラが激突し戦います。

声の出演には宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜たちが務め、人気と実力を兼ね備えた声優陣にも注目が集まっています。

『GODZILLA 星を喰う者』のあらすじ


©2018 TOHO CO., LTD.

2万年の時をかけ進化した最大のゴジラ=ゴジラ・アース。

武装要塞都市メカゴラシティを起動させ、ゴジラ・アースに戦いを挑んだハルオたちでしたが、その過程でガルグやベルベたち、そんなビサイルドと人間の間に亀裂が生んでしまいます。

ハルオはゴジラ・アースに勝てる唯一のチャンスを捨ててしまい、大きな敗北感に襲われていました。

一方でエクシフの大司教メトフィエスは、ある目的のために信者を増やす行動をとっていました。

その後、ゴジラ・アースに太刀打ちできるものがいなくなった地球に、金色の閃光を放つギドラが降臨すると…。

まとめ

第31回東京国際映画祭で上映される一部の作品は、予告編の中で発表されています。

しかし、2018年の東京国際映画祭のコンペティション部門やワールド・フォーカス部門など、すべての作品がまだ出揃って発表はされていません。

ラインナップの発表は9月25日(火)14時〜16時になります。今年も貴重な海外作品やアジア諸国の作品のエントリーなど楽しみですね。

第31回東京国際映画祭の開催される期間は、2018年10月25日(木)~2018年11月3日(土・祝)です。

主な開催場所は、六本木ヒルズ(東京都港区六本木6-10-1)やEXシアター六本木(東京都港区西麻布1-2-9)ほかになっています。

すべてのエントリー作品が発表され次第、当サイトでも追って紹介いたします。

関連記事

新作映画ニュース

韓国映画『手紙と線路と小さな奇跡』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。少女時代ユナ×パク・ジョンミンが世界で最も小さな駅作りに奮闘する感動作

韓国初の民間による駅舎の誕生秘話とは 観客動員数260万人を突破した映画『Be With You ~いま、会いにゆきます』で観客を魅了したイ・ジャンフン監督待望の3年ぶりとなる新作『手紙と線路と小さな …

新作映画ニュース

映画『あのこは貴族』あらすじ。キャストは門脇麦×水原希子で描くシスターフッドムービー!

監督・岨手由貴子×原作・山内マリコ。 マンネリカップルが妊娠をきっかけに互いの背景や関係を見つめ直す初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で、新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督、待望の長編 …

新作映画ニュース

映画『きさらぎ駅』あらすじ/キャスト/公開日。垣松祐里が「2ちゃんねる発」のキングオブ都市伝説に挑む!

現代版”神隠し”と言われるKING OF 都市伝説を実写化した垣松祐里主演映画『きさらぎ駅』が2022年6月劇場公開決定! 本作で映画初主演を飾る恒松祐里を迎え、インターネット掲示板「2ちゃんねる」発 …

新作映画ニュース

シルヴェスター・スタローン映画『大脱出2』あらすじとキャスト。2019年公開決定!

シルヴェスター・スタローン主演作!『大脱出2』は、2019年3月新宿バルト9ほか全国ロードショー。 あの脱獄のプロが帰ってきた!全世界待望のプリズン・ブレイク・アクション第2弾。 © 2018 GEO …

新作映画ニュース

『ある船頭の話』ヴェネチア国際映画祭公式上映レポート!オダギリジョー監督作に確かな手ごたえ

満席&鳴り止まぬ拍手。 『ある船頭の話』ヴェネチアでついにお披露目! 2019年9月13日(金)より公開されるオダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』が、第76回ヴェネチア国際映画祭の“ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学