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Entry 2017/02/04
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ブラッド・ピット映画おすすめ5選!野球もアクションもかっこいい!

  • Writer :
  • Yuko

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(C)ColumbiaPictures/Photofest/ゲッティイメージズ

“ブラピ”の愛称でおなじみ、ブラッド・ピットは、90年代に『トゥルー・ロマンス』や『セブン』、『ファイトクラブ』などに出演し、日本でも多くのファンを獲得してきたハリウッドを代表する俳優のひとりです。

俳優業だけでなく、自ら製作会社“Plan B Entertainment”を設立し映画の製作にも乗り出すなど、多方面で活躍しています。

そして、いよいよブラッド・ピットの最新作『マリアンヌ』が2017年2月10日に公開されます。


『エディット・ピアフ 愛の賛歌』のマリオン・コティヤールと共演した、ブラッド・ピットの久しぶりのラブストーリーです!

そして今作は名匠ロバート・ゼメキス監督とブラッド・ピットは今回初めてタッグを組みました。

こちらもぜひスクリーンで観賞したいですね!

今回は、ブラッド・ピットがこれまで出演した映画の中から、絶対に見ておきたいおすすめの5作品をご紹介します。

1.猟奇殺人犯を追う新人刑事を熱演『セブン』(1995)

『セブン』の作品概要

1995年アメリカ映画。デヴィッド・フィンチャー監督のデビュー作。出演は、ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトローほか。

『セブン』のあらすじ

退職間近の刑事サマセットと新人刑事ミルズ。2人の前に、キリスト教の教え“7つの大罪”になぞらえた驚愕の連続殺人事件が発生。

胃袋が破裂するほど食物を詰め込まれた大食殺人、舌と右腕を切り取られ、衰弱していく様を撮った写真が残された怠惰殺人など…。

悪魔のような頭脳を持った犯人の用意した衝撃の結末とは…。

『セブン』のおすすめポイント

アメリカ、日本ともに大ヒットを記録したサイコ・サスペンスで、いまだに語り継がれているサスペンス映画の傑作です。

デヴィッド・フィンチャー監督の斬新でスタイリッシュな映像の数々、そしてかなり練りこまれた猟奇殺人犯の計画に誰もが圧倒されるはずです。

驚愕の結末を見たら、とてもやりきれない気持ちになってしまいますが…、それがこの映画の醍醐味でもあるのではないでしょうか。

ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンのコンビがとても息が合っています。

2.イギリス発のおしゃれな群像劇『スナッチ』(2000)

『スナッチ』の作品概要

2000年イギリス・アメリカ映画。英国若手監督ガイ・リッチーの第2作目。出演は、ブラッド・ピット、ベネチオ・デル・トロ、ビニー・ジョーンズほか。

『スナッチ』のあらすじ

発端はフランキーが強奪した86カラットの大粒ダイヤ。フランキーの役目はダイヤをニューヨークのボス、アビーに届けること。

途中のロンドンで盗品をさばく予定の彼に、仲間はボリスという男を訪ねるように指示します。

しかし、そこでダイヤを狙う男たちの罠にはまり監禁されてしまい…。

『スナッチ』のおすすめポイント

テンポがよく、ストーリーが二転三転して最後まで飽きずに楽しめる映画です。

登場人物が多いですがそれぞれのキャラクターが濃いので、途中でよく分からなくなることもありません。

彼らの会話にはブラックな笑いが満載で、思わずニヤリと笑ってしまいます。

構えずに気楽に見れるサスペンスアクションです。

3.史上最強の11人が集結!『オーシャンズ11』(2001)

『オーシャンズ11』の作品概要

2001年アメリカ映画。監督はスティーブン・ソダーバーグ。出演はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、マット・デイモンほか超豪華な出演陣で話題に。人気シリーズの第1弾。

『オーシャンズ11』のあらすじ

保釈中のダニー・オーシャンは刑務所暮らしの4年間にとてつもない犯罪計画を練っていました。

それは、ラスベガスの巨大地下金庫から1億6000万ドルを盗み出すというもの。

オーシャンは旧友であるラスティにその話を持ちかけ、計画の遂行に不可欠な各分野のスペシャリストをスカウトすることに。

やがて、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームが誕生。

『オーシャンズ11』のおすすめポイント

豪華な俳優陣も見どころですが、ストーリーも分かりやすく、誰でも気楽に楽しめる娯楽映画です。

話のテンポも良くラストもすっきりしているので、見ごたえも十分、見て損はない作品と言えるでしょう。

ジョージ・クルーニーもブラッド・ピットも、とにかくカッコ良い!

シリーズの『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』もおすすめです。

4.アンジェリーナ・ジョリーとの共演で大ヒット『Mr.&Mrsスミス』(2005)

『Mr.&Mrsスミス』の作品概要

2005年アメリカ映画。監督は「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが初共演。

『Mr.&Mrsスミス』のあらすじ

運命的な出逢いの後、電撃結婚をして夫妻となったジョンとジェーン。

やがて倦怠期に突入したある日、2人は同じ標的を狙うはめになったことから、初めてお互いの正体に気づき、相手を抹殺しなければならなくなります。

2人の戦いは、巨大組織を巻き込んでエスカレートして…。

『Mr.&Mrsスミス』のおすすめポイント

プライベートでも実際にパートナーだったブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの初共演映画です。

この共演はもう二度と見られないかもしれないですね。

主演の二人のカッコいいアクションシーンが最大の見どころです。また、壮絶なケンカのシーンもありますが息の合った二人のやりとりもとても素敵です。

緊張感がただよい最後までドキドキがとまらない、そんなアクション・エンターテイメントです。

5.アスレチックスの実話に基づく感動ストーリー『マネーボール』(2011)

『マネーボール』の作品概要

2011年アメリカ映画。監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが脚本を担当。
出演は、ブラッド・ピット、ピーター・ブランド、フィリップ・シーモア・ホフマンほか。

ブラッド・ピットはこの作品で第84回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、NY批評家協会賞主演男優賞を受賞。

『マネーボール』のあらすじ

元プロ野球選手のビリー・ビーンは、若くしてアスレチックスのGM(ゼネラルマネージャー)に就任します。

当時のアスレチックスは成績も振るわず、優秀な選手も雇えない貧乏球団でもありました。

ビリーは、独自に選手のデータ分析を行う青年ピーターとの出会いにより「マネーボール理論」を作り上げます。

しかし、常識破りな経営戦力や短気な性格、なかなか出ない結果が、周りの反発を招くことに…。

『マネーボール』のおすすめポイント

この作品はメジャーリーグ“オークランド・アスレチックス”のGM(ゼネラルマネージャー)に就任したビリー・ビーンが経営危機に陥った球団を再建する姿を描いた実話がもとになっています。

野球選手として挫折を体験し、なかなか自身の弱点をなかなか克服できない、そんな人間味あふれるビリーを演じたブラッド・ピットが高く評価された作品でもあります。

野球のシーンでは実際の映像も織り交ぜられていて、実際にあった話なんだなと感動がより一層感じられます。

くじけずに戦い続けることの大切さを教えてくれるので、野球が正直よく分からないという人でも見る価値ありです。

まとめ

コメディからシリアスものまで様々な役柄を演じられる、そして何といってもセクシーでカッコいいブラッド・ピット。

俳優としてだけでなく、製作する側としてもこれからどのような映画をわたしたちに届けてくれるのか…?今後ますます期待が高まりますね!

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