9年間で9度も命を失いかける少年ルイ。あまりにも不運な彼の運命の謎をいま、解き明かしていく…。
2018年1月20日より全国順次公開され、世界ベストセラーとなった原作を映画化した『ルイの9番目の命』は、ファンタジーなサスペンス作品。
注目の映画『ルイの9番目の命』を紹介します。
CONTENTS
映画『ルイの9番目の人生』作品情報
【公開】
2018年公開(カナダ、イギリス合作映画)
【原題】
The 9th Life of Louis Drax
【監督】
アレクサンドル・アジャ
【キャスト】
ジェイミー・ドーナン、サラ・ガドン、エイダン・ロングワース、アーロン・ポール、モリー・パーカー、バーバラ・ハーシー、オリヴァー・プラット
【作品概要】
ダニエルラドクリフが主演を務めたことで注目を集めた『ボーンズ 容疑者と告白の角』や『ピラニア3D』などB級映画に定評のあるアレクサンドル・アジャ監督が描くファンタジーなサスペンス作品。
世界的ベストセラーとなっているリズ・ジェンセンの『ルイの9番目の命』を原作としています。
映画『ルイの9番目の人生』のあらすじ
ひどい難産で産まれて以降8年間で8回、毎年命を落としかけているルイという少年がいました。
そんな不運なルイは9歳の誕生日を祝ってもらうために渓谷へとピクニックに出かけますが、そこでまたも9回目となる悲劇が起きてしまいました。
ルイは崖から転落してしまい、病院に緊急搬送されてしまいます。処置するも生命反応はなく、死亡が確認されました。
遺体は遺体安置室に運ばれます。しかし、ここで奇跡が起こります。昏睡状態ではあるものの、なんとルイは息を吹き返しました。
ここでひとつの不自然なことが浮かび上がります。ルイの誕生日を一緒に祝っていた別居中のルイの父親ピーターが現場から忽然と姿を消していたのです。
地元警察は事故ではなく事件の可能性があるとして、調査を始めます。
そんなルイの元に、外部から子児神経科医のアラン・パスカルが招かれます。
またこのパスカルも弱りきったルイの母親ナタリーを励ましながら、ルイの調査を始めます。
すると、ルイは学校でひとりも友達がいなく、精神科医によるセラピーを受けていたことが分かりました。これにより、これまでの事故はルイの自傷行為である可能性も出てきたのです。
深まる謎に関わり出したこの頃から、パスカルは恐ろしい夢にうなされ、ナタリーには差出人不明の脅迫文が届くなどルイの身近な人々に不可解な出来事が起こり始めました。
ルイに降りかかる不運な事故の原因は一体何なのでしょうか。
パスカルはその秘密に迫って行きます。
映画『ルイの9番目の人生』のキャストプロフィール紹介
エイダン・ロングワース(ルイ・ドラックス役)
2004年生まれのカナダ・バンクーバー出身です。
7歳の時に演技を始めて以来、確かな演技力で瞬く間に評判の子役になりました。
カナダ出身の子役を表彰するThe Joey Awardsで最優秀助演俳優賞を受賞しています。
The Joey Awardsで最優秀助演俳優賞を受賞したドラマ『X-ファイル 2016』
子役ながらにミステリアスな雰囲気を漂わせていて、サスペンス作品が本当に様になりますよね。
個人的に大人になってからも活躍してくれそうな雰囲気をビシバシと感じています。
今後の活躍と成長が楽しみですね。
主な出演作品にドラマ『Timeless』『DC Legends of Tomorrow』『X−ファイル 2016』などがあります。
ジェイミー・ドーナン(アラン・パスカル)
主演最新作映画『ハイドリヒを打て「ナチの野獣」暗殺計画』
1982年生まれの北アイルランド・ベルフェスト出身です。
アルマーニやドルチェ&ガッバーナ、クリスチャン・ディオールなど様々なブランドで活躍する人気モデルを経て、映画『マリー・アントワネット』でデビューしました。
アカデミー賞で主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインとはルームメイトだったこともあるそうで、本人も友人であるとコメントしています。まさにリアル、イケメンパラダイスですね。
主な出演作品に映画『マリー・アントワネット』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』などがあります。
サラ・ガドン(ナタリー・ドラックス役)
映画『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』(2015)
1987年生まれのカナダ・トロント出身です。
映画『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』で若きエリザベス女王役を演じたことで世界的に人気を集めました。
世界で最も美しい顔ベスト100に12〜16年まで5年連続でランクインしており、注目度の非常に高い女優さんです。
同じカナダ出身の天才監督クザヴィエ・ドランの最新作『The Death and Life of John F.Donovan』に出演が決まっており、楽しみなニュースが絶えないです。
主な出演作品に『危険なメソッド』『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』などがあります。
