Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

サスペンス映画

『人狼ゲームデスゲームの運営人』ネタバレ感想と結末までのあらすじ。小越勇輝が巧みに殺人ゲームの裏をかく

  • Writer :
  • 20231113

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』は、11月13日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開

会話とコミュニケーションを楽しむパーティーゲームとして、日本でも定着した「人狼ゲーム」。

これを題材にしたドラマやバラエティー番組、舞台劇や映画も数多く生まれ、プレーヤーの心理戦要素は、コミックなどの様々な作品に影響を与えています。

2003年川上亮が発表した小説「人狼ゲーム」はシリーズ化され、それぞれ映画化・ドラマ化などメディアの枠を越え展開してきました。

そのシリーズ8作目となる作品が、『人狼ゲーム デスゲームの運営人』。

第1作の桜庭ななみから、第7作『人狼ゲーム インフェルノ』の武田玲奈まで、若手女優主演のシリーズが、初の男性主人公となる小越勇輝を迎え、映画化されました。

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』の作品情報


(C)2020「人狼ゲーム」製作委員会

【日本公開】
2020年(日本映画)

【原作・監督・脚本】
川上亮

【アドバイザー】
児玉健

【キャスト】
小越勇輝、中島健、ウチクリ内倉、花柳のぞみ、坂ノ上茜、桃果、朝倉ふゆな、森山晃帆、星れいら、山之内すず、三山凌輝、森本直輝、黒沢進乃介、福崎那由他

【作品概要】
参加を望む者、拉致された者により実施され、勝敗は富裕層の賭博の対象となる、非合法の「人狼ゲーム」。

運営側の男がゲームの参加者の中に、自分の教え子であった娘を見つけ、彼女を救い出そうと試みる…。

人狼ゲームのルールから変則的な設定で作られた、頭脳ゲームを描く作品です。原作小説シリーズを著してきた川上亮が、今回初の監督に挑みました。

主演はドラマ『コーヒー&バニラ』(2019)、『そして、ユリコは一人になった』(2020)の演技で、改めて注目を集める小越勇輝。

彼が必死に救おうとする娘を、映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(2019)、『哲人王 李登輝対話篇』(2019)に出演の桃果が演じます。

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』のあらすじとネタバレ


(C)2020「人狼ゲーム」製作委員会

とある場所に到着した車から、意識の無いまま降ろされた9名の若い男女。

彼らは謎の組織が運営する”人狼ゲーム”の参加者でした。仮面を付けたゲーム運営の者が、彼らプレイヤーを会場に運びます。

運営者はゲーム上の役職を示すカードを用意し、警告を与える微弱なものから、死に至る強力な電撃を流す首輪を、各プレイヤーに取り付けました。

しかしあるプレイヤーの顔を見て、動揺の色を隠せない男、政宗(小越勇輝)。

準備が完了すると、運営側のリーダー鬼頭(ウチクリ内倉)は今回のプレイヤーの役職名と、運営側の各スタッフが、どのプレイヤーを監視対象にするかを告げました。

“人狼”(夜の間に、人狼以外のプレイヤーの中から1人を指定し襲撃、殺害する)は、佐竹澪(朝倉ふゆな)と一ノ瀬悠輝(福崎那由他)。

“予言者”(夜の間に、プレイヤーの中から1人を指定し、その人物が人狼か調べることができる)は、天野すみれ(森山晃帆)。

“霊媒師”(昼の投票で処刑されたプレイヤーが人狼か否かを、夜の間に知ることができる)は、早坂亜由武(黒沢進乃介)。

“用心棒”(夜の間にプレイヤーの中から1人を指定し、その人物を人狼の襲撃から守ることができる。自らを守ることはできない)は、夏目柚月(桃果)。

この柚月こそ、運営側の政宗を動揺させた人物でした。

残る橋爪颯真(森本直輝)、秦小春(星れいら)、末吉萌々香(山之内すず)、滝快斗(三山凌輝)は能力を持たない役職、”村人”です。

プレイヤーたちは、昼間投票で怪しい人物を1名選び、処刑します。その夜”人狼”はプレイヤー1人を襲い殺害します(”用心棒”が守った人物であれば、”人狼”の襲撃は阻止される)。

