サンダンス映画祭で監督賞を受賞。
世界史を覆す衝撃の問題作。
国連事務総長事故死の裏に隠された計画の存在に迫り、サンダンス映画祭で監督賞を受賞したドキュメンタリー映画『Cold Case Hammarskjold』。
邦題を『誰がハマーショルドを殺したか』と改め、2020年7月18日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開することが決定。
あわせてポスタービジュアルも解禁されました。
映画『誰がハマーショルドを殺したか』について
本作は、今もなお暗殺説が囁かれる第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルド謎の事故死にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーが迫ったドキュメンタリーです。
北朝鮮で撮影した『ザ・レッド・チャペル』(2009)で第26回サンダンス映画祭審査員賞を受賞、その後も、アフリカの政治汚職に切り込んだ 『アンバサダー』(2011)と、常に潜入捜査で政治的秘密を暴いてきた監督マッツ・ブリュガー。
マッツ・ブリュガー監督は、暗殺説がありながらも詳しい調査が行われず、未解決だったハマーショルド事故死の真相を追うヨーラン・ビョークダールの調査に参加する形で撮影を開始。
調査の中で暗殺を仄めかす資料の存在が明らかになるも、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ、追跡取材が行き詰まりをみせました。そんな時、彼らはハマーショルド暗殺事件にとどまらない、秘密の組織による世界史を覆すような驚愕の“ある絶滅計画”に遭遇します。
第35回サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞、世界78もの映画祭で上映され、各地で議論を巻き起こした本作は、Hollywoodnews.comが選ぶ2019年ベストドキュメンタリーで2位を獲得。
1本の映画が歴史的な新事実を発表するということは珍しく、ワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙でも評価を得るだけでなく、2019年映画祭での上映時には日本でも読売新聞ほか、いくつかの新聞で「新証言により長年のハマーショルド事件の謎が解明した」というニュースが流れました。
映画『誰がハマーショルドを殺したか』の作品情報
【日本公開】
2020年(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー合作映画)
【原題】
Cold Case Hammarskjold
【監督・脚本】
マッツ・ブリュガー
【撮影】
トーレ・ヴォーラン
【音楽】
ヨーン・エリック・コーダ
【キャスト】
マッツ・ブリュガー、ヨーラン・ビョークダール
映画『誰がハマーショルドを殺したか』のあらすじ
1961年9月、コンゴ動乱の停戦調停のため、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドはコンゴに向かいました。
しかし途中、ローデシア(現ザンビア)にてチャーター機は謎の墜落事故を起こし、ハマーショルドを含む乗員すべて死亡。
長らく原因不明の事故とされてきたこの未解決事件にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーと調査員のヨーラン・ビョークダールが挑みます。
その後、これは単なる墜落事故ではなく、ハマーショルドの命を狙った暗殺事件であったことを仄めかす資料を発見。
ブリュガー監督とビョークダールは謎を解明すべくアフリカ、ヨーロッパ各地を旅しますが、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ追跡取材は行き詰まりを見せます。
しかし彼らは調査を進めるうちに、ハマーショルド暗殺事件の真相だけでなく、想像を絶する驚愕の秘密組織サイマーによる陰謀にぶち当たり…。
まとめ
映画の中で新事実に遭遇した本作は、サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門にて監督賞を受賞、世界78もの映画祭で上映され、各地で議論を巻き起こしています。
マッツ・ブリュガー監督の渾身の取材ルポをまとめた衝撃の陰謀ドキュメンタリー『誰がハマーショルドを殺したか』は2020年7月18日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開です。