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Entry 2019/02/14
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ドキュメンタリー映画『山懐に抱かれて』公開決定!室井滋ナレーションで紡ぐ酪農家族の24年に渡る記録

  • Writer :
  • 石井夏子

ドキュメンタリー映画『山懐に抱かれて』が2019年4月27日(土)公開決定!!

地元ローカル局が丹念に追った“酪農大家族の24年”の記録。

岩手県の山あいで、酪農を営む大家族の24年を追いかけたドキュメンタリー映画『山懐(やまふところ)に抱かれて』が完成し、2019年4月27日(土)より劇場公開することが決まりました。

この映画『山懐に抱かれて』は、「みんなが幸せになる、おいしい牛乳をつくりたい」と、自らの手で山に牧場を切り拓き、四季を通じて牛を完全放牧し、草だけを餌に育てる、実現に困難を極める“山地酪農(やまちらくのう)”に情熱を傾け実践する父・公雄と、ともに歩む家族の育ちを追ったドキュメンタリー映画です。

地元ローカル局・テレビ岩手が独自に取材し、県内ローカルや日本テレビ系列NNNドキュメントで放送を続けてきたテレビ番組に追加取材と再編集を加え、一本の作品としてまとめ、開局50周年を記念して公開します。

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山地酪農(やまちらくのう)とは


©テレビ岩手
山地酪農とは、山を切り開き、四季を通じて完全放牧し、草だけを餌に育つ牛が牛乳を生み出す、限りなく自然に近いサイクルで営む循環型酪農法のことです。

植物生態学者の猶原恭爾博士により提唱され「一度形が決まれば、末代までほぼ毎年、普遍的な牛乳の供給ができるようになる」と、民俗学者の宮本常一も期待を寄せました。

近年では、安心安全を重視する消費者からも注目を集めています。

一方で、山の生育・大自然とともに歩み、広大な牧地を必要とするこの酪農法の定着安定までには多くの時間も労力を要することから相当の覚悟と忍耐が必要とされ、実践・継続する農家はごくわずか

吉塚牧場が営む《田野畑山地酪農牛乳》では、自ら厳しい「生産者規定」を定め忠実に守っています。

映画『山懐に抱かれて』の作品情報


©テレビ岩手

【公開】
2019年(日本映画)

【監督・プロデューサー】
遠藤隆

【ナレーション】
室井滋

【作品概要】
美しい岩手の自然を背景に綴る、酪農大家族の24年。

地元ローカル局“テレビ岩手”が24年にわたり独自に追いかけた、人気TVドキュメンタリーシリーズ待望の映画化です。

映画化にあたってナレーションは、その牛乳を長年愛飲し、一家を温かく見守っている室井滋が務めます。

地方発TVドキュメンタリーの映画化が注目を集めるなか、NNNドキュメント映画化シリーズでは2012年『放射線を浴びたX年後』(+2015年『X年後2』/愛媛・南海放送)、2014年『夢は牛のお医者さん』(新潟・テレビ新潟)、2016年『ふたりの桃源郷』(山口・山口放送)に次ぐ、第4弾となります。

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映画『山懐に抱かれて』のあらすじ


©テレビ岩手

岩手県下閉伊郡田野畑村。

5男2女の子どもと夫婦、9人家族の吉塚一家。

山を切り拓き、牛を完全放牧し、限りなく自然に近い環境で育む 安心安全の酪農“山地酪農”。

「山も、牛も、人も、みんなの幸せを」と、実現に困難を極める酪農に挑む、そのひたむきな日々を、子どもたちの育ちと豊かな自然の四季とともに丹念に追いました。

プレハブの家でのランプ生活、みんなで囲む楽しい食卓、大自然を駆け回り牛たちの世話をする子どもたち、新しい“いのち”の誕生、成長した子どもたちと父との衝突と葛藤、周囲の支え…。

そして仲間とともに踏み出したプライベートブランド設立への挑戦、第二牧場への夢。

雨の日も雪の日も、泣いた日も笑った日も、その歳月はいつも、家族とともにありました。

山懐に抱かれて、365日24時間“いのち”と向き合いながら、愛情いっぱいに育まれるその「いとなみ」の24年を追って行きます。

まとめ


©テレビ岩手

酪農大家族の24年を追いかけた、地元発・ドキュメンタリー映画『山懐に抱かれて』が2019年4月27日(土)GWより東京ポレポレ東中野ほか全国順次劇場公開されます。

「みんなが幸せになる、おいしい牛乳をつくりたい」と、“山地酪農(やまちらくのう)”に情熱を傾け実践する父・公雄と、ともに歩む家族の育ちを捉えました。

その牛乳を長年愛飲し、一家を温かく見守っている室井滋がナレーションを務めます。

山懐に抱かれて、365日24時間“いのち”と向き合いながら愛情いっぱいに育まれるその営みが、いま見つめ直されている「豊かさとは何か」を改めて考える機会になることを願っています。


©テレビ岩手

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