翌日、生き残ったプレイヤーは、予言者や霊媒師の情報で処刑する人物を選びます。ただし役職を偽り、嘘の情報を流す人物がいるかもしれません。

村人側(人狼以外のメンバー)が全ての”人狼”を処刑すれば村人側の勝利、村人側が”人狼”の人数以下となれば、人狼側の勝利です。

しかしこのデスゲームでは、実際にプレイヤーは殺害され、そして生き残った勝者側に、賞金1億円が与えられます。

こうしてゲームは開始されました。プレイヤーには噂されていた闇の”人狼ゲーム”が、実在したと驚く者もいました。

プレイヤーには招待された者、拉致されて来た者、望んで探し求めて参加した者がいます。

逃げる術がないと悟り、誰を処刑するか相談し始めるプレイヤーたち。

自己紹介する彼らを鬼頭と政宗、琥太郎(中島健)と姫奈(花柳のぞみ)、くるみ(坂ノ上茜)の5名の運営者が監視していました。

監視室を出た政宗は、琥太郎にプレイヤーの柚月は知っている人物で、助けられないかと相談します。そんな事をすれば管理者に殺されるだけだ、と答える琥太郎。

柚月はかつて政宗が家庭教師をした娘です。彼女を”人狼ゲーム”に誘ったのは政宗、その結果殺人ゲームの管理者に目を付けられたのか、と彼は動揺していました。

プレイヤーの澪とすみれが、自分こそ”予言者”だと主張します。霊媒師を名乗る者はいません。人狼側と村人側の心理戦が開始されます。

拉致されて来た者は処刑から除外すべきだ、それはゲームとは関係ないし、その告白も怪しい。

反応が怪しかった者は誰かと、様々な意見が出て相談は紛糾しますが、ついに投票の時間を迎えました。

時間を迎え、皆は処刑する人間を指さします。最も多く票を集めたのは橋爪でした。

自分が処刑されたら村人は負ける、そう叫びながら首輪に流された電流で処刑される橋爪。

柚月が選ばれなかったと安堵する政宗。それを仲間から指摘され、何とか誤魔化します。

何とか柚月を助けたいと、琥太郎に訴える政宗。殺人ゲームの運営に嫌気がさしていた彼は、顔見知りの柚月を救うことに目的を見出し、自分が犠牲になっても構わないと考えていました。

