レオス・カラックス監督最新作『アネット』は2022年4月1日(金)公開決定!
映画『アネット』は、第74回カンヌ国際映画祭監督賞、第79回ゴールデングローブ賞<ミュージカル・コメディ部門>主演女優賞ノミネート作。
『ポンヌフの恋人』(1991)『汚れた血』(1986)などの鬼才レオス・カラックスが、『マリッジ・ストーリー』(2019)のアダム・ドライバーと『エディット・ピアフ 愛の讃歌』(2007)のマリオン・コティヤールを主演に迎えたロック・オペラ・ミュージカルです。
8年ぶりの新作映画となる本作は、カラックス史上初の全編英語のミュージカルに挑んだ“ダーク・ファンタジー・ロックオペラ”。
2021年第74回カンヌ国際映画祭でオープニングを飾り、監督賞を受賞した『アネット』は、2022年4月1日(金)ユーロスペースほか全国ロードショーされます。
映画『アネット』について
『アネット』は、映画監督レオス・カラックスの『ホーリー・モーターズ』以来8年ぶりとなる最新作です。
35年間で発表した長編作品は6本ですが、その卓越した演出力と圧倒的な美的センスによって、常に衝撃を与えつづけてきたレオス・カラックス。
その一作一作で、既存のジャンルを軽々と超える、新たな映画体験を生み出し、世界中に熱狂的なファンを獲得しています。
本作は、音楽担当のスパークスがストーリー仕立てのスタジオアルバム「アネット」として構築していた物語が、カラックスとの出会いによって映画へと発展したものです。
劇中全編を歌で語り、全ての歌をライブ録音するという両者のこだわりと、そこにカラックスならではの映像美が相まって、唯一無二の作品が完成。
また、カラックスが「父親になってからの映画」とその特別な想いを語る本作には、カラックス自身の人生が色濃く反映されていることも見どころの一つです。
映画『アネット』の予告動画
このたび届いた予告動画は、「息すらも止めて ご覧ください」との冒頭の台詞がとても印象的なものです。
インパクトある冒頭句に続くのは、「ワン・ツー・スリー・フォー」の掛け声とともに始まるリズミカルな音楽と、「初めて恋に落ちた」「彼女が僕を変えたんだ」の台詞。
映像の後半は「DARK」「FANTASY」「ROCK」「OPER」とストーリー展開の興味をそそる単語が続き、「アネット」の文字が現れます。
原案も手がけたロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド「スパークス」の音楽をバックにこれまでに誰も見たことのなかった映像体験が繰り広げられる予告動画となっています。
映画『アネット』の作品情報
【日本公開】
2022年(フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ合作映画)
【原題】
Annette
【監督】
レオス・カラックス
【脚本】
ロン・マエル
【原案・音楽】
スパークス
【キャスト】
アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールほか
映画『アネット』のあらすじ
「初めて恋に落ちた」―。
攻撃的なユーモアセンスが人気のスタンダップコメディアン・ヘンリー(アダム・ドライバー)と国際的な美貌のオペラ歌手・アン(マリオン・コティヤール)の2人が惹かれあい、愛する子供“アネット”が生まれます。
世間からも祝福され、仲睦まじく暮らしていた2人。
しかし、そんな幸せな時間は束の間、彼らの世界の全てが、少しずつ<闇>へと近づいていきますー。
まとめ
カラックス史上初の“ダーク・ファンタジー・ロックオペラ”の『アネット』。
レオス・カラックス監督の8年ぶりの新作は、アダム・ドライバーが歌いあげました。
本作が「父親になってからの映画」と語るカラックス。
父親としてのカラックスの想いも色濃く織り込まれている本作は、これまで以上に魅力的な作品となっていることでしょう。
映画『アネット』は、2022年4月1日(金)ユーロスペースほか全国ロードショーです。