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【ネタバレ考察】アバター3ファイヤー・アンド・アッシュ|あらすじ評価感想と結末解説。最後/ラスト内容は?ヴァランら新キャラクターの登場を機に壮絶な戦いが幕を開ける

  • Writer :
  • 星野しげみ

炎の決戦が幕を開ける、シリーズ第3弾『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』

『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』は、ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作「アバター」シリーズ3作目の作品です。

神秘の惑星パンドラで生きる先住民族ナヴィと人間、他の部族との闘いを描いてきた前2作に続き、今作は「炎」というテーマを軸に、新たにナヴィ同士の戦いが描かれました。

元海兵隊員のジェイクは、ナヴィ族として平和に暮らしていたのですが、ジェイクを敵対視する元海兵隊員のクオリッチがパンドラの奥地に潜むアッシュ族と結託し、戦いが始まりました。

幻想的なSF世界を圧倒的な美で描いた『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』をネタバレありでご紹介します。

映画『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』の作品情報

【日本公開】
2025年(アメリカ映画)

【原題】
Avatar:Fire and Ash

【監督】
ジェームズ・キャメロン

【製作】
ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー

【脚本】
ジェームズ・キャメロン、リック・ジャッファ アマンダ・シルバー

【音楽】
サイモン・フラングレン

【キャスト】
サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、ブリテン・ダルトン、ジャック・チャンピオン、トリニティ・ジョー=リー・ブリス、クリフ・カーティス、ケイト・ウィンスレット、ベイリー・バス、スティーブン・ラング、ウーナ・チャップリン、デビッド・シューリス

【作品概要】
ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作「アバター」シリーズの第3作『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』。

サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ジャック・チャンピオン、ケイト・ウィンスレットら前2作からのおなじみの面々がキャストとして名を連ねています。

新たに登場するアッシュ族のリーダー、ヴァランを演じるのは、チャールズ・チャップリンを祖父に持つスペインの俳優ウーナ・チャップリン。

映画『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』のあらすじとネタバレ

パンドラへの侵攻を再び開始した人類に立ち向かったジェイク・サリーとナヴィ族の妻ネイティリたち。その後、何年も家族は、パンドラの岩礁地帯でメトカイナ族と共に暮らしていました。

ですが彼らは、RDAたちスカイ・ピープルとその熾烈な戦いで命を落とした長男ネテヤムの不在を、いまだに受け入れることができていませんでした。

ネテヤムの弟ロアク、娘のトゥクティレイ、キリ、そしてジェイクたちと一緒に暮らす人間のスパイダーは、それぞれ自分たちが抱えるネテヤムの喪失感に向き合っていました。

スパイダーも海の民との生活に慣れてきましたが、パンドラ全体に漂う人体に有毒な大気のためにマスクが欠かせない生活でした。

家族たちは、スパイダーの身の安全を考えて、もう一緒に暮らせないと思い始めます。ちょうどそのころ、「ウィンド・トレーダーズ」として知られた、空高く旅する平和的遊牧民のトラリム族がやって来ました。

ジェイクはトラリム族の族長に、スパイダーをオマティカヤ族のハイキャンプへ連れて行ってくれるように依頼しますが、結局、ジェイク一家全員でスパイダーに同行することになりました。

旅が始まって間もなく、ヴァラン率いるマンクワンまたは「アッシュ族」という名の部族の攻撃を受けて、一行の旅は中断されました。

アッシュ族は、火山の噴火によって生活が荒廃し、生活や文化が変化したナヴィ族だったのです。そしてそのすべては、パンドラの偉大なる母である「エイワ」によるものだと非難していました。

そのころ、以前にジェイクやメトカイナ族との戦いで敗北をし、人員や装備を再編成したRDAは、次なる計画を目論んでいました。

また、RDAの遺伝子組み換えで人間とナヴィのハイブリッド戦士として復活した、元海兵隊員クオリッチは、実の息子であるスパイダーを探していました。

旅の途中でヴァランに襲われ、なんとか生き延びたジェイクたちですが、離れ離れになってしまいます。

傷を負ったネイティリは愛鳥が部族のいる森へ連れて帰りました。ジェイクは一人、森の中でほかの子供たちを捜します。

子供たちはアッシュ族の追跡から逃げますが、途中でスパイダーのマスクの充電が切れました。息も絶え絶えのスパイダーを前に、キリはエイワに助けを求めます。

すると森の菌糸類がスパイダーを包み込み、細胞組織を変化させました。スパイダーは無事にパンドラの大気でも呼吸ができるようになったのです。

マスクの取れたスパイダーと共にさらに子供たちは逃げますが、すぐにアッシュ族に捕まってしまいました。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』ネタバレ・結末の記載がございます。『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