その態度を偽善と指摘する琥太郎ですが、自分を巻き込まないなら黙認すると約束します。せめて柚月に、全プレイヤーの役職名を知らせようと考えた政宗。

最初の夜、”人狼”は早坂を選び殺害します。監視していた姫奈とくるみは、”人狼”の澪が襲撃する候補を挙げて、一ノ瀬が早坂を選んだと説明します。

早期に”霊媒師”の早坂を失い、村人側は不利になりました。琥太郎と2人で監視している間に、柚月にメモを渡すと告げた政宗。

協力を決断した琥太郎に、政宗は報酬を約束します。琥太郎は役職名のメモを渡すだけでなく、柚月は殺された”霊媒師”を自称すべきだと提案します。

プレイヤーの役職名を知れば、”霊媒師”の役割を果たせる柚月。さらに”霊媒師”を名乗れば”人狼”は、彼女は”用心棒”に護衛されていると考え、襲撃を諦めるはず。

その提案もメモに記した政宗。皆が寝静まると琥太郎の協力を得て、柚月の部屋の窓にメモを貼り付けた政宗。

翌朝、柚月はメモに気付き、密かに手に入れることに成功しました。

刺殺された早坂の遺体を見て、プレイヤーたちは動揺します。しかしその中に、ルールとはいえ彼を殺害した”人狼”が潜んでいるのです。

ここで”予言者”が、昨晩調べた人物の結果を発表します。”人狼”でありながら”予言者”と称した澪は、もう1人の”人狼”一ノ瀬を、”人狼”ではないと発表します。

本当の”予言者”すみれも、”人狼”を見つけていません。

生存者たちの相談が始まると、メモに従い”霊媒師”と名乗った柚月。他に”霊媒師”と称する者は現れません。

昨日処刑された橋爪は”人狼”では無かった、残る7人の内、2人が”人狼”だと語る柚月。

運営側の鬼頭と姫奈とくるみも、柚月は的確に振る舞ったと評します。これで彼女が今回処刑される可能性は減りました。

今日の話し合いも熱気を帯びます。残るは7人、今日1人を処刑し、夜1人が殺されれば明日は5人。

明日の投票で1人を処刑し、それでも”人狼”が1人でも残っていれば、夜1人が殺され残り3人。

投票できるのは、最大でも明後日を含めた3回。その中で2人の”人狼”を処刑せねばなりません。

3回の投票で失敗できるのは1回だけ。自称”予言者”は2人、1人は本物で1人は”人狼”。

“予言者”を残せば、”人狼”を暴く可能性は高まります。しかし少ない機会で”人狼”を倒すには、自称”予言者”を処刑するしかありません。

今回”予言者”を処刑するなら、澪に投票すると宣言する柚月。しかしその言葉をきっかけに、話し合いは紛糾します。

投票の時間を迎えました。選ばれたのは”予言者”のすみれでした。

しかし彼女は逃げ出します。すみれは首輪を壊していました。鬼頭たちはすみれを追い、他のプレイヤーには弱い電撃を加え、意識を失わせます。

捕らえたすみれに激しい暴行を加え、スタンガンで気絶させた鬼頭。そして彼女に新しい首輪を付け、ルール通りに処刑します。

その夜、本来の役職は”用心棒”である柚月は、護衛の対象に小春を選びます。

“人狼”の一ノ瀬は柚月を襲撃しようと言います。しかしもう1人の”人狼”である澪は、柚月が皆に”人狼”だと疑われるよう、他の人物の襲撃を提案しました。

その夜、萌々香を殺害する”人狼”。彼女の悲鳴を柚月は耳にします。残るプレイヤーは5人、その内の2人が”人狼”…。

以下、『人狼ゲーム デスゲームの運営人』のネタバレ・結末の記載がございます。『人狼ゲーム デスゲームの運営人』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2020「人狼ゲーム」製作委員会

監視室でくるみと2人となった政宗。この「人狼ゲーム」は、元々は政宗と友人の琥太郎が始めたものでした。

最初はネットを通じた賭け事であっても、処刑の無い普通のゲームでした。しかし鬼頭が所属する会社に買収され、運営を任されている内に殺人ゲームに変貌します。

くるみも本部の実態は知りません。くるみは報酬よりも、新たな刺激を求めゲームの運営に参加していました。

翌日開かれた生存者の話し合いで、”霊媒師”として昨日処刑されたすみれは”人狼”ではなかった、本物の”予言者”だったと告げる柚月。

ゆえに澪は偽”予言者”、つまり”人狼”だと訴えました。

しかし澪は自分が本物の”予言者”で、すみれが”人狼”。よって柚月の能力は偽りで、偽”霊媒師”の柚月こそ”人狼”だと主張します。

柚月が偽”霊媒師”なら、本物の”霊媒師”は初日の夜に殺され、弁明の機会がなかった早坂と思われる。

初日に都合よく”人狼”に”霊媒師”が殺されたのは不自然だが、偶然だろう。プレイヤーの話し合いはこの方向で進みます。

柚月は”人狼”は澪と一ノ瀬と名指しし、自分が先に”霊媒師”と名乗った結果、一ノ瀬は偽”霊媒師”と主張する機会を失ったと主張しました。しかし皆を説得する力はありません。

