映画やドラマ、舞台に大活躍中の人気俳優、佐々木蔵之介。
演技もコメディからシリアスまで幅広く器用にこなし、作品の中で確かな存在感を放っている日本を代表する実力派俳優のひとりです。
笑顔が素敵でカッコいいので(おまけに独身!)、女性を中心に高い人気を集めています。また、京都の実家が造り酒屋であることでも有名ですね。
佐々木蔵之介は、2000年の連続テレビ小説「オードリー」で注目を浴び、2002年に堤幸彦監督の「Jam Films 『HIJIKI』」で映画に初出演しました。2006年、『間宮兄弟』で単独初主演を果たし、以降『アフタースクール』、『ソロモンの偽証』、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』『3月のライオン』など多くの話題作で活躍しています。
そんな佐々木蔵之介がこれまで出演した映画の中から厳選した5作品をピックアップしてお届けします!
CONTENTS
1.人気の“疫病神シリーズ”を映画化!『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017)
『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の作品概要
2017年の日本映画。監督は、『毎日かあさん』『マエストロ!』の小林聖太郎。出演は、佐々木蔵之介、横山裕、北川景子、濱田崇裕、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、國村隼、橋爪功ほか。
黒川博行の第151回直木賞受賞作「破門」の映画化。
『破門 ふたりのヤクビョーガミ』のあらすじ
建設現場での暴力団対策の仕事を通じてヤクザの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合った建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)は、ある日桑原のいる二蝶会に映画製作企画を仲介することに。
しかし企画を持ち込んだ映画プロデューサーの小清水(橋爪功)は、二蝶会が用意した出資金を持ったまま愛人と姿をくらましてしまいます。桑原は二宮を巻き込んで小清水を追い、大阪からマカオまで資金回収に奔走しますが、やがて組を巻き込んだ大きなトラブルに発展し…。
『破門 ふたりのヤクビョーガミ』のおすすめポイント
黒川博行の直木賞受賞作「破門」を、佐々木蔵之介と関ジャニ∞の横山裕のW主演で映画化したハードボイルドアクションです。
京都出身の佐々木蔵之介をはじめとして、出演した俳優はほぼ関西出身。小林監督は「黒川作品を撮るには偽物の関西弁では無理」と考え、このようなキャスティングになったそうです。
佐々木蔵之介は、シワひとつないスーツ&メガネという姿で一見ヤクザには見えないのに、一度切れたら手が付けられない“イケイケやくざ”を演じています。関ジャニ∞の横山裕とはコンビではなく“疫病神”ですが、この2人が絶妙な掛け合いを見せます。
ハードボイルドですが、コメディ要素もあり気軽に楽しめる作品です!
2.弱小貧乏藩の奮闘を描いた時代劇コメディ『超高速!参勤交代』(2014)
『超高速!参勤交代』の作品概要
2014年の日本映画。監督は、『ゲゲゲの鬼太郎』『鴨川ホルモー』の本木克英監督。出演は、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、六角精児ほか。
第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。優秀監督賞、優秀主演男優賞ノミネート。
2016年に続編『超高速!参勤交代 リターンズ』が公開されました。
『超高速!参勤交代』のあらすじ
8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の中でも弱小藩である湯長谷(ゆながや)藩は、通常でも8日かかる参勤交代をわずか5日で行うよう命じられます。それは藩にある金山を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略で、弱小貧乏藩には無茶苦茶な話だったのです。
藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は困惑しつつも、知恵を絞って参勤交代を完遂させようと作戦を練ります。
『超高速!参勤交代』のおすすめポイント
わずか5日で参勤交代を行うよう幕府から無理難題を押し付けられた小藩が、奇想天外な作戦の数々でピンチを切り抜けようとする新感覚の時代劇です。
佐々木蔵之介は、湯長谷藩の藩主であり、家臣や民衆の信望も厚い人間味あふれるキャラクター・内藤政醇を演じています。
5日で参勤交代をするために色々と知恵を出してピンチを乗り切ろうとするのですが、その斬新な手段が面白いです。歴史認識をきちんと踏まえて表現される笑いがふんだんに盛り込まれています。
また、周りの家来たちも個性豊かでキャラクターが立っていて、最後までしっかり楽しませてくれます。
3.実話の映画化!笑って泣けるコメディ映画『夫婦フーフー日記』(2015)
『夫婦フーフー日記』の作品概要
2015年の日本映画。監督は、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の前田弘二が監督・脚本。出演は、佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、並樹史郎、杉本哲太ほか。