一方子供たちとネイティリを探すジェイクは、スパイダー探しに躍起になっていたクオリッチに捕まってしまいます。

スパイダーがいると思しき場所へ向かうと、子供たちが捕えられているのを発見。ジェイクとクオリッチは、一度休戦し子供たちを助けることにしました。

見事に作戦が成功したジェイクとクオリッチは、銃に興味津々のヴァランたちの隙をついて逃亡に成功。夜が明けたころ、森へ戻ったネイティリが怪我の手当てをして、スペルマン博士と共に家族を助けにやって来ました。

クオリッチは皆が気が付かない間に姿を消し、家族はメトカイナ族の元へ戻り、トノワリたちに危機はまだ去ってないことを告げます。

あともう少しで我が子・スパイダーを回収できたクオリッチは、継続してスパイダー探しに躍起になり、森の民たちを襲い続けていました。そして、アッシュ族に近づきます。

ヴァランはクオリッチの持っていた火炎銃などの武器に興味深々。クオリッチは、ヴァランに銃の扱い方を丁寧に伝授し、ヴァランは大喜びで、武器を提供することを条件に仲間になる約束をしました。

また一方では、メトカイナ族の会議が行われていました。トゥクルン狩りをする人間に戦いを挑んだ罰として、ロアクと兄弟の契りを交わしたトゥクルンのパヤカンを再度追放することとしました。

皆何もわかってないとひとり猛反発するロアクは、ジェイクにたしなめられてその場を去りますが、納得いかずに一人パヤカンの元を訪れます。あとを追ったツィレヤやアオヌングらは、ロアクと共にパヤキンの兄弟分から、何故戦ったのか真実を聞かされました。

そのころ、ヴァランを連れてメトカイナ族の元へやってきたクオリッチは、ジェイクとスパイダーを連れ去ってしまいます。

RDAの基地へ戻ってきた一行は、スパイダーの体をくまなく調査し始め、なぜパンドラで人間が呼吸できるようになったのかを突き止めようとしました。ジェイクは、見世物小屋のような檻に閉じ込められ、処刑が執行されるまで何もできずにいます。

するとそこへ、アッシュ族の化粧をして潜入したネイティリが助けに現れ、基地を破壊し始めました。そして、トゥクルン捕獲を反対していたRDA側の博士が寝返り、ジェイクを助けることに成功。

スパイダーとネイティリと一緒に脱出したジェイクは、人間から森を守るためには、スパイダーの死が必要とネイティリにもちかけ、殺害しようと試みますが、できるはずもなく、しかたなく、ネイティリはその時が来たら考えようと説得しました。

戻ってきた一行は、RDAがトゥクルン捕獲のために総攻撃を仕掛けてくることを、メトカイナ族に報告します。

もう乗りたくないと豪語していたトルークに乗ることを決意したジェイクは、ナヴィの救世主「トルーク・マクト」の名を使い、さまざまな種族に戦いの準備を呼びかけました。

そして、ついにRDAの総攻撃が始まりました。

「トルーク・マクト」に乗ったジェイクはナヴィ族たちに作戦を与えます。海からはロアクの説得で参戦したトゥクルンたちがRDAの艦船に体当たりしています。

海も森も空も、壮絶な戦いが繰り広げられる中、ジェイクは浮岩でクオリッチと対戦。そこへスパイダーが参戦しました。

はずみで、スパイダーは浮岩から落ちそうになりました。咄嗟に「俺の息子よ」と手を出してスパイダーを捕まえたクオリッチ。自分も落ちそうになりますが、その手を今度はジェイクがつかみ助けようとします。

ようやくのことで、スパイダーとクオリッチを浮岩へ助け上げることに成功。3人で顔を見合わせ、気まずい雰囲気の中、ジェイクの他の家族が助けにやって来ました。それを見たクオリッチは、自ら浮岩から下界へ飛び下りました。