このままでは柚月が処刑されると考えた政宗に、残された方法は”霊媒師”との宣言を撤回し、本当は”用心棒”だと告白するしかない、と告げる琥太郎。

この判断が正解とは限らないが、この結論に彼女自身で気付くしか方法はないと、彼は言葉を続けます。

そこで隙を見てモニターにメッセージを流し、微弱な電撃を与えて注意を引き、メッセージを柚月に気付かせた政宗。

柚月は皆の前で自分は”霊媒師”ではなく、”用心棒”だと正体を明かします。投票を前にプレイヤーの話し合いは紛糾しました。

今回澪を処刑すれば、残る”人狼”の一ノ瀬が今夜、邪魔な柚月を殺害する。すると残された村人は、翌日一ノ瀬を”人狼”と判断し、処刑すれば勝てる。

それを避けるには、”人狼”の一ノ瀬は柚月以外の村人を襲うしかない。しかし”用心棒”の私は、村人を守ることが出来る。

この柚月の主張を澪は攻撃しますが、一ノ瀬は自分は”人狼”ではないと言い、柚月の意見に乗りました。

一ノ瀬の裏切りに動揺する澪。その態度に政宗も驚きますが、賞金1億円を独り占めにする目的で、あえてリスクを犯した行動に思われます。

澪が処刑され、今夜の柚月の護衛が成功しない場合、明日は柚月が偽”用心棒”、”つまり人狼”として処刑され、その結果1人勝ちとなる一ノ瀬。

今夜護衛対象となる村人は、小春と滝の2人。護衛の成否は確立50%。それに一ノ瀬は賭けたのでしょうか。澪は投票の結果、処刑されました。

一ノ瀬は自身満々の態度で夜を迎え、”用心棒”の柚月は、小春の護衛を宣言します。

それを見た政宗は、あることに気付きます。初日の夜、都合よく”霊媒師”早坂の殺害を選んだ一ノ瀬。

彼には柚月が護衛に選ばなかった相手を、襲撃する自信がある。彼は柚月と同じ様に、協力者から情報を入手しているのではないか。

監視室から姿を消した、くるみの後を追う政宗。彼女の手には持ち込み禁止のスマホがあります。

それを指摘した政宗は彼女に刺されます。くるみは管理者に政宗に襲われたと説明し、言い逃れるつもりでした。

殺人ゲームに刺激を求め、今や管理者を出し抜くことを目的として、知り合った一ノ瀬と共謀していたくるみ。

彼女が政宗に止めを刺そうと迫った時、背後から姫奈が襲い殺害しました。くるみのスマホを奪った姫奈は、一ノ瀬にメールを送ります。

メッセージに従い、小春の部屋を襲う”人狼”の一ノ瀬。しかし部屋の扉は開きません。

襲撃に失敗し”人狼ゲーム”の敗北と、自らの死を悟った一ノ瀬。彼は首輪を外し逃げようと試みますが、ルール違反を犯したとして、彼は殺害されます。

こうして全ての”人狼”が姿を消し、村人側の小春と滝、政宗が守ろうとした柚月の3名が生き残り、勝者となりました。

事態の呑み込めない政宗に、小春は妹だと打ち明ける姫奈。

鬼頭ら他の運営者も、プレイヤーとの関わりや思惑があったのでは、と気付いた政宗。

負傷した政宗は、殺人ゲームと化した”人狼ゲーム”の闇は、プレイヤーのみならず、運営者側をも覆っていたと思い知らされます…。

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』の感想と評価


(C)2020「人狼ゲーム」製作委員会

小説、コミックとして、そして映画やドラマ化され人気の「人狼ゲーム」シリーズ。

原作者の川上亮は、自らが本作を監督するにあたり、人狼ゲームゲームアドバイザーとしてゲーム・舞台劇、イベントを主催してきた児玉健の、全面的な協力を仰ぎました。

そして劇団を立ち上げ、人気舞台の「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」を数多く公演してきた、ウチクリ内倉も本作に出演。

「人狼ゲーム」人気の立役者が集結した作品が、『人狼ゲーム デスゲームの運営人』です

児玉健、ウチクリ内倉、川上亮は共同で、「映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』の特別上映会と限定版DVDを形にしたい!」というクラウドファンディングを立ち上げました。