『夫婦フーフー日記』のあらすじ
作家志望のダンナ・コータ(佐々木蔵之介)と本好きのヨメ・ユーコ(永作博美)は出会って17年目で結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、新婚生活は闘病生活に…。ヨメの病状をブログに書き綴るダンナですが、入籍から493日でヨメは亡くなってしまいます。
悲しみに暮れる中、闘病ブログを出版する話が舞い込み、ダンナは夢の作家デビューが近づいたと喜びます。しかし、そこへ死んだはずのヨメが現れます!ダンナは元気だったころのヨメを振り返り、生きている時には伝えられなかった思いがあふれ出します。
『夫婦フーフー日記』のおすすめポイント
妊娠直後の妻に悪性腫瘍が見つかった夫婦の育児と闘病生活をつづる実在のブログから生まれた「がんフーフー日記」を映画化したものです。
佐々木蔵之介と永作博美はこの作品で10年ぶりに夫婦役を演じたそうです。佐々木蔵之介はどこにでもいそうな優柔不断な旦那さんを演じています。
死んだはずの妻がなぜか現れ主人公を対話するという王道のファンタジー・ラブストーリーではありますが、主役2人のやりとりが息ピッタリ。ユーモアたっぷりでまるで夫婦漫才を見ているかのよう。明るくて茶目っ気たっぷりの永作博美が可愛らしく、見てる側も元気になれます。
悲しみも苦しみもありますが、希望に満ちた家族・夫婦の物語です。
4.男子高生たちとのイタズラ合戦!笑って泣ける青春コメディ『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008)
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』の作品概要
2008年の日本映画。監督は、『着信アリ2』の塚本連平。出演は、市原隼人、佐々木蔵之介、麻生久美子、石田卓也、賀来賢人ほか。
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』のあらすじ
1979年のとある田舎町。イタズラに明け暮れていた“ママチャリ”ら7人の男子高校生は、町の駐在さんから大目玉をくらってしまいます。
仕返しに新たなイタズラを仕掛ける彼らでしたが、なんと駐在さんもイタズラで反撃してきて…。
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』のおすすめポイント
1979年の田舎町を舞台に、7人の高校生と地元の駐在さんが繰り広げるイタズラ戦争を描いた青春コメディ映画です。
主人公の悪ガキのリーダー的存在“ママチャリ”を市原隼人、彼らと対峙する駐在さんを佐々木蔵之介が演じています。真面目なのにちょっとお茶目な駐在さんを見事に演じています。
彼らが奇想天外なイタズラを仕掛けていくのですが、大人げないというか可愛いというか、なんとなく許せてしまうようなイタズラです。脇役たちも個性的で素晴らしい役者さんばかりです。
また、昭和の時代の雰囲気に懐かしさも感じられ、田舎の風景にも癒されます。
男子高生ってなんておバカなんだろうと思いつつ、最後にはホロリとさせられる傑作です。
5.塚地武雅とのコンビに癒される!心がほっこりする良作『間宮兄弟』(2006)
『間宮兄弟』の作品概要
2006年の日本映画。監督は、『家族ゲーム』『海猫』の森田芳光。出演は、佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、戸田菜穂、岩崎ひろみ、中島みゆきほか。
江國香織の同名小説を映画化。
第30回日本アカデミー賞新人俳優賞、話題賞作品部門/俳優部門(塚地武雅)ノミネート。
『間宮兄弟』のあらすじ
ビール会社に勤める兄・間宮明信(佐々木蔵之介)と小学校校務員の弟・間宮徹信(塚地武雅)は、2人ともオタクで、30歳過ぎても同居生活を送るほどの仲良し。
兄弟は女性から恋愛の対象として見られることはなく、ありふれた日常にささやかな歓びを見つけ楽しく暮らしていました。
ある日、ガールフレンドが欲しい2人は、弟の働く学校の女教師と、2人が通うDVDレンタル店でバイトする女子大生を招いてホームパーティを開くことを思いたちます。
『間宮兄弟』のおすすめポイント
30を過ぎても仲良く同居し続ける兄弟が、日常にささやかな幸せを見出しながら人生を送る姿を描いたドラマ映画です。人気作家・江國香織の同名小説のほのぼのとした空気感を森田芳光監督が、余すところなく映像化しています。
佐々木蔵之介と塚地武雅の2人を見ているだけで、なんだかとても平和でほっこりとした気持ちにさせられる、素敵な映画です。よく見ると2人ともいいおっさんなんですけどね…。
2人のオタクぶりに、周りの女性たちも引いてしまうどころか、徐々に2人の世界に引き込まれてしまうところが良いですね。
大きな山場はないものの、幸せが満載の癒し系映画です。
まとめ
幅広いジャンルの作品に出演している人気俳優、佐々木蔵之介の出演映画から厳選した5作品をお届けしました!
主役でも脇役でも、見る人の印象に残るようなインパクトのある演技をしているところが魅力ですね。特にコメディの演技は、関西出身であることが影響してか、その表情やセリフの間などが絶品だと思います。
今後『3月のライオン』(前編、後編)、『美しい星』、『花戦さ』…と出演映画の公開をひかえています。
ご紹介した以外にも多くの作品に出演していますので、最新作を見る前に、ぜひチェックしてみて下さいね。