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Entry 2021/06/21
Update

アニメ『終末のワルキューレ』Netflix第1話のネタバレあらすじとラスト結末感想。神と人類のタイマン勝負に勝利するのはどちらか⁈

  • Writer :
  • 秋國まゆ

Netflixで2021年6月17日(金)より配信された、梅村真也原作の血肉踊る超絶バトルアクションアニメ『終末のワルキューレ』

人類の存亡をかけた、全世界の神代表13人vs人類代表13人で行われる、一対一のタイマン勝負である最終闘争「ラグナロク」とは、具体的にどんな内容だったのでしょうか。

『月間コミックゼノン』で連載し、累計発行部数700万部突破の大人気漫画が、Netflixにてアニメ化された『終末のワルキューレ』、第1話「ラグナロク」のネタバレあらすじと作品情報をご紹介いたします。

アニメ『終末のワルキューレ』の作品情報


(C)アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会

【配信】
2021年(Netflixオリジナルアニメ)

【原作】
梅村真也『終末のワルキューレ』

【監督】
大久保政雄

【キャスト】
沢城みゆき、黒沢ともよ、関智一、斉藤壮馬、山路和弘、緑川光、髙木渉、櫻井孝宏、諏訪部順一、野津山幸宏、田所陽向、中野泰佑、山口智広、鈴木達央、田中理恵、松岡禎丞、速水奨、川上彩、川口莉奈、小林ゆう、石井康嗣

【作品概要】
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009)で絵コンテ・演出・原画を担当し、『黒子のバスケ』(2012)では原画、『ワンパンマン』(2019)や『魔入りました!入間くん』(2019)では絵コンテを担当した日本のアニメーター、大久保政雄が監督を務めたバトルアクションアニメ作品です。

原作は梅村真也の同名漫画であり『月間コミックゼノン』にて大人気連載中。そして「ソード・アート・オンライン」シリーズや「夏目友人帳」シリーズなど、人気アニメ作品に多数出演している声優の沢城みゆきが主演を務めています。

アニメ『終末のワルキューレ』第1話のあらすじとネタバレ


(C)アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会

第1話「ラグナロク」

700万年続く人類の歴史が、今幕を閉じようとしていました。その原因は、核戦争でも地球外生命体による侵略でも、小惑星の衝突でもありません。

人類は今、他ならぬ人類の創造主、”神”の意思によって、滅亡を終末を迎えようとしているのです。

1000年に一度、全世界の神々が一堂に介し、天界のヴァルハラ評議会議事堂で開催される、「人類存亡会議」。

全知全能の神ゼウスが議長を務め、評決を取った結果。破壊と創造の神シヴァや美の女神アフロディテを初めとする神々は皆、人類が冒してきた愚かな行いにより、全会一致で「終末」という答えでした。

ゼウスが「終末」の判決を下す直前、半神半人の戦乙女(ワルキューレ)の一人、ブリュンヒルデが異議を唱えます。

「確かに人類の専横と暴虐は、目に余る。しかし、ただ滅ぼすのでは、あまりにも芸がない」

「いかがでしょう。人類に次の1,000年間を生きるかちがあるかどうか、神々の慈悲と威光を見せつけつつ、彼ら人類を試してみては?」

「神対人類の最終闘争、ラグナロクで」

以下、『終末のワルキューレ』第1話のネタバレ・結末の記載がございます。『終末のワルキューレ』第1話をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

