世界的大女優の C・ドヌーヴが実娘の C・マストロヤンニと母娘役で共演を果たした話題作!
アンティークが見つめ続けた波瀾万丈な人生―その最期の日を鮮やかに締めくくる感動の人間ドラマ『アンティークの祝祭』。
“フランス映画界の至宝”と言われるカトリーヌ・ドヌーヴの最新作『CLAIRE DARLING』が邦題『アンティークの祝祭』に決定し、2020年6月5日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開されます。
この度、メイン画像が解禁されましたので、あらすじと併せてご紹介します。
映画『アンティークの祝祭』について
世界的大女優にしてフランス映画界の至宝と言われるカトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎え、実娘で女優のキアラ・マストロヤンニと母娘役で共演を果たしました。
監督を務めたのは、『やさしい嘘』(2003)、『パパの木』(2010)などを手がけたジュリー・ベルトゥチェリ。
自身の終焉を察した主人公が、半生を共にしてきたアンティークを処分することで浮かび上がる「劇的な人生」と「本当に遺したい思い」を、女流監督らしい繊細でしなやかな視点で描き出されました。
また、自然豊かなロケーションに加えて、ティファニーやバカラなどの高級アンティークが数多く登場し、ドヌーヴの毅然とした美しさが映える作品となっています。
監督:ジュリー・ベルトゥチェリのプロフィール
参考動画:映画『パパの木』
ジュリー・ベルトゥチェリは、映画監督のジャン=ルイ・ベルトゥチェリを父に持ち、『木漏れ日』(1991)に助監督の見習いとして制作に関わります。
以降、クシシュトフ・キシェロフスキ、ベルトラン・タヴェルニエ、オタール・イオセリアーニらの助監督を務め、『やさしい嘘』(2001)にて商業映画デビューを果たし、エメルジャンス賞最優秀脚本家大賞、カンヌ国際映画祭国際批評家週間グランプリ、セザール賞最優秀作品賞を受賞。
二作目にはシャルロット・ゲンズブール主演に迎え、オーストラリアの広大な自然を舞台に描いた『パパの木』(2010)を手がけました。
『やさしい嘘』、『パパの木』ともに母と娘の物語を描いてきたジュリー・ベルトゥチェリ監督。
本作では、カトリーヌ・ドヌーヴの実娘で女優のカトリーヌ・マストロヤンニと母娘役で共演を果たし話題を呼んでいます。
映画『アンティークの祝祭』の作品情報
【日本公開】
2020年(フランス映画)
【英題】
CLAIRE DARLING
【監督・脚本】
ジュリー・ベルトゥチェリ
【原作】
リンダ・ラトレッジ
【キャスト】
カトリーヌ・ドヌーヴ、キアラ・マストロヤンニ、アリス・タグリオーニ、ロール・カラミー、サミール・ゲスミ
映画『アンティークの祝祭』のあらすじ
夏のある朝、クレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)の決意は突然に起こりました。
70年以上におよぶ長い人生。ここのところ意識や記憶がおぼろげになることが増えてきました。
「今日が私の最期の日」と確信した彼女は、長年かけて集めてきたからくり人形、仕掛け時計、肖像画など数々のコレクションをヤードセールで処分することにします。
見事な品々の大安売りに、庭先はすぐにお客と見物人で賑わいはじめました。
大きな家財から小さな雑貨まで家中を彩り続けたアンティークたちは、いつもクレールの人生と共にありました。
それは、彼女の劇的な生きざまの断片であり、切なく悲劇的な記憶を鮮明に蘇らせるものでもありました。
一方、疎遠になっていた娘マリー(キアラ・マストロヤンニ)は、母のこの奇妙な行動を友人のマルティーヌ(ロル・カラミー)から聞きつけ、20年ぶりに帰ってくるのですが…。
まとめ
アンティークが見つめ続けた波瀾万丈な人生。その最期の日を鮮やかに締めくくる感動の人間ドラマが遂に日本公開されます。
映画『アンティークの祝祭』は、2020年6月5日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開です。
続報をお待ちください。