天野千尋監督オリジナル脚本の映画『ミセス・ノイズィ』が2020年12月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、ほか全国公開予定です。“隣人トラブル”からマスコミやネット社会を巻き込んで大きな騒動へ広がっていくという衝撃的な展開で話題の本作。
劇場公開に先立ち、2020年4月8日(水)に渋谷・ユーロライブにて行われる完成披露試写会へご招待するべく進めておりましたが、政府から『非常事態宣言』が7日に出され8日から効力開始という事態になって参りましたため、2020年4月8日(水)の完成披露試写会は中止となりました。
ご当選者様にはすでにシネマルシェより試写状を郵便にて発送しており、中止のお知らせと前後してしまい、大変申し訳ございません。ご当選者さまには個別で中止のお知らせをメールにて送らせていただきます。
開催前の急なご案内になってしまったことを心よりお詫び申し上げます。何卒、ご理解、ご協力賜りますようお願い申しあげます。
Cinemarche編集部
映画『ミセス・ノイズィ』について
本作は、ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2人の女の運命を狂わせる大事件へ発展していくという物語です。
「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、現代の社会事情も絡みつつ、後半は思わぬ方向に事態が進んでいくサスペンスフルな展開で、子どものケンカから、国や民族の紛争や戦争まで、あらゆる「争い」についての普遍的真理をテーマにした、天野監督によるオリジナル脚本の意欲作です。
主人公の小説家、吉岡真紀を演じるのは『共喰い』『湯を沸かすほどの熱い愛』などの篠原ゆき子。本作の好演で第59回アジア太平洋映画祭主演女優賞を受賞しました。
謎の隣人夫婦役はオーディションにて抜擢された大高洋子と宮崎太一。真紀の夫・裕一を長尾卓磨、真紀の従兄弟・多田直哉を米本来輝、真紀の娘・菜子を「Foorin」のメンバー“ちせ”としても活躍中の新津ちせが演じています。
映画『ミセス・ノイズィ』の作品情報
【日本公開】
2020年(日本映画)
【監督・脚本】
天野千尋
【キャスト】
篠原ゆき子、大高洋子、長尾卓磨、新津ちせ、宮崎太一、米本来輝、洞口依子、和田雅成、田中要次、風祭ゆき
映画『ミセス・ノイズィ』のあらすじ
小説家であり、母親でもある主人公・吉岡真紀(36)。
スランプ中の彼女の前に、ある日突如立ちはだかったのは、隣の住人・若田美和子(52)による、けたたましい騒音、そして嫌がらせの数々でした。
それは日に日に激しくなり、真紀のストレスは溜まる一方。執筆は一向に進まず、おかげで家族ともギクシャクし、心の平穏を奪われていきます。
そんな日々が続く中、美和子を小説のネタに書くことで反撃に出る真紀。
ですがそれが予想外の事態を巻き起こしてしまいます。
2人のケンカは日増しに激しくなり、家族や世間を巻き込んでいき、やがてマスコミを騒がす大事件へと発展し…。