視聴率の女王イ・ユリ主演の最新ドラマ『嘘の嘘』は1秒たりとも目を離せない愛憎劇
韓国の視聴率女王イ・ユリが、財閥の嫁から一瞬にして夫殺害犯になり、刑務所で産んだ娘を取り返すために、実の娘の養母になろうとする主人公チ・ウンスを熱演する愛憎劇『嘘の嘘』。
人生をかけた嘘の愛で娘を取り戻そうとする悲劇の女性を描く感性サスペンスメロドラマ。
交錯する登場人物それぞれの隠された過去から目が離せません。
ドラマのあらすじ、キャストとともに、予告映像とイ・ユリのインタビューをご紹介します。
ドラマ『嘘の嘘』について
超人気作『清潭洞スキャンダル』のキム・ジウンが脚本を、映画『リメンバー・ミー』演出を務め新人監督賞を受賞した映画監督キム・ジョングォンが演出を務めた愛憎復讐劇。
娘の養母になるための嘘の愛が、いつのまにか真実の愛に変化していく過程を描くメロと、誰が何のために夫を殺害し自分の陥れたのかという事件の真実を突き止めていくサスペンス、二つの要素が絶妙にマッチした作品です。
更には、息子を殺した嫁ウンスを憎むキム・ホランの復讐も加わり、好奇心をくすぐられるストーリー展開に仕上がっています。
サスペンス、ヒューマンドラマ、メロドラマとさまざまな要素を溶け込ませた本作は、大きな話題を呼びました。
『福寿草』(2012)『凍える華』(2016)などの愛憎ドラマの女王として名高いイ・ユリがヒロインのチ・ウンスを熱演するほか、『マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~』(2020)のヨン・ジョンフン、ウン・セミ、キム・ホランら実力派が出演しています。
ドラマ『嘘の嘘』の予告映像
イ・ユリが更なる魅力をみせつけた話題作、『嘘の嘘』。
夫殺しの罪を着せられ懲役10年の判決を受けたヒロイン・ウンスが、収監され「開けろ!」と泣き叫ぶ悲痛な声が響き渡ります。
娘の写真を見て、再会を願いながら泣き続けるウンス。
10年経って、念願の再会を果たしたウンスが真実を知り、改めて「娘のそばにいたい」と決心する様子がドラマチックに映し出されます。
娘を抱いて笑顔になるウンス。彼女の嘘が許されるのでしょうか。そして彼女の惨めだった人生が輝く日は果たして来るのでしょうか。
予想できない展開への期待が高まる予告映像となっています。
ドラマ『嘘の嘘』主演イ・ユリのインタビュー
──まず、本作に出演を決めた理由を教えてください。
イ・ユリ:序盤までの台本を読んで出演を決めたのですが、前作の「ハルハル~私はあなた?あなたは私?~」はコメディーだったので、その次の作品はシリアスな作品にしようと考えていたところに「嘘の嘘」の台本をいただき、とても面白く読ませていただきました。難しい演技になるとは思いましたが、演じるにあたってやりがいも感じられると
思い、出演させていただきました。
──チ・ウンスというキャラクターの紹介をお願い致します。また、チ・ウンスを演じて見ていかがでしたか?
イ・ユリ:チ・ウンスは平凡な性格ですが、置かれた環境のせいで波乱万丈な人生を送ることになり、娘を取り戻すためにどんなことにも体当たりでぶつかっていくキャラクターです。
撮影期間が6か月だったのですが、精神的な苦労が絶えなかったですね。チ・ウンスが味わう苦痛があまりにも辛くて、何もしていなくても涙が溢れてきました。なので、それを6か月間続けたので、精神的に辛くなってしまいました。
──本作で17年ぶりの再会だそうですが、ジミン役のヨン・ジョンフンさんと共演してみていかがでしたでしょうか?
イ・ユリ:撮影中は真剣なシーンでも、カットがかかると表情が緩んでしまうくらい、とっても気が楽で素敵な方です。
撮影中はずっと楽しかったですね。ジョンフンさんがキャスティングされたと聞いた時はすごくうれしかったです。撮影期間が長い分、共演する方と性格が合わないと実は辛いこともあって…。でもジョンフンさんとなら楽しく撮影できるだろうなと期待していました。
──演じるのが楽しみだったシーンはありましたか?
イ・ユリ:1話から4話までの台本を読んで出演を決めたのですが、本当に面白いストーリーでした。演技するときも楽しかったし、チ・ウンスという人物で6か月間生きて行こうと覚悟して撮影に臨みました。刑務所でのシーンは精神的に辛くて痛ましいシーンでしたが、役者として貴重なシーンを演じる事が出来てとても楽しく撮影させていただきました。
──本作はサスペンスというジャンルでもあるし、感情シーンも多いと思います。オンとオフをどう切り分けてらっしゃるのでしょうか?
イ・ユリ:もともとキャラクターの感情を引きずらないタイプです。家を出て、メイクから衣装まで全てセッティングした後にキャラクターの感情が出るんです。また、撮影が終わってからメイクを落とし、普段着に着替えたら本来の自分が戻ってきます。多少はキャラクターの憂鬱な感情を引きずることもありますが、日常生活はすぐにスイッチを切り替えられるほうです。監督の「カット」の声でスイッチが切り替わるタイプですね。
──本作の見所を教えてください。
イ・ユリ:子供や夫と一緒に平凡だけど幸せに満ちた家庭を夢見ていたのに、思いがけない事件に巻き込まれ性格が変わっていく姿が独特だと感じました。彼女が変わっていく姿も興味深かったですし、それでも最後まで自分の意志を貫く姿を見て「踏まれた花のようだ」と別のインタビューで回答したこともあります。どんなに踏まれても花であることには変わりないから、そう表現したいと思ったんです。ウンスを演じるのは楽しかったですね。目標に向かって感情が変化するタイミングも見どころだと思います。
──日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
イ・ユリ:日本のファン方々がSNSでも応援をしてくださいました。私たちのドラマも応援してくださり、本当にありがとうございます。
一日でも早く、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。「嘘の嘘」の応援と、私イ・ユリの応援もお願いします。本当にありがとうございます。
ドラマ『嘘の嘘』の作品情報
【日本発売】
2022年(韓国ドラマ)
【演出】
キム・ジョングォン、キム・ジョンウク
【演出】
キム・ジウン
【キャスト】
チ・ウンス、カン・ジミン、キム・ホラン、ウン・セミ
映画『嘘の嘘』のあらすじ
D.Oコスメティック副社長の妻チ・ウンスは夫殺害の罪で逮捕され、無実の訴えもむなしく10年間服役します。
出所後、ウンスは生き別れになった娘にひと目会いたいと行方を捜し、Aチャンネルの記者カン・ジミンの養女になったことを突き止めました。
娘に会いたい一心でジミンに接近するウンス。ジミンはウンスが娘の実母とも知らず惹かれていきますが、そこへ離婚した元妻ウン・セミが3年ぶりに姿を現します。
一方、ウンスの元姑でD.Oコスメティック会長のキム・ホランはウンスの出所を聞き、元秘書に監視するよう指示しますが…。
まとめ
愛憎復讐劇の女王イ・ユリが、実の娘の養母となって、娘を取り返すために人生をかけて嘘をついて必死に戦う女性チ・ウンスを演じたドラマ『嘘の嘘』。
彼女の人生をかけた嘘に視聴者も翻弄される、衝撃のヒューマンサスペンスドラマから最終話まで目が離せません。