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『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』あらすじ感想と評価レビュー。30年前の曲が脚光を浴びた家族の姿を綴るハートウォーミングストーリー

  • Writer :
  • 谷川裕美子

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』が2025年1月31日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』が2025年1月31日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開となります。国内最大級の映画のレビューサービスFilmarksフィルマークスの映画レーベル「SUNDAEサンデー」の第4弾となる作品です。

音楽への情熱と家族の絆が時を超えて再び輝きを放つ、希望と再生の物語です。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)のケイシー・アフレックが主演を、ビル・ポーラッドが監督を務めます。

30年前のアルバムが再発見され、ブレイクを果たしたドニーとジョーの兄弟。しかし、そこに生まれた感情は喜びだけではありませんでした。心温まる家族ドラマの魅力をご紹介します。

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』の作品情報


(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

【公開】
2025年(アメリカ映画)

【原作】
スティーヴン・カルッツ

【監督・脚本】
ビル・ポーラッド

【編集】
アネット・デイビー

【キャスト】
ケイシー・アフレック、ノア・ジュプ、ズーイー・デシャネル、ウォルトン・ゴギンズ、ボー・ブリッジス、ジャック・ディラン・グレイザー

【作品概要】
本作は、実在の兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」が辿った驚くべき実話をもとに、『アメリカン・ユートピア』(20/スパイク・リー監督)、『ブロークバック・マウンテン』(05/アン・リー監督)などで製作総指揮を務めたプロデューサーのビル・ポーラッドが、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』(14)以来8年ぶりに監督・脚本を務めた長編作。

第79回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、「静かな感動を呼ぶ極上のドラマ」(Los Angeles Times)、「俳優たちの見事なアンサンブル」(TIME)と大きな注目を集めました。

主人公のドニーを演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(16/ケネス・ロナーガン監督)でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ケイシー・アフレック。さらに、ドニーの妻ナンシー役を
『(500)日のサマー』(09/マーク・ウェブ監督)のズーイー・デシャネル、青年期のドニー役を『ハニーボーイ』(19/アルマ・ハレル監督)、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21/ジョン・クラシンスキー監督)の若手実力派ノア・ジュプが演じます。

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』のあらすじ


(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

1979年、ワシントン州の田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’ Wild」。当時10代だったドニーは兄のジョーとデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで数々の楽曲を生み出しました。

家族に支えられ、情熱を注ぎ込んで作ったアルバムでしたが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはありませんでした。

それから約30年後。思い描いていた夢とは程遠い人生を送っていたドニーは、ある日、自分たちのアルバムがコレクターにより発見され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知ります。

思いもよらない成功に家族は喜びますが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになり…。

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』の感想と評価


(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

家族の愛と、互いを信じる力の強さに胸打たれる、珠玉のヒューマンドラマです。

音楽の才能に満ちあふれた15歳の少年ドニー。次から次へと自然に湧き出たメロディーを、兄のジョーと一緒に奏でるようになりました。農場を経営する父も心の底からドニーの才能を信じ、自宅にスタジオを作り、息子達にすべての力を注ぎます。

しかし、情熱かけて生み出したアルバムは売れることなく、その後音楽の道を進んだドニーの仕事もうまくはいきませんでした。そんな中、ネットの進化によってティーン時代に作ったアルバムが再発見され大ヒットし、ドニーとジョーは一躍時の人となります。

SNSの普及により、日本でも数々の昭和の名曲がリバイバルヒットを遂げるようになりました。実話をもとにした本作は、そんな世相をよく映し出しています。

埋もれていたはずの作品にライトが当てられることになり、一家は喜びに沸きますが、ドニーだけは違いました。当時に起きた辛いことや、これまで日の目を見ないまま音楽の道を歩いてきたことなど、ドニーの心の内には様々な思いが渦巻きます。

誰もが若かりし頃の自分にどこか嫉妬を覚えるものです。並外れた才能を持っていた15の自分に対し、ドニーが複雑な感情を抱いたのは当然なことでした。「夢を叶えた」とは言い切れない突然の事態に、ドニーの心は大きく翻弄され続けます。

やがて、彼の思いは、自分を信じてすべてを投げ打ってきた父の深い愛情に向けられます。父と兄、弟との間の愛情と葛藤の行方を、どうぞ最後まで見届けてください。

まとめ


(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

誰からも忘れられ30年間眠っていた楽曲が突然大ブレイクを果たした主人公ドニーと、その家族との絆を温かく綴るドラマ『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』。ドニーの複雑な感情の襞を、名優ケイシー・アフレックが繊細に演じています。どこまでも深い愛で息子を包み込む父親役のボー・ブリッジスの演技にも注目です。

愛あってこその幸福や、互いを信じ支え合うことの尊さを教えてくれる美しい作品です。

映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』は2025年1月31日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開です。




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