本記事執筆の段階で、クラウドファンディングは既に目標金額を達成しています。

この映画はより印象深い形で、多くの「人狼ゲーム」ファンの元に届くでしょう。

デスゲームの舞台裏に焦点を移す


(C)2020「人狼ゲーム」製作委員会

「人狼ゲーム」は参加者が増えると役職も増え、より複雑化します。それをコントロールし、楽しいプレイにするのが、ゲームマスターの腕の見せ所。

川上亮の「人狼ゲーム」シリーズも、当初シンプルな物語も回を重ねる毎に複雑に、新たな設定を加えて描かれてきました。

本作ではついに、ゲームの上位構造である運営側を描き、従来の殺人ゲーム設定の枠を越えた作品に仕上がりました

これはシリーズと共に、殺人ゲームの主催者側のドラマに焦点を移し、より発展させた、ジェームズ・ワンの代表作『ソウ』(2004)シリーズと同じ構造だと言えるでしょう

本作で新たな境地に到着した「人狼ゲーム」シリーズも、『ソウ』シリーズ同様の発展を遂げる可能性を秘めているのです。

まとめ


(C)2020「人狼ゲーム」製作委員会

ファン必見の映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』。プレイヤーの駆け引きは巧妙かつ複雑、あらすじネタバレを手がかりに鑑賞してもらえれば幸いです。

しかし本作の一番の魅力は、若手俳優たちの演技合戦。「人狼ゲーム」の設定の中で、それを知り尽くした人々の演出に支えられ、見応えのあるものに仕上がっています。

舞台から映像作品に活躍の場を移した小越勇輝、モデルとしても活躍中の中島健、キッズモデル時代から経験を重ねている福崎那由他

小学生時にスカウトされ、今は女優業に専念する桃果、幼くしてミュージカル「アニー」の主演を務めた朝倉ふゆな、『ウルトラマンX』(2015~)でヒロインを演じ、注目を集めた坂ノ上茜

彼ら、彼女らの優れた演技を確認するには、本作をご覧頂くしかありません

今や若手俳優の登竜門とも呼ばれる「人狼ゲーム」シリーズ。中でも本作は、確かにその役割を果たしました。

映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』は、11月13日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開






関連記事

サスペンス映画

【ネタバレ】渇きと偽り|あらすじ感想と結末の評価解説。同名小説を映画化したオーストラリアのクライムサスペンス

ジェイン・ハーパーの世界的ベストセラー小説を映画化! ロバート・コノリーが脚本・製作・監督を務めた、2020年製作のオーストラリアのクライムサスペンス映画『渇きと偽り』。 オーストラリア・メルボルンの …

サスペンス映画

映画『Dinerダイナー』感想と評価解説。藤原の挑戦的な演技力と蜷川実花の色彩感が生々しい!

映画『Diner ダイナー』は2019年7月5日(金)より全国ロードショー! 殺し屋だけが集まるという不思議な食堂「ダイナー」。そこにはかつて元殺し屋という店主が、超絶的な腕前による魅惑のメニューで、 …

サスペンス映画

映画『十二人の死にたい子どもたち』10番セイゴ役は坂東龍汰。演技力とプロフィール紹介

『天地明察』で知られるベストセラー作家の冲方丁(うぶかた・とう)の小説を原作とした映画『十二人の死にたい子どもたち』が2019年1月25日に公開されます。 演出は『イニシエーション・ラブ』『トリック』 …

サスペンス映画

【ネタバレ】ナチスに仕掛けたチェスゲーム|あらすじ結末感想と評価解説。チェスを武器に命をかけてナチスに抵抗した男の過去と現在が交錯するサスペンスドラマ

オーストリアの作家シュテファン・ツバイクが1942年に発表した小説『チェスの話』を映画化 オーストリアの作家シュテファン・ツバイクの小説『チェスの話』を『ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ …

サスペンス映画

映画『リグレッション』あらすじネタバレと感想。ラスト結末に実話ならではの怖さがある【悪魔崇拝儀礼虐待】

1980年から90年代にかけて多発し、全米をパニックに陥れた「悪魔崇拝儀礼虐待」を描いたサスペンス映画『リグレッション』。 実際の事件を基に、人間の奥底にある闇を描く本作をご紹介します。 CONTEN …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学