(C)アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会

そう話すブリュンヒルデが提案したラグナロクとは、全世界の神々と、歴史上の全人類から選ばれた代表者たちが一対一のタイマン勝負です。

全13番勝負、先に7勝した方が勝利となり、人類が負ければ終末を迎え、勝てば次の1,000年の生存が許されます。

しかし、ヴァルハラ憲法第62条15項に定められた、超特別条項であるこのラグナロクは、人類誕生以来一度も適用されていません。

何故なら、人類が神に勝つなど、絶対に不可能だからです。そう高を括る神々が嘲笑する中、ブリュンヒルデは彼らを挑発します。

「では神々の皆様の意思は”人類の滅亡”。そして、”人間との直接対決は避けたい”ということでしょうか?」

「”戦わずして人間を滅ぼしたい”、”同じリングに立ちたくない”」「それってもしかして、ビビってるんですかァ?」

このブリュンヒルデの挑発は、神々の逆鱗に触れ、ゼウスたちはラグナロクを承諾します。

ブリュンヒルデは、神々は人間よりキレやすいと確信していたからこそ、彼らを煽って怒らせたのです。

そしてゼウスは、ブリュンヒルデに人類側の代表を命じます。これに対しブリュンヒルデは、「人類700万年の歴史の中から、最強の13人を選んでお見せしましょう」と宣言。

こうして、天界にあるヴァルハラ闘技場にて、「ラグナロク」が勃発することが決定しました。

終末の番人ヘイムダルが告げる、第一試合は、北欧最強の雷の狂戦士トール神と、中華最強の英雄、呂布奉先の戦いです。

ヘイムダルが終末の角笛「ギャラルホルン」を吹き、始まったラグナロク第1戦。

巨大ハンマーを持つトールと、槍を持つ呂布は構えを取らず、ゆっくり間合いを詰めていき、渾身の一撃を秘めた武器をぶつけ合います。

アニメ『終末のワルキューレ』第1話の感想と評価


(C)アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会

神を挑発した戦乙女ブリュンヒルデ

ブリュンヒルデの挑発に、まんまと乗っかったゼウスら神々により決定された、人類の存亡をかけた神vs人類による最終闘争「ラグナロク」。

ブリュンヒルデが挑発する場面は、原作ファンは勿論、原作を知らない視聴者も思わず笑ってしまうほど面白かったことでしょう。

それにしても、人類が次の1,000年生きられるかどうかを、神々の会議「ヴァルハラ評議会」で決まっていたなんて驚きです。

確かにブリュンヒルデやゼウスたち神の言う通り、人類は森林を伐採し海を汚染し、私利私欲のために争っています。

人類が滅亡してもおかしくないほど愚かな行いをしてきましたが、それを変えていこうとしているのもまた事実です。

ブリュンヒルデが満場一致で「人類滅亡」と決まったヴァルハラ評議会の決定を、単身覆そうとしているところが格好良くてしびれます。

呂布とトールが対戦

終末の番人ヘイムダルが、終末の角笛「ギャラルホルン」を吹いたことによって開戦したラグナロク。

第一試合は、三国志史上最強の武人であり、中華最強の英雄の呂布奉先と、北欧最強の雷の狂戦士トール神の対決です。

どちらも最強と言われるほどの漢だからか、一切防御も構えもせず、ゆっくりゆっくり距離を詰め、渾身の一撃をぶつけ合います。

しかも、神を目の前にした呂布の堂々たる姿、彼の家臣でなくても思わず惚れ惚れしてしまうほど、格好良い勇姿です。

まとめ


(C)アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会

戦乙女13姉妹の長姉ブリュンヒルデが異議を唱え、「人類滅亡」を決めた神々を挑発した結果、神vs人類の最終闘争「ラグナロク」が実現した、バトルアクションアニメ作品でした。

人類と神話に登場する神々が戦うなんて、まるで夢のようです。第1話「ラグナロク」では、ラグナロク開幕までの物語が描かれています。

原作『終末のワルキューレ』ファンも、原作を知らない視聴者も、ブリュンヒルデの挑発に笑い、ラグナロク開幕に心躍ることでしょう。

次回の第2話「好敵手」では、第1話で対戦が決まった呂布とトール神の、最強同士の戦いが中心に描かれます。

最強故の呂布たちの苦悩と、互角に渡り合う彼らの攻防に、戦いを見守るゼウスたち神同様、観ているこちらも驚くことばかりです。

神vs人類の最終闘争「ラグナロク」の開幕が描かれた、血肉踊る超絶バトルアクションアニメが観たい人に、とてもオススメな作品となっています。

Netflixオリジナルアニメシリーズ『終末のワルキューレ』は、2021年6月17日(金)よりNetflixで配信スタートです。

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