映画『ピース・ニッポン』は、7月14日(土)より 新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。
製作した期間8年。日本の四季の絶景を圧倒的な美しさと迫力で映画化しました。
“一期一会”でしか出会うことことが出来ない神々が宿る美しい瞬間を『ピース・ニッポン』は、8年の歳月をかけてその場所が最も輝く瞬間を追い求め、全国47都道府県200箇所以上で撮影された映像を厳選。
空から見たことのない絶景の数々や、知っているようで知らなかった日本人特有の精神やルーツも紐解く、壮大なドラマチックな旅を映画館でお楽しみください。
映画『ピース・ニッポン』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【監督】
中野裕之
【ナビゲーター】
小泉今日子、東出昌大
【キャスト】
渡辺大、及川さきの
【作品概要】
8年の歳月をかけてその瞬間を追い求め、全国47都道府県・200箇所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で映画化。
監督は、映画『FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM』、『TAJOMARU』のほか、今井美樹、布袋寅泰、GLAY、といった多数の有名アーティストの音楽クリップを手掛けてきた中野裕之。
音楽は海外でも高い評価を受けているアンビエント・アーティストの岡野弘幹。
劇中には細野晴臣『悲しみのラッキースター』、竹内まりや『いのちの歌』などの名曲が散りばめられ、映画に一層の彩りを与えている。
映画『ピース・ニッポン』のあらすじ
私たちが今こそ知っておきたい、そして後世に遺したい本当の日本の美しさがここに。あなたはきっと、日本に恋をする。
数年間に一度だけ、“一期一会”でしか出会えない神々が宿る美しい瞬間があります。
本作は8年の歳月をかけてその瞬間を追い求め、全国47都道府県・200箇所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で映画化(4K上映は一部対応劇場のみ)したものです。
空からとらえた見たことの無い絶景の数々、そして知っているようで知らなかった日本人特有の精神やルーツも紐解いていく、壮大でドラマチックな旅を、映画館の大スクリーンとサラウンドで体感してください。
本作には、2020年東京オリンピックを控え“ニッポン”が益々世界から注目される今、「日本人にもっと日本のことを知ってほしい、もっと日本に恋してほしい。」という想いが込められています。
3部構成の贅沢な旅
日本の精神と絶景の“ベスト盤”といえる本作は、日本の魅力が凝縮された3部構成で贅沢な旅を演出しています。
【日本人の精神】
神道と仏教が混淆していく中で持つようになった、日本人独特の精神や自然感にフォーカスしています。
【日本の四季】
世界に類を見ない豊かな気候風土が生み出す季節の変化を巡ります。
【一期一会の旅。】
日本列島を南から北へ、簡単には出会うことができない奇跡のような瞬間を紡いでいきます。
映画『ピース・ニッポン』の撮影場所
本作『ピース・ニッポン』は、8年の歳月をかけて、全国47都道府県・200箇所以上で撮影された数々の絶景が収められています。
その撮影場所の一部がこちらです。
北海道 釧路湿原を空中散歩
栃木県 虹色に輝く秋の華厳の滝
長野県 地獄谷野猿公苑の温泉で湯ったり
京都府 紅に染まる秋の瑠璃光院
愛媛県 町中を霧が覆う肱川あらし
熊本県 崩落前にとらえた天空の道
日本を愛する映像作家たちが奇跡的にとらえることに成功したこれらの景色は、常に気候変動や自然災害と隣り合わせの日本に生きる私たちが、後世に遺しておきたい景色です。
ピース・ニッポン・プロジェクトとは?
地震や台風などの自然災害の多い日本。
特に東日本大震災では、景観や建物だけではなく写真やデータまでが丸ごと消えてしまい、あまりに多くのものを失いました。
思い出の景色や建物を失ってしまう前に、そのすべてを映像におさめ、日本を目に見える形、耳で聞こえる形で後世に遺す。
「ピース・ニッポン・プロジェクト」は東日本大震災を経験した映像作家たちのそんな思いからスタートしました。
映画『ピース・ニッポン』では、全国の映像作家さんに協力していただいて185箇所を紹介しています。
数年間で一度しか出会えない美を追い求め、撮影された映像だけを厳選した作品です。
本作の背景には、映像とITを駆使し、アーカイヴ化し、日本を目に見える形、耳で聞こえる形で後世に遺すピース・ニッポン・プロジェクトの存在があります。
例えば、決まった手順で記録された写真や動画が遺っていれば、崩れてしまった建物を再現することが可能です。震災で傷ついた熊本城の再生にもピース・ニッポン・プロジェクトに賛同している会社の映像が活用されています。
日々目に見えない速度で変化する自然も、3年ごとに同じ構図で撮り続ければ生命の力強さを感じることができます。
劇的に変化する都会の町並。今はもう無いけれど、かつてそこにあった景色。
自分が住んでいる町の駅や、駅から見た景色。自分が通った学校と通学路。大好きな食堂や本屋の外観。
歴史を物語る建造物―。
そういった景色を写真や動画として地層のように蓄積し、「みんな」で日本のすべてを後世に遺す。
写真や動画が簡単に、誰でも、チャンスさえあれば撮影できる時代になりました。
美しい観光地はもちろんのこと、花やペットなどを投稿する時に、あと少しだけ時間をかけていただければ日本を後世に遺すことができるのです。
まずは映画をご覧いただき、日本に恋してください。きっとあなたも、美しい日本を遺したくなるはずです。
まとめ
新たな日本に出逢う壮大な旅のナビゲーターを務めるのは、小泉今日子と東出昌大。
中野裕之監督が惚れ込んだ名曲と共に映画に華を添えます。
7月14日(土)より新宿バルト9他にて大ヒット上映中。