松本優作の初監督作品『Noise』の2019年テアトル新宿にて公開決定しました。
レインダンス映画祭で上映、日本映画年間ベストワン・アジア映画年間ベスト4、ニッポンコネクション上映など、チケット即完売を含め、注目を集める新鋭監督です。
“悪いのは誰だ。犯人か、被害者か、メディアか、ネットか、社会か。”
映画の舞台はポップカルチャーの聖地と言われる秋葉原。10年前の6月8日に起こったショッキングな事件をモチーフに、絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものとは?
映画『Noise』とは?
第41回モントリオール世界映画祭や第25回レインダンス映画祭など上映によって、日本映画ベスト1・アジア映画ベスト4を獲得、第18回ニッポンコネクションでは、2018年6月3日夜の最終上映にもかかわらずチケットがソールドアウト。
世界各地の映画祭で高評価を博した映画『Noise』が、来年2019年にテアトル新宿で公開されることが決定しました。
映画で描かれた舞台は、ポップカルチャーの聖地、秋葉原。
10年前の6月8日に起こったショッキングな事件をモチーフに、絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものを問いかけた『Noise』。
「日本映画ベスト1。人間の絆の重要性と近代日本の資本主義社会の影響を描いた力強く健かな映画である」
ベルギーの臨床心理学者Pieter-Jan Van Haeckeが「人間の絆の重要性と近代日本の資本主義社会の影響を描いた」と語るなど、海外から作品に対する指示も上がるなか、今を生きる世界の若者たちからも圧倒的支持を獲得している、まさに同時代映画です。
松本優作作品『Noise』のバックボーンとは?
松本優作が15歳のときに、親友の自死と、テレビに映し出された秋葉原無差別殺傷事件とが合間って、すぐさま脚本を書きはじめました。
その作品は完成するまでに約8年をかけてた松本優作25歳、初長編監督作品の『Noise』となりました。
現代社会の明と暗をあぶり出す強烈な色と光の映像に、人気DJのbanvoxが心底作りたかったというサウンドが、映画を観たものの感覚をシャウトさせます。
映画『Noise』は、狂気と混乱がのたうつ現代に生きる若者による、若者と若者の親たちのための映画なのです。
松本優作のプロフィール
ドイツ フランクフルトでの上映は、満員御礼のソールドアウト!!
観客の長蛇の列にびっくりしました!
立ち見のお客さんも沢山いて、本当に感動しました!ありがとうござます!#ニッポンコネクション#Noise pic.twitter.com/uHvkqcgfH4— 松本 優作 Yusaku Matsumoto (@kakifuraiyusaku) 2018年6月4日
松本優作は、1992年10月9日、兵庫県神戸市生まれ。
ビジュアルアーツ専門学校大阪に入学し映画制作をはじめます。
2008年に映画『Noise』の脚本を執筆をはじめ、2017年完成124分版で世界各地の映画祭で正式上映、初監督作品となる本作を劇場公開に向けて再編集中。
現在、監督2作目となるエベレストを舞台とした長編ドキュメンタリー映画を制作中。
banvox(音楽プロデューサー)
2011年より活動開始。Google Androidや東京モード学園などの企業コマーシャルほか、「Watch Me」がiTunes Dance Chartほか全3チャートでベスト1を獲得。
デヴィッド・ゲッタやアヴィーチーも絶賛する無比のDJでもあります。本作『Noise』で、初の劇中音楽担当。
まとめ
松本優作の初監督作品『Noise』は、第41回モントリオール世界映画祭1stフィルムズワールドのコンペティション部門での上映されました。
そのほか、第25回レインダンス映画祭コンペティション部門、第19回ハンブルグ日本映画祭、第18回ニッポンコネクション、CAMERA JAPAN Film festival、第14回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭などでも、注目を集めた作品です。
本作のキャストに篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、岸建太朗、仁科貴、小橋賢児、布施博が出演。
また、松本優作自身は、企画、監督、脚本、編集を一手に担当。
そのほか、撮影監督に岸建太朗、音楽プロデューサーには話題のDJであるbanvoxが、スタッフとして参加。
現代の若者たちに贈る松本優作監督の映画『Noise』は、2019年に新宿テアトルにて公開!
ぜひ、ご期待あれ!