オリヴァー・プラット(Dr.ぺレーズ役)
映画『アンドリューNDR114』(1999)
1960年生まれのカナダ・ウィンザー出身です。
オフ・ブロードウェイなどでキャリアを積んだのちに映画『愛されちゃって、マフィア』で劇場未公開ではありますがデビュー。
その後はコメディからシリアスまで演じ分けることができる個性派俳優として活躍されています。
父親が外交官であるためにほんのすこしの間ではありますが、日本に在住していたこともあるそうです。
主な出演作品に『ベートーベン』『妹の恋人』『アンドリューNDR114』などがあります。
アーロン・ポール(ピーター・ドラックス役)
映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』(2015)
1979年生まれのアメリカ・アイダホ州エメット出身です。
ハリウッドの映画館でアルバイトをしながら役者を目指し、ドラマ『新ビバリーヒルズ高校白書』でデビュー。
2008年から出演しているドラマ『ブレイキング・バッド』で一躍人気者になりました。
また本作で2010年をはじめに、12年、14年のプライムタイム・エミー賞のドラマ・ミニシリーズ部門で最優秀助演男優賞を受賞されています。
主な出演作品に『ニード・フォー・スピード』『パパが遺した物語』『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』などがあります。
アレクサンドル・アジャ監督プロフィール紹介
子役エイダンに演技指導するアレクサンドル・アジャ監督(中央)
1978年フランス・パリ出身。両親共に映画監督というまさにサラブレッドな映画監督です。
初監督した短編映画『Over the Rainbow』で、いきなりカンヌ国際映画祭で短編部門のパルムドールにノミネートされました。
その後、28歳という若さで映画『ヒルズ・ハブ・アイズ』を製作しハリウッド・デビューを飾っています。
ハリウッド・デビュー作品『ヒルズ・ハブ・アイズ』(2006)
引き続き2010年に『ピラニア3D』、2015年に『ホーンズ 容疑者と告白の角』などを監督しており、B級映画ファンからも注目を集めています。
さらにはカズレーザーでおなじみになったアクション漫画『コブラ』を映画化する企画を進めていて、実現することを強く強く願うばかりです。
今作の『ルイの9番目の人生』では本格派サスペンスということもあり、どんな化学反応を見せてくれるのか本当に楽しみです。
主な監督作品に『ピラニア3D』『ホーンズ 容疑者と告白の角』『MANIAC』などがあります。
5.『ルイの9番目の人生』の公開される劇場は
北海道・東北地域
北海道 札幌シネマフロンティア: TEL011-209-5400 (1月20日〜)
秋田 ルミエール秋田:TEL018-884-7450 (3月3日〜)
関東地域
東京 ヒューマントラストシネマ有楽町:TEL03-6259-8608(1月20日〜)
東京 新宿ピカデリー:TEL03-5367-1144(1月20日〜)
東京 ヒューマントラストシネマ渋谷: TEL03-5468-5551(1月20日〜)
東京 MOVIX亀有:03-5629-7200(1月20日〜)
神奈川 横浜ブルク13:TEL045-222-6222(1月20日〜)
神奈川 川崎チネチッタ:TEL044-223-3190(1月20日〜)
千葉 シネマイクスピアリ:TEL047-305-3855(1月20日〜)
埼玉 MOVIXさいたま:TEL048-600-6300(1月20日〜)
茨城 MOVIXつくば:TEL029-868-7200(2月17日〜)
栃木 MOVIX宇都宮:TEL028-657-6200(2月17日〜)
群馬 MOVIX伊勢崎:TEL0270-30-1700(2月17日〜)
中部地域
愛知 ミッドランドスクエアシネマ:TEL052-527-8808(1月20日〜)
長野 長野ロキシー:TEL026-232-3016(3月3日〜)
静岡 MOVIX清水:TEL050-6861-0045(2月17日〜)
関西地域
大阪 大阪ステーションシティシネマ: TEL06-6346-3215(1月20日〜)
大阪 なんばパークスシネマ: TEL06-6643-3215(1月20日〜)
京都 MOVIX京都:TEL075-254-3215(1月20日〜)
兵庫 神戸国際松竹:TEL078-230-3580(1月20日〜)
九州・沖縄地域地域
福岡 T・ジョイ博多:TEL092-413-5333(1月20日〜)
長崎 長崎セントラル劇場:TEL095-823-0900(3月9日〜)
鹿児島 天文館シネマパラダイス: TEL099-216-8833(2月24日〜)
沖縄 シネマパレット:TEL098-869-4688(3月10日〜)
5.まとめ
ラスト9分の驚愕の真実。と謳われているだけあって、きっと気持ちよく予想を裏切ってくれるのでしょう。
ただならぬミステリアスさを醸し出している本作『ルイの9番目の人生』。
2018年1月20日より全国順次公開されます。劇場でその世界にどっぷりと浸かりましょう。