映画『海街奇譚』チャン・チー監督トークイベントは、2024年2月3日(土)と4日(日)の10:50の回上映後に開催!
2024年1月20日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて絶賛公開中の映画『海街奇譚』。
姿を消した妻の故郷を訪れた男が、数々の不思議な事件に遭遇する奇妙な物語を、中国の新世代監督チャン・チーが卓越した映像感覚で映し出す《アート・サスペンス》です。
この度、『海街奇譚』のチャン・チー監督の緊急来日が決定。そして2024年2月3日(土)と4日(日)の10:50の回上映後には監督のトークイベントの開催が決定されました。
本作が長編デビュー作となるチャン・チー監督が、卓越した映像感覚と比類なきイマジネーションで物語を描き出し、観る者を《幻惑》の世界へと案内します。
映画『海街奇譚』とは?
姿を消した妻を探しに、彼女の故郷である離島の港町へ訪れた男。相次ぐ海難事故で住民の行方不明が続く寂れた町で、妻の面影を持つ女と出会いますが……。
中国の新世代監督チャン・チーが、生まれ育った港町をモチーフにし、夢と現、過去と現在を彷徨する迷宮のサスペンスを創り上げました。
第41回モスクワ国際映画祭審査員特別賞(シルバー・ジョージ)と第18回イスタンブール国際インディペンデント映画祭批評家協会賞(メインコンペティション)を受賞。また映像表現も高く評価され、第27回カメライメージ映画祭ではゴールデンフロッグ賞・撮影監督デビュー部門の2部門ノミネートを果たしています。
作中に登場する海の生き物たちをメタファーとしたさまざまな演出も見どころのひとつであり、モチーフはいずれもチー監督自身が生まれ育った港町から由来しています。
さらにキャスティングも本作のセールスポイントの一つで、主演の妻を探す男を演じたチュー・ホンギャンは、本業が機械技師という変わり種。
またチューの妻を演じたシューアン・リンは、妻役以外にも2役を演じ、そのファム・ファタール的な存在感が新鮮な魅力に満ちています。
チャン・チー監督プロフィール
1987年、中国浙江省寧波生まれ。ノッティンガム大学国際コミュニケーション学科卒業、北京電影学院演出科修了。舞台演出家、舞台美術家としても活動。
2010年から2015年までは CMや短編映画などを手がけ、2016年に中編『Edge Of Suspect』でデビュー。2019年に長編デビュー作『海街奇譚』にてモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞。
2021年の長編第2作『ANNULAR ECLIPSE』は釡山国際映画祭に出品された。学生時代から演劇を学んでおり、演出を手がけた最新の舞台は、2021年に上演された戯曲「三字奇譚」。同作品は浙江省文化芸術基金の資金提供対象に選ばれている。
映画『海街奇譚』チャン・チー監督トークイベント情報
【日時】
■2024年2月3日(土)『海街奇譚』10:50の回上映後(12:42〜)
登壇:チャン・チー監督
■2024年2月4日(日)『海街奇譚』10:50の回上映後(12:42〜)
登壇:チャン・チー監督
※予告編なし・本編より上映開始
※2月3日(土)・4日(日)のみ上映時間が10:50開始
※ゲストの都合などにより変更・中止の可能性がございます。予めご了承下さい。
【会場】
シアター・イメージフォーラム
【チケット】
・オンライン予約の場合=ご希望のご鑑賞日の3日前・午前0時00分より販売
・劇場窓口の場合=ご希望のご鑑賞日の3日前より販売(映画館の営業時間中に限ります)
映画『海街奇譚』の作品情報
【日本公開】
2024年(中国映画)
【原題】
海洋動物(英題:In Search of Echo)
【脚本・監督】
チャン・チー
【共同脚本】
ウー・ビヨウ
【撮影】
ファン・イー
【音楽】
ジャオ・ハオハイ
【キャスト】
チュー・ホンギャン、シューアン・リン、ソン・ソン、ソン・ツェンリン、チュー・チィハオ、イン・ツィーホン、ウェン・ジョンシュエ
まとめ
中国映画界を新たに担うチャン・チー監督が、驚嘆の映像美によって紡ぎ出す《アート・サスペンス》な映画『海街奇譚』。
2024年1月20日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次ロードショー中です。
本作を手がけたチャン・チー監督のトークイベントが、シアター・イメージフォーラムで2024年2月3日(土)と4日(日)の10:50の回上映後に行われます。
ぜひ劇場へお出かけください。