地上でも激しい戦いが続きます。メトカイナ族のロナルは致命傷を負い、自身の命を引き換えに子供を産みました。その子はネイティリが助けます。

状況が悪化する中、キリは再びエイワに助けを求めました。キリだけでは願いが届かないと知り、スパイダーとトゥクティレイも一緒に願います。

すると、大きな力がパンドラを覆い、地場の柱が巻き起こって、艦船や銃などをすべて巻き上げました。この力によってRDAはまたしても敗北となりました。

やっと平和になったパンドラ。ヴィランもおとなしくなりました。エイワがみせるファンタジックな世界で、スパイダーはパンドラの住民すべてから、ナヴィ族の一員として暮らすことを認められました。

映画『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』感想と評価

パンドラでの強い家族愛

地球から遠く離れた神秘の惑星パンドラを舞台に、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィ族と交流する元海軍兵士ジェイクが、人間とナヴィとの戦争に巻き込まれていく壮大な物語のシリーズ3作目。

本作では、空飛ぶ旅の種族や炎をあやつる「アッシュ族」などの新しいキャラも登場し、ナヴィ族と人間の戦いはますます熱を帯びてきます。

自然環境や生物の保護、異文化の理解など、シリーズ通して描かれるテーマはそのままに、新たに強まるジェイク家族の絆が描かれていました。

家族愛といえば、終盤でみせたクオリッチのスパイダーへの父としての愛も印象深いものでした。

ジェイクが家族として扱っている人間のスパイダーは、実はクオリッチの息子ですが、スパイダーはそれを認めません。

ラスト近くで浮岩でジェイクとクオリッチが戦い、スパイダーが浮岩から落ちそうになった時、クオリッチは戦いそっちのけで、「俺の息子だ」と叫びスパイダーの手をとって落下を防ぎました。

咄嗟に出た言葉と行動ですが、まぎれもなくそれは父親の姿で、クオリッチの心の奥底に潜む人間の気持ちだったのでしょう。

そして、戦いで傷ついたロナルが自分の命と引き換えに産んだ子供の存在も注目でした。

次世代を担う子供に託す愛情と未来への希望も、しっかりと描かれた作品でした。

気になるストーリー展開

シリーズ通して描かれる、SF世界の壮大さはますます磨きがかかってきます。

パンドラの大自然はもとより、海や森に住む生き物たちの神秘さは計り知れません。空飛ぶ鳥類や海の中を自由自在に泳ぎ回る魚類たちを、見事な手腕で乗りこなすナヴィ族たち。

パンドラに住み続け、そこで生きる者同士を思いやる優しさと親しみが込められたシーンもあちらこちらにあり、心も和みます。

それと比較すると、人間とナヴィ族たちの戦いは壮絶です。彼らはなぜ戦うのでしょう。

人間はある時、パンドラの地下に眠る希少鉱物に目を付けました。地球のエネルギー問題の解決の鍵となる希少鉱物を採掘するために、人類はパンドラへ向かったのです。

自分たちの利益だけを求めようとする人間と平和な暮らしを守ろうとするナヴィ族の間に戦いが起こるのは当然のこと。このままいけば、どちらかが滅亡するまで争いは続くことになりそうで、この先の展開が気になります。

エイワに願いをかけることのできたキリの出生の秘密もわかりましたが、ナヴィ族との今後の関わりに影響は出てくるのでしょうか。

また、身体の変化によってナヴィ族の一員となったスパイダーですが、その後どんな変化があるのでしょう。そして、ロナルが産んだ子供が担う運命は……。

パンドラには奥深い神秘さがあり、そこに住む種族の物語はさらに新しい展開をするのに違いありません

まだまだ続く予感のするパンドラの物語において、人間と異文化種族の共存する世界があることを願います。

まとめ

SF人気大作『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』をネタバレありでご紹介しました。

「アバター」シリーズは全5作予定されているといわれ、本作はその3作目になります。

これまでの「ナヴィ族」「海の民メトカイナ」の他に、今回は新しい部族として、気球に乗って旅をする“風の民”である「ウィンド・トレーダーズ」と、闘いを好む「アッシュ族」が登場。

人間であるスパイダーも、パンドラのすべての生命を司るエイワの力で、ナヴィ族と同じようにパンドラで生きることができるようになりました。

しつこくパンドラを狙う人間たちを追い払い、さらに結束を固めたナヴィ族の家族たちと、ニューフェイスの登場で物語はますます深みを帯びてきました

「家族の絆は固い」「決してあきらめない」という家族のルールを持つジェイク一家に、これからどんな試練が待っているのでしょう。

多くの犠牲者を出しながらも、ナヴィ族がパンドラの地を守りぬいた本作。次なる作品への期待が高まります。


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